倉見山
- GPS
- 06:21
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 791m
- 下り
- 632m
コースタイム
天候 | 晴れ。風弱し。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
富士急行線 寿駅 14:17乗車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<倉見山登山口〜倉見山山頂> 山頂まで続く尾根道。落ち葉が降り積もって下りは滑りやすいかも。岩や石コロはない。急坂は最初の部分と山頂直下の部分。山頂直下の急坂は、柔らかい黒土の上に落ち葉が積もっているので、足下がおぼつかない。 <倉見山山頂〜杓子山と堂尾山の分岐> 稜線は痩せ尾根までいかないが細目。 やや岩や石コロが多い。 <倉見山山頂〜寿駅側の登山口> 堂尾山を経て麓まで続く尾根道。落ち葉が積もっているので、下りはやや滑りやすい。石コロが少しある。急坂はあっても短い。 |
その他周辺情報 | <葭之池温泉(よしのいけおんせん)> 寿駅から西にひと駅の葭之池温泉前駅近くに葭之池温泉(よしのいけおんせん)あり。 https://fujiyoshida.net/spot/22 下山後にひと駅分歩いてこの温泉に立ち寄るレコあり。 |
写真
感想
2021年11月14日(日)【倉見山】
今週末は、足を痛めてずっと山に行けてなかった友人から、足の具合がだいぶ良くなってきたので、軽めのハイキングに行きたいとのリクエストをもらった。
帰りの高速の大渋滞をさけるため、電車で行ける山を3つほど考えて提案したところ、富士山は見えるけど、あまり人気がなくて静かな富士急行線沿線の倉見山に行くことになった。
快晴の空の下、富士急行線の東桂駅から歩き始めた。しばらく車道を歩き、登山口から墓地の間をぬけて、倉見山へ連なる長い尾根道に入った。登り始めは大量の朴の木の落ち葉が積もっていた。20分ほど急坂を登ると、傾斜が緩んで、平坦なところと緩やかな登りを繰り返して、高度を上げていった。
植林ばかりの尾根道と思っていたが、落葉樹もしっかりとあって、終わりかけの紅葉が朝陽に輝いていた。これに野鳥のさえずりが聞こえてくれば最高なのだか、このコースは富士河口湖道路と並行しているので、高速を走る車の音がよく聞こえるのが玉にきずだ。北側の樹間からは三ッ峠山や滝子山、白谷ノ丸&黒岳、雁ヶ腹摺山なども垣間見えた。
古い木製の道標がある倉見分岐を過ぎると植林は姿を消し、すっかり葉を落としているが、とても気持ちの良い落葉樹の尾根になった。登山道が尾根の南側に入ると車の音も聞こえなくなって、南東側に今倉山や御正体山が見えるところがあった。
柔らかな黒土に落ち葉が積もって足下がおぼつかない急坂を登り着ると山頂に着いた。樹間から富士山が見えたが、大きな笠雲が山頂にかかって、山体に光が届いていなかった。
山頂はとても狭いので、ハイカーが来ると落ち着いてお昼を食べれそうにないので、テーブル&ベンチのあるひとつ先のコブ?に移動した。
まともテーブルは1つしかなく先客がいるので、壊れた?ベンチの1つに腰を下ろした。こちらのベンチは富士山が樹々の枝に邪魔されながらも真正面に見えるので、快適さは無くても十分に良い場所だった。
いつものとおりお湯を沸かして、富士山を眺めながらカップ麺を食べた。風がないので、寒くはないが、そんなにゆっくりできるところでもないので、食べ終わると早々に下山に移ることにした。
杓子山の方(南)に細い稜線を辿ると、西側に開けた場所があり、富士山のほか、天子山塊の毛無山、御坂山塊の十二ヶ岳、さらに遠方には南アルプスの山並みまで見ることができた。
素晴らしい展望を十分に楽しんだあと、杓子山と堂尾山の分岐に出てから、堂尾山を経て西側の麓に至る長い尾根道に入った。平坦部と緩やかな坂を繰り返す植林と落葉樹が混じった尾根道は、紅葉した落葉樹が午後の陽光にとても綺麗に輝いているところがあった。
堂尾山公園を経て、堂尾山の富士見台に出ると光り輝くススキの穂を前景にした晩秋らしい富士山を見ることができた。東側に目をやると杓子山から倉見山へ連なる山並みも橙色にきれいに輝いていた。
富士見台からの下りはあっけなく終わって、車道に出るといつの間にか風が強くなっていることに気がついた。寿駅に着くと丁度数分後に電車がくるところで、一息入れる間もなく車中の人となった。
おしまい。
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