石尊山(四万温泉郷)――華麗絢爛[紅葉]の絵巻物
- GPS
- 03:38
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 569m
- 下り
- 568m
コースタイム
天候 | 晴ときどき曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道の入口は、小さな郵便ポストの角を奥に入る経路で、ちょっと分かりづらかったです。そのあとは、標識が明瞭。しかし、小さな鳥居を潜ったあたりから、標識やピンクテープなどの案内がまばらとなり、落ち葉に埋もれた道は、わかりづらいところがありました。石尊山から高田山への道は、ロープで仕切られ、一部登山道が崩落などで危険なため、侵入が阻まれていました。もう一つ、山頂まで樹林帯で眺望も紅葉も望めないという情報があり、今回は未踏。 |
その他周辺情報 | 町営「四万清流の湯」(〒377-0601群馬県吾妻郡中之条町大字四万3830-1/TEL:0279-64-2610)が、四万温泉街への道から100メートルほど入り左折したところにあります。大きな駐車場があり、入浴料は2時間500円。さて、泉質は、無色透明の清潔な湯でした。「四万温泉は、国民保養温泉地第一号に指定された国が認める『イイお湯』です。昔から『四万(よんまん)の病を癒す霊泉』であるとする伝説が生まれるほど、人々を癒して来ました」という四万温泉の説明を引用して添えます。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
この登山では、この秋、最高の紅葉シーンを堪能できました。天候も登りはじめは曇りがちでしたが、しばしば太陽光がモミジを紅く黄色く色どりを富ませ、その度に「おおーっ」という言葉に ならない声が漏れることが登山の最中、頂上にたどり着くまで、続きました。しかも、この感動が下山では倍加し、紅葉の絵巻物が解けるように続いたのです。これほど印象深く濃厚な紅葉体験は、たぶん生まれて初めてかもしれません。この登山を企画してくれた山友のY嬢(美魔女)といっしょに同行し私を気づかってくれたH嬢(美人)、そして石尊大権現に、心から感謝を申し上げます。ありがとうございます。
●石尊大権現(せきそんだいごんげん)
石尊山の由来となったのが、山頂に祀ってある石尊大権現です。修験道の修行場や霊場の雰囲気がある岩がごろごろしていたり、巨石がどかんとあるような、いわゆる磐座に祀られる神のようです。
石尊とは、「大山の山岳信仰と修験道的な信仰が融合した神仏習合の神であり、十一面観音を本地仏とする。大山寺の本尊が不動明王であったため誤解されることが多いが、門前町の観音寺の本尊が本地仏である。神仏分離・廃仏毀釈が行われる以前は、相模国雨降山大山寺から勧請されて全国の石尊社で祀られた。石尊大権現、大山石尊大権現ともいう」(ウィキペディア)とあり、元を辿ると、相模の大山信仰から派生したもののようです。大山の「山頂の磐座は『石尊権現』として大山寺本宮(石尊社)となり、石尊権現以外にも、大天狗社(現在の奥社)、小天狗社(現在の前社)、徳一宮(現在の地主神)なども祀られ信仰された」(ウィキペディア)。とすると、石尊は、江戸時代にブームとなった大山講の進展に深く関係しているのでしょうか。
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