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Yamareco

記録ID: 385298
全員に公開
雪山ハイキング
九州・沖縄

雲仙普賢岳

2013年12月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:50
距離
5.7km
登り
585m
下り
584m

コースタイム

池の原駐車場09:10-09:40仁田峠10:00-10:45妙見神社11:00-13:00立岩の峰、霧氷沢経由普賢岳13:30-15:00あざみ谷経由仁田峠15:10-16:00池の原駐車場
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
雲仙池の原駐車場
コース状況/
危険箇所等
雲仙温泉街から仁田峠へと向かう専用道路は雪のため通行止めでした。おかげで登山客や観光客は少なく絶好の霧氷観察日和を少数の登山者で独占。アイゼンを持参しましたが、履いていない登山者も大丈夫そうでした。今回、国見岳へは登りませんでしたが、もし登るのなら、急な岩場なので多少あぶないかも。全体的にコースは分かりやすく、雪道でも迷うことはないでしょう。風穴を経由して普賢岳へ向かう道は一方通行になっているので注意。雲仙温泉街のはずれの小地獄温泉に徳島屋という昔ながらの湯治宿があるのですが、ここは安くて親切で食事もおいしいと一部で評判の宿です。内湯は雲仙で唯一の白濁した濁り湯。
すっかり雪景色の雲仙
2013年02月02日 09:41撮影 by  DSC-W350, SONY
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すっかり雪景色の雲仙
雪で埋まり一台のクルマもない仁田峠駐車場
2013年02月02日 10:33撮影 by  DSC-W350, SONY
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雪で埋まり一台のクルマもない仁田峠駐車場
気温はマイナス3度、昨夜来の雪もやんできーんとした青空
2013年02月02日 11:08撮影 by  DSC-W350, SONY
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気温はマイナス3度、昨夜来の雪もやんできーんとした青空
2013年02月02日 11:09撮影 by  DSC-W350, SONY
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妙見岳への登山道
2013年02月02日 11:19撮影 by  DSC-W350, SONY
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妙見岳への登山道
新雪がまぶしい
2013年02月02日 11:22撮影 by  DSC-W350, SONY
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新雪がまぶしい
妙見岳付近から平成新山をのぞむ
2013年02月02日 11:33撮影 by  DSC-W350, SONY
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妙見岳付近から平成新山をのぞむ
青空に映える霧氷
2013年02月02日 11:43撮影 by  DSC-W350, SONY
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青空に映える霧氷
妙見から国見別れへとつづく霧氷街道
2013年02月02日 11:47撮影 by  DSC-W350, SONY
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妙見から国見別れへとつづく霧氷街道
息をのむ自然の芸術だ
2013年02月02日 12:02撮影 by  DSC-W350, SONY
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息をのむ自然の芸術だ
青空に手を伸ばした白い花のよう
2013年02月02日 12:10撮影 by  DSC-W350, SONY
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青空に手を伸ばした白い花のよう
国見へは向かわず、鬼人谷へと下り、鳩穴別れへと向かう
2013年02月02日 12:39撮影 by  DSC-W350, SONY
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国見へは向かわず、鬼人谷へと下り、鳩穴別れへと向かう
青空を頭上にして森が白いというより青い
2013年02月02日 12:48撮影 by  DSC-W350, SONY
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青空を頭上にして森が白いというより青い
なんという清明なブルー
2013年02月02日 12:51撮影 by  DSC-W350, SONY
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なんという清明なブルー
ヤマグルマが苦しげに岩の中から白い手を伸ばしている
2013年02月02日 12:53撮影 by  DSC-W350, SONY
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ヤマグルマが苦しげに岩の中から白い手を伸ばしている
風穴も雪に埋もれて
2013年02月02日 12:56撮影 by  DSC-W350, SONY
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風穴も雪に埋もれて
少し視界が開けて有明海が見える
2013年02月02日 12:59撮影 by  DSC-W350, SONY
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少し視界が開けて有明海が見える
立岩の峰へとつづく道
2013年02月02日 13:34撮影 by  DSC-W350, SONY
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立岩の峰へとつづく道
間近にあおぐ雪の平成新山
2013年02月02日 13:35撮影 by  DSC-W350, SONY
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間近にあおぐ雪の平成新山
樹氷の間から顔を出した二体の巨人のよう
2013年02月02日 13:38撮影 by  DSC-W350, SONY
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樹氷の間から顔を出した二体の巨人のよう
人間には造れない
2013年02月02日 13:46撮影 by  DSC-W350, SONY
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人間には造れない
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2013年02月02日 13:49撮影 by  DSC-W350, SONY
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2013年02月02日 13:50撮影 by  DSC-W350, SONY
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霧氷沢へと足を向ける
2013年02月02日 13:57撮影 by  DSC-W350, SONY
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霧氷沢へと足を向ける
なぜか昔迷ったモロッコの迷路の街を思い出す
2013年02月02日 13:58撮影 by  DSC-W350, SONY
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なぜか昔迷ったモロッコの迷路の街を思い出す
雪と氷の怪物たちが群れている
2013年02月02日 14:00撮影 by  DSC-W350, SONY
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雪と氷の怪物たちが群れている
ここが霧氷沢の終点
2013年02月02日 14:01撮影 by  DSC-W350, SONY
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ここが霧氷沢の終点
雪の怪物たちをかき分けるようにして普賢岳へと向かう
2013年02月02日 14:01撮影 by  DSC-W350, SONY
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雪の怪物たちをかき分けるようにして普賢岳へと向かう
美しい
2013年02月02日 14:10撮影 by  DSC-W350, SONY
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美しい
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2013年02月02日 14:10撮影 by  DSC-W350, SONY
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それにしても登山者のすがたが少ない
2013年02月02日 14:12撮影 by  DSC-W350, SONY
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それにしても登山者のすがたが少ない
雲がむくむくと湧いてきた
2013年02月02日 14:18撮影 by  DSC-W350, SONY
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雲がむくむくと湧いてきた
そして普賢岳山頂へ
2013年02月02日 14:36撮影 by  DSC-W350, SONY
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そして普賢岳山頂へ
撮影機器:

