越後駒ヶ岳(2002.7m)
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,227m
- 下り
- 1,211m
コースタイム
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
小倉山先より積雪あり.山頂付近10cmほどの積雪 |
感想
前日2時すぎに就寝。部活にバイトに忙しい。
黒部に引き続きハードな山行になってしまった。
今回の目的は八海山のときにみたかっこいい越後駒ヶ岳に登ること。
そして有名らしい滝雲を見ること。
さらには前日雪が降って新雪に違いないので、一足先に雪山を見る。
新しく買ったモンブランgtxの慣らし。
目的いっぱいあるな。まあいいか。
りかこはおそらく今シーズン最後になるだろう。
黒部で90分睡眠でテン泊してから睡眠不足への自信が着いた。
ハードに追い込む部活ではなく、のんびり登山だからなんとかなる。
4時半に起床。
5時出発。7時10分着。
車は東京、埼玉が多い。確かにアクセスいいもんな。
俺もナンバーは多摩だけど。
駐車場についたが、りかこが弱音を吐き始める。
眠すぎて無理だと。たしかに2時間しか寝ていない。
かなり迷った結果1時間睡眠をとることに。
コースタイムより少しは早く歩けるはず。8時半にでれば17時には帰れる。という計算。
最悪ヘッドライト下山でもいいかなーなんて考えていた。
そういえばこの枝折峠への道は11月11日をもって冬期閉鎖するらしい。少し早いけど積雪のシーズンになるのだろう。
車中泊が苦手なため、一人でカメラをもって少し登って滝雲スポットへ。
ちょうど流れ始めるところだった。7時50分ほど。
天気はよい。
ここからの景色は圧巻。
太陽こそ隠れているものの、雲が確かに流れ出している。というより、漏れだしているといったほうが正しい。
夢中でシャッターを切る。フィルムでもとった。現像が楽しみだ。
水墨画のように白と黒の世界。モノクロでとってもおもしろいかもなー
8時15分にりかこを起こし、準備開始。
最初から尾根道で樹林帯がなく、気持ちがいい。そしてすぐさま雪を纏った越後駒ヶ岳が現れる。
かっこいい!!美しい。
堂々として、威厳がある。標高はあれどもまるっこい中ノ岳が百名山にならない理由がよくわかる。
荒沢岳を左手に登っていく。荒沢岳もかっこいい。どっぷりとしっかり広がっている。
最初アップダウンが続くも、アップもダウンも短いためまったく疲労しない。その上、木道がばっちり整備されている。歩きやすい、展望もいい。
2時間後気付けば小倉山。
ここいらから下山組とすれ違う。
みんなはやいなー
そして新雪にご対面。くううーー感動。
このために来ました。
あんなに遠くにあった駒ヶ岳がみるみるうちに目の前に!
前駒の前後は岩場かつ、薄い雪で滑るし、危ない。
というか雪がなくても結構険しそうな岩場だったけどロープとかないのかな?
下山は少し慎重になった。
4時間ちょいで登頂。山頂に人は0。途中単独行の人がいたけどすぐ帰っていった。俺たちが最後。
まー日没ぎりぎりだったからねー
山頂でご飯を食べて下山。
あまり時間がないから急いで下山する。雪の上の下山はとても早い。
が、岩場は苦労した。危ない。
どんどん沈んでいく陽と戦いながら下山。
最後のアップダウンはこんなに何回もあったのか、と文句を言いたくなるくらい多かった。
17時に下山。
17時20分には真っ暗に。
ぎりぎりでした。でも計画通りとも言える。
読み自体に誤りはない。
けどここにケガが重なったりしたら大変だ。
結果、この尾根コースは最高に気持ちがよかった。ずっと展望がよく気持ちよく歩ける。
14キロというコースは少し長いものの、疲労はそれほどでもない。
モンブランは厚みのある中敷きを入れたせいで少しヒールカップがあわない。要検討。
しかし特に歩きにくいこともなく、足裏の痛みもなかった。
が、脛が若干あたって痛かった。けどゆるくするわけにもいかず、といったところ。
入山者は15人くらいか。軽アイゼンもいらないゆるい雪だった。
百名山5個目。
目的の滝雲もキレイに写真におさめ、満足でした。
雪の積もりはじめた越後駒ケ岳に興味がありました。
写真がなくても、文章だけでかなり様子が伝わってきました。
注文がひとつあります。
2人で登っていらっしゃるので、「その他メンバー1人」となさるのがよいかと。
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