【旅レコ1】鍋冠山と稲佐山、坂の町長崎を歩く。
- GPS
- 09:35
- 距離
- 24.8km
- 登り
- 754m
- 下り
- 763m
コースタイム
天候 | 曇り、ときどき小雨、のち晴れ、一瞬雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
飛行機
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全て舗装路です。坂の町、長崎はアップダウンが激しく、路地裏の階段も個人宅で行き止まりのこともよくあります。地図で確認しながら先に進むといいでしょう。1つ目の夜景スポット、鍋冠山はグラバー邸の裏山です。造船所に停泊する軍艦がよく見えます。2つ目は有名な稲佐山、帰路はナイトハイクとなりましたが、街灯はほぼ全てにあり、ヘッデンは不要でした。なお、ロープウェイが1時間に4本(夜間)、バスが30分置きに運行しています。下山時に利用してもいいかもしれません。 |
写真
感想
コロナ第5波もなぜか収束し、ようやく公共交通機関を使った遠征をする気になりました。選んだ行き先はなぜか行く機会のなかった長崎。ついでに雲仙岳を登り、お城めぐりをした後に、久住山から国東半島まで繋いでしまおうという大胆な企画です。
マイカーで向かう羽田空港。コロナ禍以降、実に2年ぶりとなる東京が変わらずそこにあることに拍子抜けしながらも、毎週末のように通ってた頃の音楽仲間の顔が目に浮かびます。晴れた関東平野の奥に、地元の赤城山を拝んだときには感動しました。
ピーカンだった空模様は途中から雲が多くなり、今日の長崎は雨。まずは国宝寺院を拝観し、中華街でお決まりのチャンポンを食べ、唐人町から鍋冠山の展望台へ。夜景名所でもある山頂はグラバー園の裏山、港の造船所や巡視艇が眼下に見渡せました。
グラバー園で歴史的建造物を見学し、国宝大浦天主堂ではキリシタン迫害の歴史を学びます。出島を見学後は夕暮れ迫る町並みを抜け、夜景の名所である稲佐山へと向かいます。日差しの戻った稲佐山公園からは、夕日の金波の絶景に息をのみました。
展望台では夕暮れから夜へと向かう町並みの変化を堪能し、日の落ちた後はいよいよ夜景タイム、百万弗の宝石箱を満喫します。平日でも賑わう山頂からは来た道を戻り、市街地の定食屋でひと休みした後、眼鏡橋を見て本日のお宿へと戻りました。
長崎は原爆が投下された街であるにもかかわらず、歴史的な建造物が多く残されています。山ひとつで国宝寺院が残されている広島もそうだったけど、地形の影響は大きかった様子。その投下地が信徒発見の住民が居た浦上だった偶然に心を痛めました。
今回は浦上の平和公園や浦上天主堂まで足を伸ばしたかったけど、タイムオーバー。時代を超えて何度も歴史の舞台となった長崎の町。何層構造にもなった文化の町の坂に群れるネコちゃんたちに癒やされ、またいつか訪れたいとの思いが強まりました。
コメント
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住宅地の写真、色々と驚愕するものがあって楽しかったです。
住民は慣れているんでしょうけれども、本当に道が細くてたいへんそう(´_`;)
観光地ってよりも、こういった生活圏での様々な違いを見れるのは、ありそうでないことのように思われるので、興味深く拝見しました。
日本という国はおもしろいですねぇ〜。
全て車道歩きということですが、日中は文化財の見学、夜は夜景と一粒で二度美味しい感じですね。
長崎の街並みは「坂の街」という点もそうですが、洋館、砲台、軍港など色々な要素が混ざっていて、私の地元の横浜や横須賀とも似た雰囲気を感じられました。
あと、崇福寺の建物は同じ黄檗宗の少林山達磨寺に少し似ている気がしますが、崇福寺の方がより中国テイストが強い感じがしますね。
お寺はどれも同じような建物だと思っていましたが、これには良い意味で期待を裏切られました。
早速、レポートを読ませていただきました。着いたときは、長崎は今日も雨だった、のに途中から晴れたんですね。降りはナイトハイクで、もしネオン街を通れば、長崎の夜はむらさき、ですね。
本場の長崎ちゃんぽん、とても美味しそうですね!長崎ちゃんぽんはリンガー○ットでしか食べたことがないです(はるか昔に鉄で行きましたが食べたか覚えていないです)
長崎は数々の歌の舞台、日本海側の気候みたいで冬場の雨も多く、内山田洋の歌も生まれたのかな。美輪明宏大先生やさだまさし、などの個性的な歌い手も輩出し、福山雅治やMISIAも長崎県出身みたい。昔から丸山町のような花街もあり、芸事には最適な文化的な香り高い町ならではですね。
本場の長崎ちゃんぽん、行ったのは有名店だったようで、すぐに満席になりました。こってりとしたスープが決め手で、具材のあっさりとした野菜とマッチングしていました。リンガーハッ○もカステラ一番文明堂も港近くにありましたよ。ジャパネットたかたなど、全国規模の企業も多いですね。
まずは九州遠征お疲れさまでした。
最初はどこに上陸かな?と思ってましたが、長崎だったんですネ。
長崎と言えば20代の頃の九州一人旅とその後社員旅行で観光地&ネオン街巡り。
写真のいくつかに遠〜い記憶が、、、。あ〜昭和の想い出。
その長崎の裏山巡りもしたんですね。
普段目にしない港町と異国情緒の風景が新鮮。
写真3のサービスショット地元民を代表してありがとうございました!
我が家は中央左上あたりかな
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