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Yamareco

記録ID: 3742126
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

倉見山

2021年11月14日(日) [日帰り]
 - 拍手
1986marilyn その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:21
距離
9.6km
登り
791m
下り
632m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:42
休憩
1:40
合計
6:22
7:53
19
8:12
8:19
99
9:58
9:58
35
10:33
10:48
5
10:53
11:48
4
テーブル&ベンチのあるコブ
11:52
11:59
8
展望台
12:07
12:11
64
13:15
13:17
7
13:24
13:29
21
堂尾山富士見台
13:50
13:52
20
登山口
14:12
14:15
0
14:15
ゴール地点
天候 晴れ。風弱し。
過去天気図(気象庁) 2021年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
富士急行線 東桂駅 07:50下車。
富士急行線 寿駅 14:17乗車。
コース状況/
危険箇所等
<倉見山登山口〜倉見山山頂>
山頂まで続く尾根道。落ち葉が降り積もって下りは滑りやすいかも。岩や石コロはない。急坂は最初の部分と山頂直下の部分。山頂直下の急坂は、柔らかい黒土の上に落ち葉が積もっているので、足下がおぼつかない。

<倉見山山頂〜杓子山と堂尾山の分岐>
稜線は痩せ尾根までいかないが細目。
やや岩や石コロが多い。

<倉見山山頂〜寿駅側の登山口>
堂尾山を経て麓まで続く尾根道。落ち葉が積もっているので、下りはやや滑りやすい。石コロが少しある。急坂はあっても短い。
その他周辺情報 <葭之池温泉(よしのいけおんせん)>
寿駅から西にひと駅の葭之池温泉前駅近くに葭之池温泉(よしのいけおんせん)あり。
https://fujiyoshida.net/spot/22
下山後にひと駅分歩いてこの温泉に立ち寄るレコあり。
富士急行線 東桂駅で下車。
2021年11月14日 07:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/14 7:52
富士急行線 東桂駅で下車。
20分ほど車道を歩くと右手の墓地の前に倉見山登山口の道標がある。
2021年11月14日 08:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/14 8:12
20分ほど車道を歩くと右手の墓地の前に倉見山登山口の道標がある。
墓地の間を抜けると柵がある。
2021年11月14日 08:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 8:20
墓地の間を抜けると柵がある。
植林帯を抜けると朴木の落ち葉が大量に積もっている。
2021年11月14日 08:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/14 8:23
植林帯を抜けると朴木の落ち葉が大量に積もっている。
2021年11月14日 08:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 8:26
落葉樹に覆われた急坂の尾根道を登る。
2021年11月14日 08:31撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/14 8:31
落葉樹に覆われた急坂の尾根道を登る。
急坂を20分ほど登ると、傾斜が緩む。
2021年11月14日 08:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 8:44
急坂を20分ほど登ると、傾斜が緩む。
緩やかな登りと平坦なところが交互に現れる。
2021年11月14日 09:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/14 9:22
緩やかな登りと平坦なところが交互に現れる。
樹間から倉見山の山頂部?が見える。
2021年11月14日 09:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 9:45
樹間から倉見山の山頂部?が見える。
樹間から再び三ッ峠山。
2021年11月14日 09:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/14 9:46
樹間から再び三ッ峠山。
北には滝子山? 白谷ノ丸&黒岳? 雁ヶ腹摺山?も見える。
2021年11月14日 09:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/14 9:47
北には滝子山? 白谷ノ丸&黒岳? 雁ヶ腹摺山?も見える。
2021年11月14日 09:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 9:48
古い木製の道標が立つ倉見分岐。
2021年11月14日 09:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 9:54
古い木製の道標が立つ倉見分岐。
倉見分岐の先に紅葉が残っていた。
2021年11月14日 09:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 9:57
倉見分岐の先に紅葉が残っていた。
紅葉が残る尾根道を進む。
2021年11月14日 09:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 9:59
紅葉が残る尾根道を進む。
紅葉の森を抜けると葉の落ちた落葉樹の森を登る。
2021年11月14日 10:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/14 10:01
紅葉の森を抜けると葉の落ちた落葉樹の森を登る。
二十六夜山〜今倉山か見えた。手前右の鋭峰は文台山だろうか。
2021年11月14日 10:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/14 10:02
二十六夜山〜今倉山か見えた。手前右の鋭峰は文台山だろうか。
再び紅葉の尾根道を登る。
2021年11月14日 10:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 10:07
