谷川岳 2012_12月（西黒尾根〜天神尾根）
群馬県
新潟県
ST
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 1,204m
- 下り
- 611m
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標高グラフを拡大コースタイム
ラクダの背 10:30
ザンゲ岩 11:30頃
肩の小屋 12:00
熊穴沢避難小屋 13:15
天神平 14:00頃
| 天候 | 晴れのちガス、雪 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
冬季 西黒尾根 鎖場は雪に埋もれています。 状況により巻いたり、直登したり判断 無雪期の急傾斜、岩稜部よりも 尾根部分の雪庇、トラバースがポイント 天神尾根上部 広い尾根、ガスってホワイトアウトすると方向見失いやすい 風が強いとクラストしていて、アイゼン跡もすぐに消えます。 |
写真
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年越えると、沼田山岳会の方が赤旗でルート付けられます。
感想
2012年12月9日 谷川岳初冬 西黒尾根〜天神平 参考としてUP
（11ヶ月前ですが、印象深く記憶しています）
午前晴れ、午後から曇り、雪→吹雪
いわゆる擬似晴天の短時間での周回です。
冬季の谷川岳、積雪量の多さとほとんど晴れる事が無いため
厳冬期は大変難しいため、自分の力では1、2月は近づけません。
初冬、タイミングが合えばと機会を待って入ります。
西黒尾根、無雪期と違い、森林限界上は、鎖場や傾斜のキツイ斜面よりも
それらを繋ぐ尾根部分の通過が、雪庇とナイフリッジ状で、核心部と
感じます。
さらに、3月の雪と違い、サラサラで、アイゼンの掛かり、ピッケルの手応えも
薄く、通過に慎重になります。
ラクダの背手前でご夫婦の方、前方に居られましたが、急斜に入る手前で
先行させていただきましたが、その後、上空の様子など見られたのでしょう
上がってこられませんでした。
狭い尾根の通過には、トレースあっても緊張の時間続きますが、
岩と雪のミックスの山容は大変美しく見とれてしまいます。
以前、日記にも書きましたが、3月の雪の多い様よりも、美しいと思います。
ザンゲ岩から上に出ると風が強く、雪面はクラストしていて、あれだけはっきりと
あったトレースも見えません。
ガスの中、雪から吹雪状態となり、ホワイトアウト寸前で上がると
天神尾根分岐付近の大岩が見えます。
ほっとして、ゆっくり、じっくり上がった記憶です。
ただ、ピークに行く気力は無かったです。
肩の小屋の冬季部屋で休憩後、天神尾根下りました。
天神尾根に出ると思っていたより多くの方、パーティーの方がいました。
無雪期よりも遥かに気持ち良く、楽に下ります。
熊穴沢の避難小屋もまだ周辺掘り起こされていて使えました。
この後、4月上旬頃まで埋まっています。
ロープウエイ乗り場までも、まだ、無雪期のルートですが
ロープや鎖は埋まっていますので、トラバース部分は慎重になります。
ここも、この後4月まで、雪庇下のトラバースになるので、
尾根上にルートが変わります。
天神平スキー場の右端の上級者コース（下から見て）、滑落停止やビーコンの
雪上講習会が行われています。
印象深く残った1日で、また今年もこのような機会に上がりたいと
チャンスを願っています。
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