(西三河)豊田市南山男岩クライミング練習&カルチャーショック
天候 | 晴れ。寒い。 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス | 下道か東海環状自動車道の豊田勘八で降りて香嵐渓方面に行き、中金小学校を右折してすぐ。 |
写真
感想
再び南山(なんざん)に来た。9月13日以来であるから二か月ぶりだ。
今回はテストすることが沢山ある。
一つはクライミングシューズ。
初心者用を新調した。
フラットソールのクライミングシューズを履くのは20数年ぶりぐらいだ。
というか、私はアルパイン派だという気負いからほとんど登山靴かアイゼンで登っていた。
しかしながら、どうもサイズを間違ったようだ。
家に帰ったら熱湯地獄で足に強引に合わせることにする。
最初にいつものように高度差20メートルの足慣らしルートを何本かテストした。
コングのダックの制動テストや新しいプルージックコードを試してみた。
どちらも問題なし。
次に男岩で一番長いルートをフィックスロープで何本か登った。
シューズが痛いので雄犬が立ちションをするように左足を上げて震わせていた。少しだけ痛みが引く。
新調したクライミングシューズは5・10のROGUEというものだが、初心者用だけあって小さなスタンスに立つというのには苦しい感じがする。やっぱり下に湾曲したダウントウのシューズの方が私にはいいと思った。
前回(9月13日)に来た時は、昔の自分のレベルを100点満点とすると3点〜5点ぐらいだと感じたけれど、今回は7点ぐらいな感じだ。まだまだレベルアップする内容が思い切り沢山ある。まさにド素人レベルである。それが自分でもよく分かっているので逆の意味で楽しい。
私は「岩は足で登るもの」としきりに周りに言っているが、今回は「岩はバランスだ」ということを思い出した。3点支持で登っていく中でのホールドとスタンスの微妙な駆け引きを思い出した。次のスタンスに立つためのゴマカシとは違う微妙なバランス感覚。それがスポーツとしての岩登りの楽しさの一つなんだと思う。
朝早くから練習していたので疲れてきた。
女岩に行くと、そこには素晴らしく上手な女性が登っていた。
女岩は右に行けば行くほど難しくなるが、難しい右側のルートを「難なく」という感じだった。
今の時代はみんなこんなに上手なんだろうか?
少なくとも私が若い頃の登りよりも上手だしスピードも速い。
小さなカルチャーショックを受けた。
確かに昔は右側のルートはホールドは刻んでいなかった。まさに岩のほんのわずかな凹凸をホールドやスタンスにしていたので昔の方が数倍は難しかったと思う。それにフィックスロープじゃなくて今でいうリードだったしね。けれど、それにしても惚れ惚れするほど上手な登りだった。登り方も私の昔の登り方に似ていてスタンスを狭めて登るアルパインスタイルだったので好感度大だった。
うーん、どうしよう?
彼女が登る様子を見ていたら女岩を登る気力が失せてしまったのでモミジで有名な香嵐渓まで行って紅葉を見てから家に帰ってきた。
家に帰って風呂に入ったとき、いつもの筋トレとは違う筋肉痛がしたので、やっぱり岩登りは筋肉を使うスポーツだと思った。
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