大笹街道その1 福島宿(須坂市)〜仁礼宿
- GPS
- 04:00
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 417m
- 下り
- 169m
コースタイム
- 山行
- 4:18
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 4:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
帰路「湯っ蔵んど」バス停15:00発⇒須坂駅(350円) 須坂駅⇒福島宿 タクシー利用(2,340円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
全て舗装車道歩き 歩道のない車道は車に注意 コースは、以下のサイトを参考に計画しています https://gcy.jp/kkd/ozasa.html 予定していたコースを外れている箇所もあるのでご了承ください |
写真
感想
大笹街道に興味を持ったのは、善光寺街道を歩き終えてからです。
信州には他にも大小様々な街道があり、
最も身近な大笹街道の存在を漸く知るに至りました。
福島宿は、数年間、渋滞を避けて通勤していた抜け道で、
桝形と言い、広い直線道と言い、大きな宿場だった?と
時折想像していましたが、大笹街道を知るようになって
街道の基点であり、渡し場として栄えた歴史を知りました。
桝形に面する西福寺に初めてお参り後、勝楽寺にお参りし、歩行開始。
先人たちも、江戸、高崎までの旅の無事を祈願したかもしれません。
しかし、季節はもはや冬に差し掛かり、鳥居峠を越えられるのか?
思い立っては見たものの、これからどうなるのかおぼつきません。
宿場を出るとすぐ、広々とした畑中の道の正面に妙徳山が見え、
自分も古の旅人と今も同じ風景を見ていることに感動です。
善光寺と松代の分岐にある道標は、文字が掠れ、殆ど読めませんが、
案内板が設置され、今も大切に守られているように感じます。
地図を見ていて見つけた三角点は、通り道の直ぐ近くなので
訪ねてみると、地名と同じ点名の「八丁」、三等三角点でした。
直ぐ近くに、橙の実をたわわにつけた一本の柿の木が鮮やか!
冬越しする小鳥たちにとって最高のご馳走になるのでしょう。
仁礼交差点で国道406号線を横断し、仁礼集落内に向かうと
信号脇に、大笹街道を案内してくれる立派な石標があり、
関東ふれあいの道の石標を思い出しました。
すぐ先の大きな馬頭観音は、その大きさが際立ち、
旅行く人、宿場の人々の様々な願いが込められていたと思われます。
案内板には、大笹街道は、最初戦道だったと書かれ、
更に、歴史と道の関係に興味が湧いてきます。
大谷不動尊里堂と書かれた石碑付近で、バス停を発見!
帰りに利用して、なんとか楽ができないかと考えながら歩き、
帰路、バスとタクシーを使う妙案を思いつきました。
須坂駅と福島宿の間は5km程ですが、バスはない感じです。
宇原川を渡る橋の手前で左折し、川に沿って遡るのが大笹街道。
現在の国道406号線は仙仁川に沿って西の谷へ入ってしまい、
この先は車も人の気配も感じられないひっそりとした谷間。
ヘアピンカーブに近づき、ここが今日のゴール地点です。
氷瀑が見たくて出かけた2016年、路肩に駐車した懐かしい場所。
青空は見えているのに、谷間は冷え込み、足が自然に加速!
バス停で長く待つのも惜しくて、湯っ蔵んどバス停まで歩き、
バスを待つ間、置かれていたベンチでコーヒーブレイク♪
今回は図らずも、バスとタクシーで楽ができましたけれど、
この続きをどうしたものやら…
コメント
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先人の思いを感じながらの古道歩きいいですね🤗
名所を訪ね温泉に浸かる最高の贅沢と思います。
長野には中々行けませんが、地元の古道を探して歩きます💪
拙いレコをご覧頂きまして、光栄です
大笹街道はつい最近まで知らなかった身近な街道です。
冬になると登れる山の少なくなる信州、まして高崎まで
鳥居峠を越えて行くとなると、どうなうことやらわかりませんが…
猿投山、本宮山、各務原アルプス等気になる山はあるのですが
ガソリン代も気になり、冬場に登りたい山もなかなか思うようにならず
地元にお住まいの方が羨ましいです。
灯台下暗しと言いますが、足下での新たな発見を是非お楽しみください
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