山小屋に大満足の冬休み＠夏沢鉱泉：箕冠山

2021年12月29日(水) [日帰り]

• GPS: 28:16
• 距離: 19.6km
• 登り: 1,950m
• 下り: 1,946m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:25
• 休憩: 1:21
• 合計: 4:46

10:24 桜平
10:53 11:59 夏沢鉱泉
12:53 12:53 オーレン小屋
13:14 13:19 夏沢峠
13:19 13:20 山びこ荘
14:05 14:11 箕冠山
14:37 14:40 オーレン小屋
15:10 夏沢鉱泉

日帰り

• 山行: 5:47
• 休憩: 1:32
• 合計: 7:19

7:21 夏沢鉱泉
8:30 8:30 オーレン小屋
9:00 9:00 夏沢峠
9:03 9:06 ヒュッテ夏沢
9:08 9:08 夏沢峠
9:48 9:50 箕冠山
9:55 9:56 根石岳山荘
10:06 10:06 箕冠山
10:30 10:41 オーレン小屋
11:10 12:24 夏沢鉱泉
14:36 14:37 桜平
14:40 ゴール地点

天候

1日目：晴れのち曇り
2日目：曇り時々雪

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【往路】
■新宿 07:00 → あずさ1号 →茅野 09:07
・茅野駅東口09:10頃に集合し、桜平ゲートまで送迎
【復路】
・桜平ゲートから茅野駅へ送迎（14時半頃出発）
■茅野 16:20→あずさ→新宿18:43
※夏沢鉱泉宿泊者は、宿の送迎あり。公共交通利用者には神サービス( *´艸｀)
http://iou.style.coocan.jp/natsuzawa/accsess/accsess.html

コース状況／危険箇所等

・夏沢鉱泉〜夏沢峠：トレースもしっかりついており、歩き易い。
・夏沢峠〜箕冠山：樹林帯ではあるが、樹木が低いと風の影響を受ける箇所もある。
・箕冠山〜根石岳山荘：根石岳山荘へと向かう稜線で、経験したことのない爆風を受ける。たった数mなのに前進できず撤退。

写真

12/29 10:27

【1日目】夏沢鉱泉宿泊者は、茅野駅から桜平ゲートまで送迎付きという神サービスあり?

12/29 10:38

ツボ足でも行けそうだったが、アイゼン装着して小屋まで向かう。

12/29 10:56

ゲートからゆっくり歩いて約30分程で小屋に到着。頼めば荷物を小屋まで運んでくれる。

12/29 10:56

楽してここまで来れたが、標高2060m。雪深いのは当然である。

12/29 11:33

チェックインし荷物を整理し、食事をして…と1時間程準備に時間を要す。ラーメンを食事たが、すんごく美味だった(^^)

