戸隠の三角点 藪三昧

2021年11月01日(月) [日帰り]

• GPS: 03:08
• 距離: 6.5km
• 登り: 241m
• 下り: 240m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:09
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:09

10:16 大橋登山口
13:25 大橋登山口

天候

秋晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

黒姫山への、大橋駐車場に停めました。がらがら。

コース状況／危険箇所等

通して、笹と根間がりの藪漕ぎ。
頼りの獣道も僅か、難儀しました。

写真

11/1 10:16

駐車場に着きました。二台しか停まっていません。

11/1 10:18

私は黒姫山の反対に向かいます。

11/1 10:21

水路が通っていて、横に整備された道がつながっています。

11/1 10:25

見事に刈られています。

11/1 10:31

水路終点。
お魚もいましたよ。釣っちゃダメ。
さて藪に入ります。
覚悟は出来ています。

11/1 10:42

笹はまだ良し。
ここは平泳ぎ。

11/1 10:45

少し進むと広場に出ました。湿地ですので、笹が生えていません。

11/1 10:50

何で写真を撮ったかわからないけど、藪しかないので、つまらない写真ばかり。

11/1 10:58

ブナ林がきれいですが、笹も必ずついて来ます。
木から木へ伝うように進むと少し楽。

11/1 11:07

そして唖然。
きれいな道に飛び出しました。

ここまで、ルートを見極めたり藪漕ぎしたりで頑張ったのに。

11/1 11:13

少し藪が薄い場所で、自撮りしてみました。まだ余裕があります。

11/1 11:16

するとテープが現れる。
なんの為だろうか。
この藪の中で信じられない。大分以前のものです。
そこから稜線に乗ると、いよいよ藪がひどくなり、写真を撮る余裕がなくなりました。心細さで胃がキリキリ痛みだしました。
そのうえ、稜線を間違えたりで、いっそう心細くなってきました。

11/1 11:54

しかし、何とか三角点に近づいてきました。けれど、露出していない確率が高そうで、若干諦めれいました。
だけど、なんと、目の前に！
ここだけ少し藪が薄い。誰かきた形跡はありませんでした。

11/1 11:54

三等です。

11/1 11:54

嬉しくて、何枚も撮ってしまいました。
苦労が報われます。
下山します。

11/1 12:33

テープまで戻ってきました。
幾つか自分のテープと付けたけど、結局一つも回収できませんでした。稜線が広いし、藪がひどいので見つけられなかったのでしょう。

11/1 12:44

そして、奇麗な林道に出ました。しかし、ここからまた藪に突入します。

11/1 12:49

紅葉が奇麗だったのに。逆光。

11/1 13:01

だいぶ下ると、小さな沢が現れます。沢は笹が無くて、歩きやすかったです。だけどぐちょぐちょ。藪より良いです。

11/1 13:12

水路に降りる場所あらり、少し迷ったけど、ようやく到着。一人で心細かった。もう安全です。

感想

oyarisama

この三角点はとても難易度が高そうで、後回しにしてきました。よって、覚悟して訪れました。
登ってみると思っていた通り、藪ばかり。標高差が少ないのが唯一の望みでした。
藪の中一人きり、久しぶりに、心細さに胃が気持ち悪くなり立ち休み。米子奇妙山以来でした。
頼りの獣道は、クヌギなどが生えていなく食べ物が少ないせいか、ほとんどありません。
そして、極めつけ、根曲がりを強引に掻き分けたら、メガネを飛ばし紛失してしまいました。年を取ってきたら、逆によく目が見えるようになってきたので、もうこの際メガネをやめるきっかけになりました。近くは見えないけど。
待望の三角点はなんと、しっかり露出していました。びっくりです。全く誰も訪れた形跡はありませんでした。
なんか、山の奥深く、獣すら訪れずにひっそりと佇む三角点が、寂しそうににも力強そうにも思えました。
通して稜線は広く、藪の薄い所を見つけながら進むので、ルートを外してしまいがちです。決して一人でここに訪れないでください。好んで行く人はいないと思いますが。
私ももう行きません。
達成感だけは猛烈に味わえます。