篭坂峠〜三国山稜〜湯船山〜不老山〜山市場
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 957m
- 下り
- 1,861m
コースタイム
− 11:10三国山 − 11:50明神峠 − 12:30湯船山12:50 − 14:10世附峠
− 14:40不老山 − 16:10山市場バス停
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
道はたいへん整備され歩きやすい。三国山から林道へかけての下り、および不老山の登り下りがいくらか急なだけで全体的に楽なコースである。 |
写真
感想
御殿場駅から富士急バスに乗って約35分・880円で篭坂峠に着く。最近三国山稜を歩くのに須走から立山に登るトレイルロードが出来たらしいが登山口がはっきりわからないので今回は篭坂峠からスタート。
バス停の向かい側にある道標に従いアスファルトの坂を登るとすぐに墓地に入り、その墓地の中を横切ると車止めされた入り口がある。そこからすばらしいハイキングコースが始まる。
このコース(世附峠まで)には全体を通してユニークな道標が立てられている。小山町内に住む現在82歳になられる岩田澗泉(たにいずみ)さんが町の承諾を得て設置したもので、このルートを中心になって整備した御本人であり山への熱い思いがストレートに伝わってくる。
最初の立山(たちやまと読むらしい)はピークを過ぎて南へ少し下ったところにある。そこに三角点もあり西側の木を伐採してあるので富士山全体が大きく迫って見ることができる。本日の行程で唯一の障害物なしで見える富士山である。ここを角取山と間違って表記してあるものもあるようだが、地元ではそれより東にある大洞山のことを別名角取山と呼んでいるそうだ。
このコースは白クラノ頭を過ぎて逢坂峠の手前までブナ・カエデ・ダケカンバ等の雑木林の中を終始小鳥のさえずりを聞きながら歩くことになる。(日によっては富士スピードウェイの爆音も)明神峠手前の林道を渡る手前や白クラノ頭を過ぎたあたりにみごとなブナの巨木が立ち並び、大洞山付近からはコバイケイソウの群生も続く。これからは新緑の中、シロヤシオ、サンショウバラ(6月)、ヒオウギ(7月)も観察できる。
逢坂峠を過ぎる頃から次第に、“ここは丹沢”という雰囲気になってくる。雑木から植林地帯へ移ったからだろう。岩田さんの楽しい道標もなくなり不老山から山市場までの暗くて長い下りをひたすら歩く。山北駅前の『さくらの湯』で汗を流すのを楽しみにして。
コメント
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covovicさんの記録をたまたま見つけ、同じコースを1月23日にたどってみました。covovicさんは早いですね。
昼休みも取っていないように見受けました 。
私は、世附峠に到着が15:20で、山市場にバスがあるうちにたどり着く自信がなかったので、駿河小山駅に下りました。
それでも平野に下りないで十分に山行を楽しめました。
コースの記録ありがとうございました。
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