再び紅葉の尾根道を登る。
山頂部手前の急坂を登る。
2021年11月14日 10:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 10:19
山頂部手前の急坂を登る。
山頂の手前のコブに三ッ峠駅に下る分岐がある。
2021年11月14日 10:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 10:30
山頂の手前のコブに三ッ峠駅に下る分岐がある。
コブをひとつ越えると山頂まであとわずか。
2021年11月14日 10:31撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 10:31
コブをひとつ越えると山頂まであとわずか。
倉見山山頂に到着。とても狭い。富士山は樹間からしか見えない。
2021年11月14日 10:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/14 10:47
倉見山山頂に到着。とても狭い。富士山は樹間からしか見えない。
倉見山山頂からの富士山。
2021年11月14日 10:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
11/14 10:34
倉見山山頂からの富士山。
ひとつ先のテーブル&ベンチのあるコブに向かう。
2021年11月14日 10:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 10:49
ひとつ先のテーブル&ベンチのあるコブに向かう。
テーブル&ベンチのあるコブ?に到着。まともなテーブル&ベンチはひとつしかなくて、先客がおられたので写真の壊れたベンチでお昼にした。
2021年11月14日 11:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/14 11:47
テーブル&ベンチのあるコブ?に到着。まともなテーブル&ベンチはひとつしかなくて、先客がおられたので写真の壊れたベンチでお昼にした。
2021年11月14日 11:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 11:48
テーブル&ベンチのあるコブ?からの富士山。大きな笠雲が掛かっていた。
2021年11月14日 10:55撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/14 10:55
テーブル&ベンチのあるコブ?からの富士山。大きな笠雲が掛かっていた。
友人が漬けてくれた糠漬け。
2021年11月14日 11:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/14 11:07
友人が漬けてくれた糠漬け。
いつものように主食は低糖質のカップ麺。
2021年11月14日 11:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/14 11:20
いつものように主食は低糖質のカップ麺。
杓子山と堂尾山との分岐に向けて細尾根を南へ進む。
2021年11月14日 11:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 11:49
杓子山と堂尾山との分岐に向けて細尾根を南へ進む。
細尾根の途中に西側が開けたところがあり、天子山塊、御坂山塊、さらに遠方には南アルプスも見えた。ここが「見晴台」と呼ばれるところか。
2021年11月14日 11:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 11:52
細尾根の途中に西側が開けたところがあり、天子山塊、御坂山塊、さらに遠方には南アルプスも見えた。ここが「見晴台」と呼ばれるところか。
足和田山の遠方に南アルプス南部の巨峰群も見えた。
2021年11月14日 11:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 11:52
足和田山の遠方に南アルプス南部の巨峰群も見えた。
御坂山塊の稜線がたわんだところから南アルプス北部が見えている。
2021年11月14日 11:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 11:52
御坂山塊の稜線がたわんだところから南アルプス北部が見えている。
御坂山塊の雪頭ヶ岳&鬼ヶ岳、十二ヶ岳〜節刀ヶ岳あたり。
2021年11月14日 11:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 11:52
御坂山塊の雪頭ヶ岳&鬼ヶ岳、十二ヶ岳〜節刀ヶ岳あたり。
笠雲が下がってきて、富士山の山頂部を隠してしまった。
2021年11月14日 11:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/14 11:57
笠雲が下がってきて、富士山の山頂部を隠してしまった。
杓子山と堂尾山の分岐に向けて稜線を南へ進む。
2021年11月14日 12:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/14 12:01
杓子山と堂尾山の分岐に向けて稜線を南へ進む。
杓子山と堂尾山の分岐に到着。
2021年11月14日 12:09撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 12:09
杓子山と堂尾山の分岐に到着。
杓子山と堂尾山の分岐
2021年11月14日 12:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 12:07
杓子山と堂尾山の分岐
分岐から富士山。
2021年11月14日 12:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/14 12:08
分岐から富士山。
堂尾山を経て麓に至る尾根道に入る。植林ばかりではなく、落葉樹も多くて登山道は落ち葉でフカフカだ。緩やかな坂と平坦部が交互に現れる。
2021年11月14日 12:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/14 12:35
堂尾山を経て麓に至る尾根道に入る。植林ばかりではなく、落葉樹も多くて登山道は落ち葉でフカフカだ。緩やかな坂と平坦部が交互に現れる。
紅葉がまだ十分に残っているところがあった。
2021年11月14日 12:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/14 12:44
