鎌倉街道上道 その11（町田〜高座渋谷）

2021年12月18日(土) [日帰り]

• GPS: 06:25
• 距離: 20.0km
• 登り: 14m
• 下り: 62m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:57
• 休憩: 1:28
• 合計: 6:25

10:35 小田急線町田駅東口
10:55 11:00 町田天満宮
12:00 12:05 熊野神社
12:17 13:07 鶴間公園
13:20 13:22 円成寺
14:01 14:06 妙光寺
14:18 14:18 瀬谷銀行跡
14:49 14:54 徳善寺
15:10 15:15 宝蔵寺
15:35 15:40 宗川寺
16:21 16:26 柳明神社
16:50 16:51 左馬神社
17:00 高座渋谷駅

アクセス

利用交通機関：

電車

スタート：小田急小田原線　町田駅
ゴール　：小田急江ノ島線　高座渋谷駅

コース状況／危険箇所等

相鉄線の[えきからさんぽ冬号]で紹介されている「横浜瀬谷八福神めぐり」。八福神はレギュラーの七福神にダルマ大師を加え瀬谷区内の寺院をめぐりるものですが、ダルマ大師を除く七福神はすべて鎌倉街道上道沿いの寺院でした。紹介されているコースもほぼ鎌倉街道を歩くもので今回は期せずして七福神めぐりを終えたことになります。
「横浜瀬谷八福神めぐり」のURLは以下のとおり。ご参考まで
https://cdn.sotetsu.co.jp/media/2019/fun/sanpo/ekikarasanpo_043.pdf

