酒匂川水系世附川沖ビリ沢
- GPS
- 03:49
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 626m
- 下り
- 629m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
そばに車を無理矢理駐車しました。 公共交通機関利用の場合は山伏峠バス停が最寄りです。 土日は旭日丘と道志小学校との間のバスが2往復あります(運休期間あり。)。 平日だと富士山駅と道志小学校との間のバスが2往復あります(通年運転です。)。 平野から歩いてしまうのも手かもしれません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
水ノ木分岐からの踏み跡は廃登山道のようです(古い地形図に記載あり。)。 不明瞭な箇所もありますが、テープは多数あります。 ただし、崩れかけているような所もあるので、注意しながらの通行が必要です。 それ以外はかなり踏まれており特に危険箇所はありません。 下山後は道志の湯で入浴しました。 |
写真
感想
1 記録
(1)水ノ木分岐まで
普通の登山道です。問題はないでしょう。
(2)入渓点まで
水ノ木分岐からは廃登山道です。
同じ廃登山道でも、釜の沢ほどは歩かれていないようで、
笹が覆い被さっていたり、崩れかけていたりするところが散見されます。
ただ、廃登山道だけあって、先に書いたとおりテープは豊富にあります。
一度横着して踏み跡を辿ったら支尾根に入ってしまったことがありますが、
テープを頼りに進んでいれば問題はなかったはずです(テープを頼りに復帰しました。)。
トポでは西丸(標高1227mのピーク)の東北東の尾根をずっと降りていきますが、
標高1000m付近からテープが真北に向かっていたので、それに従って降りていきました。
もはや踏み跡の様子が認められませんが、手がかりとなる木は大量にあるので特に問題はないでしょう。
沖ビリ沢に出合ったところで入渓しました。
トポにいう「岩棚でできた小滝」のあたりと思われます。
(3)稜線まで
ゴーロが混じりつつ、上の方まできれいなナメが展開します。
7m滝はややヌメりました。
なくても行けると思いますが、初級者はトラロープを使ってしまうのが簡便です。
もちろん、体重をかけて大丈夫かを確認してからですが。
4段13mもちょっとヌメった記憶が。
ここも初級者はトラロープを使ってしまうのがよろしいかと。
3段10×15m滝から先も小滝が出てきますが、どれも簡単に登れます。
ツメは水ノ木分岐に直に詰め上がる沢を狙っていたのですが、
残念ながら少し菰釣山の方に詰め上がりました。
もちろん、その沢では、ということになりますが、
落ち葉が大量にあるのでツメはそれほど簡単ではありません。
忠実に沢筋をたどろうとすると脇の笹を支点にすることになります。
初心者がいる場合はザイルを出すことも考えるべきでしょう。
今回は途中から右岸の灌木帯を上がったのでザイルは不要でした。
(4)登山口まで
今回のルートでは東海自然歩道に詰め上げたので、あとは登山道を歩いて行くのみです。
西丸寄りに詰め上げた場合は、水ノ木分岐までまた踏み跡を辿っていくことになります。
後者の場合は足下にご注意ください。
2 感想
アクセスの問題からなかなか行く機会に恵まれなかった世附の沢に行ってきました。
誘ってくれた人は仕事で行かれなかったので、別の人と歩いてきました。
正直なところ、行程が短いこともあってあまり期待していなかったのですが、
いい意味で期待が裏切られました。なかなか立派なナメばかりです。
今回写真が少ないのは、テンションが上がった関係で、
あまり立ち止まって撮影しなかったためブレまくったためです。
←いい年してもう少し落ち着けよ。
下の方は単調な川原歩きのようなので、
尾根筋を忠実にたどらないで降りる方がいいかもしれません。
さすがに11月だけあって、水はけっこう冷たかったです。
いくら体脂肪率が高いといえど、さすがに釜に突っ込む気分にはなりません。
釜に突っ込まなければ、膝も濡らさないで十分に歩けます。
今回のルートの核心は水がなくなってからかも。
足下が落ち葉で滑ったりホールドがほとんどなかったり。
T氏はあまり経験がないためかかなり苦労していました。
あのようなところを登ると、自分が成長した気分になれるので意外と好きだったりします。
まあ、成長してないと困るんですけど。
灌木帯に入ってからは特に苦労する箇所はないでしょう。
もう少しのがんばりで東海自然歩道です。
もっとも、沖ビリ沢は下降路にも使われるようなので、
もっと詰めやすい支流があるんでしょう。
入渓点までのルートファインディングや適度なレベルのナメを踏まえると、
初心者を連れて楽しんでもらえるにはいいかも。
アクセスの問題が何とかなれば。
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