紅葉がまだ十分に残っているところがあった。
紅葉がまだ十分に残っているところがあった。
2021年11月14日 12:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/14 12:45
紅葉がまだ十分に残っているところがあった。
紅葉の尾根道を進む。
2021年11月14日 12:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/14 12:45
紅葉の尾根道を進む。
2021年11月14日 12:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/14 12:54
2021年11月14日 12:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2021年11月14日 12:55撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/14 12:55
紅葉の森を抜けると尾根が広くなり、大きくつづら折りに下る。
2021年11月14日 13:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 13:02
紅葉の森を抜けると尾根が広くなり、大きくつづら折りに下る。
三ッ峠山がクリアに見えた。
2021年11月14日 13:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 13:04
三ッ峠山がクリアに見えた。
お花を一輪見つけた。
2021年11月14日 13:09撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/14 13:09
お花を一輪見つけた。
堂尾山公園に到着。公園といっても広場の端に石碑?があるだけ。春には桜が咲くのだろうか。
2021年11月14日 13:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 13:15
堂尾山公園に到着。公園といっても広場の端に石碑?があるだけ。春には桜が咲くのだろうか。
堂尾山公園
2021年11月14日 13:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 13:16
堂尾山公園
堂尾山公園を後にして、堂尾山富士見台へ向かう。左(南)は向原へ、右(北東)は三ッ峠駅へ至る。
2021年11月14日 13:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 13:16
堂尾山公園を後にして、堂尾山富士見台へ向かう。左(南)は向原へ、右(北東)は三ッ峠駅へ至る。
堂尾山富士見台への分岐。
2021年11月14日 13:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 13:22
堂尾山富士見台への分岐。
堂尾山富士見台に到着。
2021年11月14日 13:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 13:24
堂尾山富士見台に到着。
倉見山から杓子山に連なる山並み
2021年11月14日 13:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/14 13:26
倉見山から杓子山に連なる山並み
杓子山方向のアップ
2021年11月14日 13:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/14 13:26
杓子山方向のアップ
堂尾山富士見台からの富士山。
2021年11月14日 13:34撮影 by  F-52A, FUJITSU
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11/14 13:34
堂尾山富士見台からの富士山。
てんとう虫がいた。
2021年11月14日 13:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 13:27
てんとう虫がいた。
堂尾山富士見台を後にする。
2021年11月14日 13:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 13:35
堂尾山富士見台を後にする。
祠があった。
2021年11月14日 13:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 13:39
祠があった。
麓に向けて広い尾根を下る。
2021年11月14日 13:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 13:40
麓に向けて広い尾根を下る。
何だろう?
2021年11月14日 13:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 13:45
何だろう?
何だろう?
2021年11月14日 13:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 13:45
何だろう?
麓の車道まであとわずか。
2021年11月14日 13:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 13:46
麓の車道まであとわずか。
最後に鉄製の赤い階段を下れば車道に出る。
2021年11月14日 13:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 13:50
最後に鉄製の赤い階段を下れば車道に出る。
逆コースはコンクリート壁沿いのスロープを進み、折り返して鉄製の階段を登れば登山道に入る。
2021年11月14日 13:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 13:51
逆コースはコンクリート壁沿いのスロープを進み、折り返して鉄製の階段を登れば登山道に入る。
倉見山かな? 寿駅へ向かう途中から。
2021年11月14日 14:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 14:05
倉見山かな? 寿駅へ向かう途中から。
無人の富士急行線の寿駅。14:17発の大月行きに乗れた。
2021年11月14日 14:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/14 14:13
無人の富士急行線の寿駅。14:17発の大月行きに乗れた。

