ぶらり奥多摩むかしみち〜午後からのんびり西久保まで
- GPS
- 03:50
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 209m
- 下り
- 90m
コースタイム
※上記は自分の次回参考用に書いていますが、いつもにも増して完全なお散歩モードです。
奥多摩町観光案内所の参考コースタイムは下記。
奥多摩駅〜槐木(さいかちぎ) 30分
槐木〜桧村(橋詰)〜白髭神社 50分
白髭神社〜西久保切り替えし 50分
西久保切り替えし〜奥多摩湖 90分
天候 | くもりのち時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://www.nisitokyobus.co.jp/rosen/lib/objects/hiking_okutama_130901.pdf ※むかしみち終点は奥多摩湖です。奥多摩湖→奥多摩駅 340円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<登山ポスト> 奥多摩駅にありますが、今回は出していません。 <道の状況> ■むかしみちは日曜日以外一部通行止め 水道管新設工事のため、平成25年7月8日から平成26年6月(予定)の間、南氷川入口〜さいかちぎ公衆トイレ付近が通行止め/さいかちぎ公衆トイレ付近〜境駐在所付近が通行規制となります(日曜・祭日は通行可)。迂回路として青梅街道(国道411号線)をご利用ください。 −−−以上、奥多摩ビジターセンターHPより−−− http://www.okutama-vc.com/%E7%99%BB%E5%B1%B1%E9%81%93-%E9%81%93%E8%B7%AF%E7%8A%B6%E6%B3%81%E4%B8%80%E8%A6%A7/ つまり平日&土曜日は奥多摩駅〜桧村バス停までは国道歩きとなります。 でも多摩川にかかる橋から渓谷を見られるので、むしろいいかも。 ■ルートについて 今回私が歩いたルート(桧村〜西久保)は全て、舗装あるいは踏み固められた砂利道でした。 ほぼ平坦なので距離はともかく誰でも歩けると思います。 が、西久保から先は登山道(土の道)になり、浅間神社まで距離300〜400mで高度を100m上げるので結構急坂と思われます。ここがむかしみち全コースを通して一番の難所?とのこと。 全コースはちょっと難しいという方には、境橋バス停〜西久保(桃ヶ沢バス停)の約3kmが、見所が集中していて道も平坦なのでオススメ。 全コースを歩く場合、水根付近以外ルート上に売店や食堂、自動販売機はないので、山歩きに準じた装備を持ったほうがいいです。食料、水、ヘッドランプ、防寒具、傘など。 11月5日には西久保周辺で熊が出たそうなので熊鈴も? エスケープルート(バス停への抜け場所やバスの時間)も確認しておくといいかも。 ■マップについて 出発前に奥多摩駅前の観光案内所で、むかしみちのマップをもらっていくことをお勧めします。 参考コースタイムや見所の説明、トイレの場所、途中どこでバス停に抜けられるかが書いてあり、地形図や昭文社マップよりずっと役に立ちます(笑)。 ■トイレ・ベンチ 槐木(さいかちぎ):ベンチ、トイレ(今回は通行止めのため未確認) 桧村(橋詰バス停上)の階段上:ベンチ 橋詰バス停〜不動の上滝の間:手作りベンチ 不動の上滝:トイレ 白髭神社:ベンチ 惣岳の成田不動尊:トイレ 西久保見晴らし広場:ベンチテーブル2台、トイレ(バイオトイレのため、処理能力を超えると使用停止) ※西久保以外のベンチは小さいのが1つずつです。 ※敷物があれば、しだくら橋・道所橋を渡った向こう側、道所の玉堂歌碑近くでも休憩可。私の歩いた範囲ではそれ以外に安全に座って休めるところはありませんでした。 ※西久保〜水根の間では下記で休憩出来るようです(未確認)。 浅間神社の境内 水根沢キャンプ場(コース外) トイレあり 青目立不動尊 コース唯一の食堂あり、食事した人だけ? |
写真
感想
初めは22日の金曜日に行こうかなと思っていました。
でも前日21日も丹沢で長い林道歩き。2日続けて舗装道長距離ってどうなの?って考えてしまい、一呼吸置いて週明けに行くことに。
それが25日のあの嵐です。
窓の外に吹き荒れる風雨を聞きながら、決断ミスを後悔しまくり。
これじゃあ、紅葉は一気に持っていかれるに違いない…。
でも明日もし。
もしも部屋の前の紅葉しきった桜の葉っぱが残っていたら、行くことにしよう。
「最後の一葉」ばりの願掛けで、翌朝恐る恐る窓の外を見てみると。
…葉っぱは半分残っていました。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
朝は用事があったので、ちょっと遅い出発で奥多摩へ。
この時間じゃ登山組はもういないだろうから、空いているかな〜と思った青梅線は、意外と混んでいました。
御嶽駅では乗客総入れ替え?
