深山園地展望広場 - とても歩けないと諦めていた尾根だったが・・・
kinoe
体力度について
- GPS
- 05:28
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 889m
- 下り
- 899m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 4:22
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 5:29
| 天候 | 晴れのち曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
トイレは閉鎖中。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
※登山道ではありません。 ※GPS推奨、部分的にテープあり。 <塩那道路までの破線＞ 随所にテープあり。 砂防堰堤が連続する場所以外では道型明瞭。 特段の危険個所なし。（VR基準） ＜塩那道路〜P1238＞ 取り付き場所は、高さ2mほどのコンクリートブロック壁。 鉄塔12号付近までは旧破線の道型あり。ただし一部は笹ヤブなので、途中で旧破線を外してP1168.3まで直登した方が良いかもしれない。 P1168.3まで時々テープあり。 P1168.3からP1238の直前までは快適な稜線歩き。 P1238の直前から密ヤブある（数十m）が獣道あり。逆に獣道を辿れなければ難儀するでしょう。 ＜P1238〜鉄塔8号＞ 序盤の密ヤブは獣道ですぐに抜けられる。 以降は右側の笹ヤブとの際を降りて行く（テープも散見）が、標高1130付近の尾根が広がる場所で進路の決断に迫られる。�‥甘�8号に最短距離で進むため、ヤブ漕ぎ覚悟で右の尾根筋を降りていく。��鉄塔8号から遠ざかっていくが、ヤブが薄くなること期待しこのまま笹ヤブとの際を降りていく。 |
| ファイル |
計画ルート図
（更新時刻：2021/11/20 21:38） |
写真
どれほどのヤブなのか確認しに行きます。ヒェ〜。
取り付き場所に来たが、山側は全面コンクリートで、上がれそうなのはココしかない。高さは2mくらいか。反射板に足を掛け、何とかよじ登った。
6
反射板に足を掛け、何とかよじ登った。
悩んだ末、計画通り道型を進むことにした。
獣道を辿るが、それでもヤブ漕ぎ必至。
オニギリ1個とバナナ、コーヒー。
3年前の印象では、到底無理そうだったが。。。
しばらくは右のヤブとの際を降りて行く。
ここまでくれば安全圏。コーヒーにした。
4時間くらいかと思ったが、やはり5時間以上かかってしまった。
感想
今回は珍しく、shige-ponさんが下記レコで歩かれたルートのほぼ後追いです。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3736933.html
私の勝手な印象ですが、shige-ponさんは那須や日光エリアで精力的に未踏ルートに挑戦（開拓）されているパイオニア的存在です。（誤解があったら申し訳ありません。）
3年前、私は深山園地からP1238に登り、そこから北または東に進めるのか偵察しました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1504353.html
その時、レコに書いた感想が以下です。
・P1238から北尾根の様子を伺いましたが、濃い笹ヤブでした。
・P1238からP1200方向も探ってみましたが、やはり背の高い笹ヤブでした。ただ獣道も確認できました。
私には東も北もとても歩く気にはなれない状況でしたが、なんとソコをshige-ponさんが東から登り北に降りていったのです。マジか〜。
しかも、レコには何枚かの笹ヤブの写真があるだけで苦労されたような記載はなく、コメントで尋ねてみても「全く難儀はしませんでしたよ」ですって。
わざわざヤブ漕ぎに行くのもなぁと思う反面、どうしてもこの温度差を確認したくなってしまったのでした。
塩那道路からの登り。取り付きは、せっかくなので気になっていた旧地図の破線を進みました。意外にもP1168.3までテープがあったりして、歩く人がいるのかもしれません。そのまま直登すれば良かったのかもしれませんが、私は破線に従い途中で東に迂回し、さっそく背丈ほどの笹ヤブの洗礼を受けました。鉄塔12号からも薄い笹ヤブでしたが、踏み跡（獣道）が明瞭だったため、それほど苦労することなくP1168.3に到着できました。