写真

12/18 10:37

小田急町田駅を出発。原町田中央通りに入ります

12/18 10:39

中央通りに入るとすぐ左手に浄運寺

12/18 10:40

境内にあったのは武藤塚と神道無念流の剣士・長岡織部の墓

12/18 10:40

武藤塚＝野盗塚の説明板。ボケちゃったけど読めますか？

12/18 10:44

中央通りを少し歩き、仲見世商店街を抜けて鎌倉街道へ

12/18 10:45

仲見世商店街。ちょっとレトロな感じが素敵

12/18 10:53

鎌倉街道に出て町田参宮橋でJR横浜線を渡れば町田天満宮

12/18 10:57

境内には茅の輪と撫牛。無病息災・コロナ退散を祈願しました

12/18 11:09

10分ほど歩くと金森杉山神社です

12/18 11:10

鳥居の先には石塔が並びそれぞれに説明書がありました

12/18 11:11

中には日露戦争戦勝記念艦砲模擬弾や皇太子殿下(平成天皇)御降誕記念碑も

12/18 11:22

都営金森アパートが並ぶ道を進みます

12/18 11:24

右手、境川の向こうに見えるのは泉龍寺の三重塔

12/18 11:26

道の左には金森天満宮

12/18 11:27

お社の横には菅原道真の歌碑がありました

12/18 11:40

その先、西田杉山神社には銀杏の大木

12/18 11:40

なぜか銀杏の枝の間からシュロの木が生えています

12/18 11:49

住宅地の中の細道を進み都道を渡ると常楽寺

12/18 12:01

常楽寺から鎌倉古道を10分ほど歩くと熊野神社です

12/18 12:07

南町田北交差点で国道16号を渡ります

12/18 12:14

鶴間公園沿いの道を進み

12/18 12:17

クラブハウスに併設されたカフェで昼食

12/18 13:20

歩道橋で国道246を渡り、3年前に歩いた矢倉沢往還に出て円成寺へ

12/18 13:21

円成寺には聖徳太子16才時の姿をあらわした「太子孝養像」があるそうです

12/18 13:28

矢倉沢往還を少し西に歩くと安政3年の五貫目道祖神

12/18 13:43

おふろの王様を過ぎるとお蕎麦屋さんの駐車場に真っ赤なお稲荷さん

12/18 13:45

その先、東名高速をくぐると

12/18 13:47

左手の小高い丘に若宮八幡宮

12/18 13:48

この社殿は東名高速道建設時に移築されたものだそうです

12/18 13:59

少し進むと道の右側に地神塔。道路側の文字はほぼ判別不能ですが裏面はくっきり

12/18 14:06

すぐ先に妙光寺。白雉3年(652)に明光比丘尼が建てた庵が縁起とされる古刹です

12/18 14:04

山門の前には八福神(七福神＋だるま大師）の旗。妙光寺は大黒尊天だそうです

12/18 14:03

梵鐘は正中2年(1325)に鋳造されたものだそうです

12/18 14:09

県道を進むと右側に北向観音。ここを右に入りすぐ先を左折

12/18 14:12

すぐに善昌寺。ここは恵比寿神です

12/18 14:16

その先を道なりに進むと瀬谷銀行跡に。養蚕が盛んとなった明治40年に開業し30年ほど続いたようです

12/18 14:19

お地蔵さんと石塔の並ぶ道を進むと

12/18 14:24

懐かしさを感じる風情のある道に

12/18 14:27

途中には鎌倉古道の案内板もありました

12/18 14:29

電気屋さんの看板？いえ、瀬谷神明社の入口です

12/18 14:29

30mほどの路地の奥に質素なお社がありました

12/18 14:36

さらに古道を進むと住宅の屋根越しにひと際高い木が

12/18 14:39

日枝神社の大ケヤキです。樹高35m、推定樹齢は300年以上

12/18 14:48

5分ほど歩くと並木の陰に徳善寺の石碑。石碑の左側の舗装路を進むと

12/18 14:49

立派な徳善寺の仁王門が見えます。その名は平成門

12/18 14:50

門前には六地蔵と3×二地蔵が並びます

12/18 14:51

徳善寺本堂。こちらは七福神の毘沙門天

12/18 14:55

徳善寺の石碑の反対側、金網で囲まれた敷地内に立派な石碑がありました

12/18 15:00

相鉄線のガードをくぐると

12/18 15:04

三差路の中央に石碑が2基。ひとつは地神塔でした

12/18 15:11

厚木街道に出たら左へ少し進むと宝蔵寺。治歴2年(1066）秀恵比丘尼が庵を開基したのが始まり

12/18 15:11

こちらは弁財天。女神らしい素敵なお堂がありました

12/18 15:18

鎌倉古道に戻り稲荷神社を過ぎると

12/18 15:21

西福寺に到着。こちらは布袋尊

12/18 15:25

その先が左馬神社。祭神は佐馬頭源義朝です

12/18 15:26

古道横の囲いの中に2基の地神塔と石仏。地神塔はいずれも明治43年のもの

12/18 15:37

中原街道にでるとすぐ左が宗川寺。ここは福禄寿

12/18 15:40

夫婦銀杏が印象的なお寺でした

12/18 15:39

そばには瀬谷問屋場もあったようです

12/18 15:50

古道を進み環状4号線を歩道橋で渡れば

12/18 15:54

小高い丘の上に全通院勢至堂。ここは寿老人

12/18 16:09

環状4号を少し歩き、相澤川沿いの古道に戻ると民家の屋根に風見サギ？

12/18 16:11

相沢川には鴨がスイスイ

12/18 16:22

古道を少し離れて柳明神社へ

12/18 16:21

柳明神社は鎌倉郡観音24番札所大石寺跡にあります

12/18 16:23

境内には鎌倉二十四番札所と刻まれた十一面観音の石碑と六地蔵も並びます

12/18 16:25

神社裏には八王子道と神奈川道の道標を兼ねた堅牢地神塔

12/18 16:25

文久元年　東神奈川とはっきり読めます

12/18 16:27

古道に戻る道の脇には小さな道祖神が2基

12/18 16:35

古道を進み新幹線ガードに差掛るところで日も沈み、今日はここまで

12/18 16:50

駅に向かう途中、相模七左馬神社のひとつ下和田の左馬神社前を通過

12/18 17:02

高座渋谷の駅に着いた時には辺りはすっかり暗くなっていました

撮影機器：

COOLPIX AW100 ニコン

感想

simtak

今季一番の寒波襲来と伝えられたこの日、みんな暖かな服装で集まったが、風もなく日差しの暖かい絶好のウォーキング日和となった。
町田の繁華街を出発し、今回も住宅地の中を進むウォーキングとなったが街道沿いには歴史ある寺院や神社が思いのほか多く、飽きることなく楽しく歩くことができた。
中でも、瀬谷区に入ると興味は半分「八福神めぐり」に。レギュラー七福神が鎌倉街道沿いに並んでいたことは流石と感じるとともに、最後のダルマ大師（瀬谷駅西口・長天寺）を巡れなかったことは少し残念にも思う。
また、陽が沈むと急速に冷え込むため新幹線ガード手前で街道歩きを終了し、街道を離れて駅への近道を探したが、結局、境川を渡る橋が無く当初予定の緑橋を渡ることに。こんなことなら予定ルートを歩けば良かったと後悔しきり。やはり事前の調査は重要ですね。