仏像、グルメ、温泉の三つ巴@大山



- GPS
- 03:25
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 981m
- 下り
- 981m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
岩場の山なので浮き石に注意が必要かと思いました。途中には丁目石もあり、道標もしっかりしていてわかりやすいです。 |
写真
感想
先週の御岳山、大岳山に続き、山岳信仰「講」で有名な丹沢山系、大山へ行って来ました。御岳山、大山ともに、導師に導かれ参拝するところは似ているのですが、神仏混淆の度合いはこちらの方が色濃いようで、麓のお寺廻りも楽しみの一つです。そして大山豆腐に代表されるグルメ、温泉とお楽しみが盛りだくさんです。
横浜市郊外で山友だちと落ち合い、麓に到着したのは11時半。駐車場のおばさんに暗くならないうちに帰って来て下さいね、と念を押され、行きはおとなしくケーブルを使うことにしました。そのおばさんによると、テレビ放映の影響もあって、23−24日の土日は駐車場2時間半・ケーブル1時間半待ちだったのだとか。
さすがに今日はピーク外れで車は空いていますが、ケーブルは乗り切らないことはないものの、満員で出発しました。時間も遅いせいか、観光のお客さんがほとんどです。年配の乗務員さんのおもしろいおしゃべりを聞いているうちにすぐ山頂駅へ到着しました。
神社でお参りを済ませたあと、左手奥の登拝門からいきなりの急登がはじまります。石畳のようになった急な斜面を登ると、ところどころに「いわれのある岩」等々があり、飽きさせません。尾根に取り付いて斜度が緩やかになると、しばらくで山頂に到着しました。
山頂はこれでもかとの人出でした。駐車場の混雑具合の割に人が多く、それも若い人(10代〜20代くらい)のグループが多かったです。バスで乗り付ける人が多いのかもしれません。街歩きのままの服装の人たちも多く、山登りというよりも、お参りという感覚なのでしょうか。とにかく平均年齢が低いので驚きました。
曇ってきて肌寒くなってきたので慌てて下山し、行きはケーブルでパスしてしまった大山寺界隈を散策します。ちょうどご祈祷が始まったところで、読経や太鼓、法螺貝の音がスピーカーで拡張され、日本でない仏教国へ舞い込んでしまったかのような気持ちになりました。やはり山岳信仰の山です。
下山後のお楽しみの第一弾は、大山豆腐。参道沿いの茶店で豆腐尽くしを頂きました。おいしかったけど、観光地価格。でもせっかくなのでケチらず6品コースを注文しました。そしてお楽しみ第二弾は、日向薬師の参拝。関東圏には珍しく、平安末期から鎌倉時代の仏像が大量に保存されていました。境内は紅葉が見頃で雰囲気も落ち着いて風情がありました。
最後のお楽しみは、温泉。車で小田急線東海大学前駅近くに移動し、天然温泉さざんかに寄ってみました。お湯質は無色透明で温泉と言われなければ分からない、癖のない湯。ここも大山山頂同様、若い人たちが多かったです。神奈川県、大学も多いし、活気のある場所が多くていいなぁ・・・と思いつつ、田舎の地元へと戻りました。
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