感想

2021年11月14日(日)【倉見山】

今週末は、足を痛めてずっと山に行けてなかった友人から、足の具合がだいぶ良くなってきたので、軽めのハイキングに行きたいとのリクエストをもらった。

帰りの高速の大渋滞をさけるため、電車で行ける山を3つほど考えて提案したところ、富士山は見えるけど、あまり人気がなくて静かな富士急行線沿線の倉見山に行くことになった。

快晴の空の下、富士急行線の東桂駅から歩き始めた。しばらく車道を歩き、登山口から墓地の間をぬけて、倉見山へ連なる長い尾根道に入った。登り始めは大量の朴の木の落ち葉が積もっていた。20分ほど急坂を登ると、傾斜が緩んで、平坦なところと緩やかな登りを繰り返して、高度を上げていった。

植林ばかりの尾根道と思っていたが、落葉樹もしっかりとあって、終わりかけの紅葉が朝陽に輝いていた。これに野鳥のさえずりが聞こえてくれば最高なのだか、このコースは富士河口湖道路と並行しているので、高速を走る車の音がよく聞こえるのが玉にきずだ。北側の樹間からは三ッ峠山や滝子山、白谷ノ丸&黒岳、雁ヶ腹摺山なども垣間見えた。

古い木製の道標がある倉見分岐を過ぎると植林は姿を消し、すっかり葉を落としているが、とても気持ちの良い落葉樹の尾根になった。登山道が尾根の南側に入ると車の音も聞こえなくなって、南東側に今倉山や御正体山が見えるところがあった。

柔らかな黒土に落ち葉が積もって足下がおぼつかない急坂を登り着ると山頂に着いた。樹間から富士山が見えたが、大きな笠雲が山頂にかかって、山体に光が届いていなかった。

山頂はとても狭いので、ハイカーが来ると落ち着いてお昼を食べれそうにないので、テーブル&ベンチのあるひとつ先のコブ?に移動した。

まともテーブルは1つしかなく先客がいるので、壊れた?ベンチの1つに腰を下ろした。こちらのベンチは富士山が樹々の枝に邪魔されながらも真正面に見えるので、快適さは無くても十分に良い場所だった。

いつものとおりお湯を沸かして、富士山を眺めながらカップ麺を食べた。風がないので、寒くはないが、そんなにゆっくりできるところでもないので、食べ終わると早々に下山に移ることにした。

杓子山の方(南)に細い稜線を辿ると、西側に開けた場所があり、富士山のほか、天子山塊の毛無山、御坂山塊の十二ヶ岳、さらに遠方には南アルプスの山並みまで見ることができた。

素晴らしい展望を十分に楽しんだあと、杓子山と堂尾山の分岐に出てから、堂尾山を経て西側の麓に至る長い尾根道に入った。平坦部と緩やかな坂を繰り返す植林と落葉樹が混じった尾根道は、紅葉した落葉樹が午後の陽光にとても綺麗に輝いているところがあった。

堂尾山公園を経て、堂尾山の富士見台に出ると光り輝くススキの穂を前景にした晩秋らしい富士山を見ることができた。東側に目をやると杓子山から倉見山へ連なる山並みも橙色にきれいに輝いていた。

富士見台からの下りはあっけなく終わって、車道に出るといつの間にか風が強くなっていることに気がついた。寿駅に着くと丁度数分後に電車がくるところで、一息入れる間もなく車中の人となった。

おしまい。

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