感想

雲仙小地獄温泉の湯治宿「徳島屋旅館」に泊まり、普賢岳の霧氷登山を決行。じつは二週間前にも、雲仙を訪れたのだが、霧氷のムの字も見ることかなわなかった。今回、見事にバイガエシでリベンジがなった。

まず、とにかく天候にめぐまれた。前日の夜、雪がぱらつき、早朝、きーんと冷え込んだ。風はない。そして夜が明けるとつきぬけるような青空。気温がいっきに下がったので、路面は凍りつき、案の定、仁田峠への道路は通行止め。温泉街から少し上ったところにある池の原駐車場までこわごわとクルマを進め、雪道を登りはじめる。じつは雲仙登山はこの仁田峠までの上りが、あんがいきつい。

仁田峠の気温はマイナス3度。
雪に埋まった駐車場には当然一台のクルマもなく、売店もロープウェイも休業。登山客のすがたもほとんどない。お山は銀色に光り輝いている。

妙見神社から国見岳へ向かう尾根道は、まさしく絶景!
雪と氷と青空のアートだ。霧氷見物には、この青空が欠かせない。今回は国見岳登頂はやめて、ひたすら青い森の中をさまようべく鬼人谷へと下りてゆく。

有明海側(つまり北側)にまわりこむと気温はかなり低いようで、手がかじかみはじめた。雲仙あたりでも、冬山には手袋が重要だとつくづく思う。ひとつくらいちゃんとした防風防水手袋を持っておくべきだ。

平成新山をのぞむ立岩の峰まで登ってくると、また陽が戻ってきて、からだもあたたかくなってきた。しかし、いつも思うことだが、こんな活火山を目前100メートルばかりのところにして飯を食う登山客というのは、なんとノーテンキな生き物だろう。火山の噴火や地震がいつ起こるかなんて、しょせん人間には分かりっこない、と思うのは私だけだろうか?

立岩の峰を過ぎて、霧氷沢へと下りてゆく。
道はまた不思議な空間に入ってゆく。白いというよりも青い。いたるところに奇怪なかたちをした雪と氷の怪物たちが群れている。ふとモロッコを旅していたときの記憶がよみがえる。フェズやシャウエンといった迷路の街をさまよっている自分のすがたが見えてくる。

普賢岳山頂にたどりついたのは午後2時近くだった。
思ったより時間がかかったのは、道のせいというよりも景色のせいだろう。登山というよりも深海をはいまわっていたような気もする。山頂に着いてやっと海上に顔を出すことができたようだ。たしかに雪と氷の怪物たちは、地上の生き物というよりも深海の生き物にふさわしい姿かたちをしている。

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