大半のハイカーが下りたと思ったら、クラブ○ーリズムの団体さんが車両半分くらい乗ってきました。びっくり。
ツアーでも自由席の普通列車使うんですね。
奥多摩駅で点呼を取る団体さん(バス何台分も!)を横目に、観光案内所へ。
最新のむかしみちマップをもらうためですが、ここで衝撃の事実発覚です。
奥多摩〜桧村間のむかしみちが、日祝日以外通行止めだって!
ショック…今回見たいものの1つが「草に埋もれる廃線トロッコ軌道」だったのですが、それはこの区間にあるのです…。
架橋を下から見上げるポイントは他にもいくつかあるものの、間近で線路跡が見られるのはやはりそこだけのこと。
未練がましく、どこか下からじゃなくて上から線路を見られるところありませんか…と尋ねたところ、日原方面に少し行けば、と教えてくれました。
むかしみちの歩き始めがさらに遅くなることに躊躇しましたが、折角教えてもらったので寄り道することに。
結果は、まあ、思った通りというか(笑)。
気を取り直し、桧村にあるむかしみちの臨時入口まで国道(青梅街道)を歩きます。
が、これが意外とよかった。
いくつもの橋を渡るのでそのつど紅葉の渓谷を覗き込むことが出来るこのルート、ひょっとして観光的にはこちらに軍配があがるかも?
いくら渓谷沿いの道を歩いても、木々が邪魔してなかなか谷底や渓流は見えないですからね。
桧村バス停から「むかしみち入口」の案内板に従って旧道に入るも、一度集落内の急坂を登って、すぐまた階段で下ろされて、出たところは「橋詰バス停」のすぐそば。
地図で見てもほとんどショートカット出来ていないから、ここは橋詰まで歩いて檜村橋を覗き込んでからむかしみちに入ってもよかったな(^_^;)ゞ
むかしみちは境集落からが核心部。
点在する交易街道の名残りと、嵐で大分持っていかれたらしいもののまだまだ残っていた紅葉を堪能しながらのんびりだらり。
午後出発はやはり遅すぎたようで、またもや途中から渓谷が日陰になってしまったのが残念でしたが、それでも静かな街道歩き、楽しかったです。
メインデシィッシュの境のイロハカエデ、しだくら橋、道所橋でそれぞれのんびり時間を取ったため、西久保に着いたのはもう16時。
マップを確認するとゴールの奥多摩湖まであとコースタイム1時間半とあります。
さらにここから浅間神社までは結構な急坂のよう。
もう完全に山道は日陰だし、景色に多くも望めない…
今から桃ヶ沢バス停に行けば、ほとんど待たずにバスに乗れそうです。
…はい、エスケープ決定。
奥多摩湖へ続く山道を横目で見ながら青梅街道へ抜けるトンネルをくぐり、本日のお散歩は終了。
ずっと舗装(&固められた砂利)の道でしたが、ガチガチのアスファルトというのとも違って足当たりが優しく、ほぼ平坦なので楽チン。
本当にのんびりだらりの紅葉狩りに最適な散歩道でした♪
山歩きをしない方や高齢者の方には、核心部の境橋バス停〜桃ヶ沢バス停間の3kmだけでも十分楽しめると思います。
来年はお義母さんを誘ってみようかな〜。
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