記録ID: 37338
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ハイキング
日光・那須・筑波
根本山・熊鷹山(アカヤシオと石仏を訪ねる)
2008年04月29日(火) [日帰り]
カイG
その他2人
- GPS
- 07:05
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 773m
- 下り
- 732m
コースタイム
8:10駐車場-8:20不死熊橋-9:25大割沢-10:00籠堂跡-10:20根本山神社奥社-10:45行者山-11:15中尾根十字路-11:25根本山-11:40十二山根本山神社本宮跡(昼)12:40-13:10熊鷹山-13:40林道出合-15:15駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年04月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
本来、根本山とは山名ではなく根本山神社のことを指していたようです。江戸時代には伊勢参りや熊野詣のごとくかなりの賑わいがあったようです。その名残の石柱や石仏と山頂のアカヤシオの群落をたずね、子供を無理やり連れて行ってきました。 駐車場は石鴨林道分岐手前に20〜30台止められます。林道は進入禁止です。トイレは5キロほど手前の桐生川ダムの水洗トイレが使えます。隧道手前を右に入りすぐ。 石仏をたずねるならダム湖かふるさとセンターあらりに車を置いて歩くことをお勧めします。ダム湖が終わったあたりから石鴨までかなりの石碑、石仏があります。車では気づかずに通り過ぎるか気づいても駐車スペースがありません。 根本沢のコースでが、不死熊橋を渡ってすぐの左側のロープに取り付きます。岩場を登れば明瞭な登山道が現れます。地形図では川の右(左岸)側に破線が続きますが、じっさいには何度も川の渡渉があります。水量は少なく登山靴を濡らすことは無いでしょう。基本的に奥社直下まで沢を詰めていくので沢から離れないように進みます。 奥社には鎖を使いますが、沢入口のロープをこなせた方なら問題ありません。また奥社から最初のピーク(行者山)まで鎖場が続きますが難しいことはありません。中尾根に出れば指導標も有り迷うことは無いでしょう。 奥社あたりからアカヤシオが現れ、中尾根十字路までの尾根はアカヤシオのプロムナードです。山頂の群落は山頂標識から北の尾根入ったところですのでお見逃し無いように。 熊鷹山には山頂から東の尾根に進みます。20分はど歩くと根本山神社本宮です。当時は大伽藍があったようですが、鳥居と石祠があるだけです。 本宮から軽いアップダウンの快適な尾根歩きとなり熊鷹山に到着します。ここには展望台もあり日光方面の山々が望めます。 山頂から南西の尾根を下り、傾斜が緩んだあたりから右に分かれる登山道に入ります。見落とさないように。急な下りですが、すぐに林道にでます。 長い林道歩きになりますが、日当たりのいい道脇には小さいながら様々な花が咲き、あきることはありません。写真ばかり撮り、なかなか進まない父に子供達からクレームがつきます。林道から眺める新緑もすばらしいものでした。 |
写真
撮影機器:
感想
山登りを30数年やっていますが、根本山の存在は最近まで知りませんでした。ここ20年位、山と渓谷を読んでますが紹介されたことは無いと思います。たまたま、インターネットでアカヤシオを検索して知ったしだいです。
調べるうちに、江戸当時にはガイドグックがでるほどの賑わいであり、沢コースには名残の丁石や石碑も見られると知り、アカヤシオとセットで登ることにしました。
登山口までの道脇には相当数の石碑、石仏が残り車での移動ではかなり見落としたものもあると思われます。ダムサイトから車を止め止め写真を撮っていたので登山口まで2時間近くかかってしまいました。
また山中のアカヤシオも素晴らしく、沢コースも鎖場や朽ち果てそうな奥社の社殿と変化があり大変楽しいものでした。実はこの一週間後の5月4日にもまったく同じコースを歩いてしまいました。この時点でもアカヤシオは十分見られました。参考までにその時の写真ものせました。
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