P1168.3から先は、shige-ponさんからの回答通りビックリするほど踏み跡明瞭で、登山道かと思えるほどヤブもなく快適な稜線歩きです。鹿たちが何年にも渡って往復してできた踏み跡、本当に見事でした。
さて、いよいよP1238を目前にして問題の濃い笹ヤブ登場です。が、確かに明瞭な獣道がありました。腰をかがめ手で掻き分ける必要があり決して快適ではありませんが、むやみに突入するより何倍も早く進むことができました。たぶん10分も掛からずP1238に抜け出たのではないでしょうか。
P1238から少し下った展望広場で軽食休憩した後、次は北に向かっての笹ヤブの降りですが、コッチにも明瞭な獣道があって、下りということもありさっきよりも楽に笹ヤブを抜け少し拍子抜けしました。しかし、大変だったのはその先でした。
笹ヤブとの境界付近を標高約1120mまで降りて行ったところで進路を確認すると、このまま笹ヤブを避けて降りていくと目指す鉄塔8号からどんどん離れて行くようなのです。このまま降りていけば笹ヤブが無くなるというのであれば良いのですがそんな保証は無く、逆にヤブ漕ぎのトラバースが長くなるだけかも知れません。悩んだ末、今のうちに軌道修正するため笹ヤブに突入することにしました。もっと上の方で笹ヤブに進む獣道があったのかもしれませんが、今となっては後の祭り、30m程度だったと思いますが想定外の今日一大変なヤブ漕ぎになりました。
総括：
確認した温度差は、、、ありました。やはりshige-ponさんは凄い！
少々のヤブはヤブとは思わず難なく普通に受け入れるという、メンタルの強さはもちろんのこと、経験に基づく読みの正確さが流石だと思いました。私も今回の山行で改めて気付いたのですが、例えヤブがあっても動物の往来はありどこかに獣道はあるはずで、それが細尾根であればあるほど明瞭になるということです。きっとshige-ponさんはそんな当たり前のことは周知しているので、それを前提に未踏のルートでも獣のごとく突き進めるのでしょう。
とは言え、情報が無くどれだけ長いヤブ漕ぎになるかわからないルートに、到底私は向かう気になれません。なので今まで通りの基準でルートを選択し、感想についても私がヤブと感じたら素直にヤブと書いていこうと思います。
なんか、shige-ponさんの山行を検証するような感想になってしまい申し訳ありません。しかしながら、多くのshige-ponさんのレコを一般人が咀嚼する際の参考になるのではないかとの思いがあります。
以上、お許しください。そして、ありがとうございました。
注：
山行記録（レコ）は、各自の私見（基準）に基づき記載されているので、同じルートの山行記録であっても、その難度などの印象が異なることは当然のことであり両方共に正しいと考えます。山行記録（レコ）を参考にする際にはそれを踏まえ、利用者の責任で利用すべきです。
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相変わらずアグレッシブに（軽率な言い方かもしれませんが…）歩いていますね！
Kinoeさんの話は、あまり高次元すぎてよくわからなくて何のコメントもできないのですが💦、Kinoeさんが2年前に奥久慈で見つけた展望地に、先日辿りつけました！…のでご報告します😁
いやぁ〜ほんとにいい場所ですね⛰
紅葉も盛りで、あの露岩からも色とりどりに染まった山肌が綺麗でした🍁
自分の話で恐縮ですが😅、このレポを読んだら、素晴らしい場所を教えてもらった感謝の気持ちを伝えたくなり、コメントを入れさせていただきました。
藪漕ぎと3年の思いを遂げた山行、お疲れ様でした❗️
ご報告をありがとうございます。
覚えていてくれただけでなく、行ってみてもらえるなんて、嬉しい限りです。
誰にも会わず静かにのんびりできてそこそこの展望があるので、私的には結構好みの場所なのです。と言いながら、また行くことがあるかどうかは疑わしいですが。
その山行のレコ、まだ上がってないようですが是非お願いします。
ところで、奥久慈の紅葉もそろそろ終盤ですよね。しばらく行ってないなぁ。。。と濁す。
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