最終更新:まとやん/的場 一峰🍡
基本情報
標高 | 1729m |
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場所 | 北緯35度22分16秒, 東経133度32分46秒 |
山頂 | |
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危険個所 | |
展望ポイント |
山の解説 - [出典:Wikipedia]
大山(だいせん)は、日本の鳥取県にある標高1,729mの山。成層火山であるが、活火山としては扱われていない。日本百名山や日本百景にも選定され、鳥取県のシンボルの一つとされている。大山は中国山地の連なりからやや北に離れた位置にある独立峰の火山で、その裾野は日本海に達しており主峰の剣ヶ峰や三鈷峰、烏ヶ山や船上山などの峰を持つ。山体は東西約35km、南北約30km、総体積約120km3。日本列島におけるデイサイト質火山の中でも最大級の規模である。
広義には南東側に連なる擬宝珠山・蒜山(上蒜山、中蒜山、下蒜山)・皆ヶ山などの蒜山火山群。
最高点は剣ヶ峰であるが、剣ヶ峰に至る縦走路が危険であることから古くから第二峰の弥山(みせん 1,709m)で祭事が行われたことから、一般には弥山を頂上としている。
一帯は大山隠岐国立公園に指定されており、標高800mから1,300mは西日本最大のブナ林に覆われ、その上部には亜高山針葉樹林帯がなく低木林や草原の高山帯になっている。山頂付近に見られるダイセンキャラボクの純林は国の特別天然記念物に指定されている。また、国の鳥獣保護区(大規模生息地)に指定されている(面積5,156ha、うち特別保護地区2,266ha)。
周辺の地域では古くから大山信仰が根強い。現存する最古の記述は『出雲国風土記』の国引き神話で、三瓶山と同様に縄を引っ掛けて島根半島を引き寄せたとある。、奈良時代の養老年間に山岳信仰の山として開かれたとされる。北西の山腹には大神山神社奥宮や大山寺阿弥陀堂があり、、一般人の登山は禁止されていた。
大山山麓は昭和初期から開拓が始まったが因伯牛の放牧地が広がり土地利用は低位であった。1941年(昭和16年)からは旧日光村の標高600m付近の400町歩で松江刑務所の受刑者による開拓作業が始まったが十分な成果は得られなかった。
戦後、満州からの引き揚げ者などが入植し始めると開拓域は標高1000m付近にまで広がった。
山頂を保護するための取り組みとして、登山時に石を1つリュックに入れて登山し山頂に置いて下山するという「一木一石運動」が、1985年(昭和60年)に結成された「大山の頂上を保護する会」によって行われている。