【伯耆大山】三ノ沢〜剣ヶ峰【槍トラバース省略ルート】

2013年11月23日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 4.8km
• 登り: 820m
• 下り: 818m

コースタイム

三ノ沢入口（6:32）〜ワカン装着（7:30）〜ストックからピッケルへ、アイゼン装着。槍の左の稜線を目指して登はん開始（8:05）〜槍尾根（8:46）〜剣が峰（9:26〜10:30）〜三ノ沢入口（12:30くらいかな）、所要時間6時間くらい

天候

晴れ（朝は稜線付近はガス）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

南光河原駐車場へとめる

コース状況／危険箇所等

　三ノ沢の砂利道をしばらく進んだら左側に「仮登山道」があるのでそこに入ります。えん堤越えに多少苦労しますが、意地で登りましょう。次第に雪の量が増えてきて、自分は途中からワカンに替えました。
　無雪期のルートで槍尾根に登ってもいいですが、今回は槍の左側を直登する登はんルートを選択しました。ピッケルとアイゼン（12本）でやった方が無難でしょう。
　槍尾根にでてからは充実に尾根を登り高度を稼ぎます。細い尾根なので滑落の危険があります。特に天狗が峰付近は雪庇が発達しやすいので注意が必要。また積雪期は稜線の視界が悪くなりがちなので、間違えて支尾根にいかないようにしましょう（この日は朝視界が悪く、コンパスを使いました）。
　天狗から剣までももちろん細尾根歩きです。この時期はまだ雪が安定してなくさらさらしているので滑りやすく危険度が高いと思われます。

写真

ピッケルの掛け方を忘れて一苦労。とりあえずくっつけといた感じ。山コップ初導入。

仮登山道は工事現場の人らが作業中でも通れるの？

上部分が照らされてきました。

しばらくツボ足でいきます。ノントレース。わくわく。

この日初めての難所。

今回は赤線のルートを行きました。通常の夏山ルートはもうちょっと右側から稜線にでます。

ワカンを履いたらあら不思議、沈まない。

キリンの白鉄柱を発見。

月が見える。

登るでー

11/24 21:54

傾斜が急になってきたので、装備を一新。アイゼンに替えるのが遅れました。かなりの斜度で切り替えざるを得ないことに（何度か滑りました）。

ピッケルをがしがし突き刺して登っていきます。

次第にガスってきて奥が不明瞭に。

11/24 21:55

まっすぐ登ると体力を消耗するので、ジグザグ登り。

槍の左側ルートは面白い物体が見られます。

真ん中をよじ登る。

無事稜線にでました。

でたものの視界が悪い。

どうやら先行者がいたようです。

うーん、見えづらい。

雪がさらさらしているので片膝ついて通過することもあり。幸い風はあまり吹いていません。

剣が見えました。

せっかくなので1700メートルの細尾根の上でセルフ写真。

剣が峰到着。

11/24 21:54

ジェットボイルでラーメン、カフェオレ。

右から一、二、三ノ沢。

弥山でこっちを見てる人が何人か。こっちきてー、いや、やっぱこなくていいです。

三ノ沢から登ってこられる人あり。

槍が峰。

槍尾根を目指す人。

下りはバックステップでピッケルを突き刺して。

オレンジスパッツ初着用。シザーバッグは邪魔でしたが、次回また使ってみます。

感想

sappan

　そろそろ環状道路が積雪で通行止めになってしまうので、その前に積雪期三ノ沢〜剣をしてしまうことにしました。ワカン、アイゼン、ピッケルも今シーズンはじめて扱うので練習の意味でもよかったです。
　積雪期の三ノ沢は槍尾根にでるまでいくつかルートがあるようです。今回登った沢の左側からもいけるみたいなので、次やってみたいですね。

コメント

r_papa21

お疲れさまです。
もうすでに完全に雪山ですね。ベテランの方はやはりこのコースで剣ヶ峰に行かれるんですね。いつかはこういうコースで登れるように経験積んで行かないとですね。

sappan

papaさんへ
ある程度大山歩いた方々はたしかに南壁を登る傾向にあるようです。健康の森か三ノ沢スタートの方が多いんでしょうか。積雪期のこのルートはこのまま剣までいかず、最終えん堤付近か、槍尾根をあがったくらいで帰る登山者が多い気がします。また大山へぜひきてください＾＾