12/29 12:06

まずはオーレン小屋を目指す。

12/29 12:45

トレースはしっかりと付いており、雪も締まっていて歩き易かった。

12/29 12:47

前方に稜線…硫黄岳かな？が、見え始める。

12/29 12:47

風もそれほどなく、太陽の光も差し込み…気持ち良いトレッキングだった。

12/29 12:50

オーレン小屋に到着〜。硫黄岳がはっきりと見えた。

12/29 13:09

オーレン小屋から、夏沢峠を目指す。この道もトレースがしっかりと付いて、歩き易い。

12/29 13:18

下界の景色をパチリ。

12/29 13:21

オーレン小屋から30分弱で夏沢峠に到着。

12/29 13:24

硫黄岳へ向かうか一瞬迷うも、根石岳を目指す。

12/29 13:35

小屋の方が雪かきをしてくれたのかな？スコップで削ったようなトレースが付いていた。

12/29 13:43

石楠花って…すんごくタフな植物だと思った。

12/29 13:45

夏に本沢温泉〜渋の湯と歩いた際に、このコースは通過した。

9/12 6:07

写真に写っている策。今回この鉄策の頭が少し見えるくらいまで、雪が積もっていた。

12/29 13:48

振り返ると、硫黄岳！写真では木に隠されてしまったが、赤岳の頭も見えた。

12/29 14:00

ただもう14時頃になると、空はドンヨリとして風も出始めた。

12/29 14:13

箕冠山に到着。
根石岳へ行こうとするも、風が強かったので小屋へ戻ることにした。

12/29 14:23

箕冠山→オーレン小屋コースも、トレースしっかり付いていた。

12/29 14:39

アイゼン装着しての下りは、楽である。順調にオーレン小屋まで辿り着いた。

12/29 14:58

赤い実と雪

12/29 16:23

小屋に戻り、温泉に浸かってのんびり過ごした。

12/29 18:22

夕飯はとっても美味だった〜〜。

12/29 18:22

豆乳なべ、良かったわ。味噌が使われていたが、自家製味噌とのこと。そして野菜も社長の実家で採れたとのこと。

12/29 18:56

デザートは洋ナシシャーベット♪
アイス・洋ナシ・りんご・桃から選べた。

12/29 20:12

部屋は暖かかった。写真の暖炉以外にも、ストーブが色々と置いてあった。しかも夜は湯たんぽまで渡してくれる＾＾

12/29 20:12

コロナ収束を願って作られたという手ぬぐい。2枚で一続きのデザインになっている。
左側はドラゴンと太陽。右側は南八ヶ岳の稜線と月がデザインされており・・・私は左側は朱色、右側は紺色を購入。

12/30 7:21

【2日目】天気予報通り…天気は曇り。雪もチラチラ降っていた。

12/30 6:17

朝ご飯をしっかりといただく。朝食も美味だったなぁ。

12/30 7:27

行けるところまで行こうと、山小屋を出発。

12/30 7:29

昨晩雪が降ったようで、トレースが薄くなっていた。が、歩き辛いということはなかった。

12/30 8:25

たった1日だというのに、積雪量が増えたように感じた。

12/30 8:25

オーレン小屋に到着後、雪が舞うようになり一眼レフをしまった。

12/30 9:22

木が凍っているように見えた。

12/30 9:22

箕冠山到着後、根石岳山荘を目指したが…恐ろしい程の爆風を受けて撤退。

12/30 12:12

小屋に戻ると温泉。その後カレーを食す。このカレーも美味だった〜。そして14時頃に山小屋を後にする。

12/30 16:26

茅野駅まで送っていただき、あずさで帰宅。
2021年登り納め登山も、楽しかった。

撮影機器：

EOS 70D CANON

感想

よしゑ

先日の安達太良山登山＠くろがね小屋泊がとても楽しかった。今年の冬は雪山を楽しみたい＆経験を積みたいと、強く思った。
くろがね小屋から帰る新幹線の中で調べた結果、八ヶ岳の「夏沢鉱泉」が理想的な山小屋に感じた。「善は急げ」とばかりに、新幹線車内でネット予約を完了。
こうして2021年年納め登山は、雪山登山となった。

天気予報は、初日晴れマークが多かった。翌日は曇り時々雪マーク。夏山以上に難しそうな雪山の天気…。
初日の天気は、昼頃までは青空が見え隠れする陽気だった。が、午後になるとどんよりとした雲が湧き出し、標高を上げるほどに強風に見舞われた。無理せず、小屋へ戻る。
2日目は、予報通り天気は良くなかった。朝からどんより。そして時々雪。
それでも初日と同じコースを歩けたが…根石岳山荘を目指そうと、その稜線に出た瞬間に吹っ飛ばされるような爆風を経験。
確かに夏シーズンでも、箕冠山から下って根石岳を目指す稜線は強風に見舞われたが…比較にならない風にびっくりした。12本爪アイゼンじゃなかったら、飛ばされてたかも(^^;)
雪山経験の浅い私達にとっては、非常に良い勉強になった。

特別どこか山頂を踏むわけでもなく、天候も今一つだったが…今回の山行はとても楽しかった。そう思える一番の要因は、夏沢鉱泉がすんごく過ごし易い山小屋だったからだと思う。
綺麗で設備も整っており（温泉、Wi-Fiあり、カードも使える、布団もフカフカ、石鹸も使用可能）山小屋というより、限りなく旅館に近い宿だった。
贅沢な2日間を過ごせて「こんな過ごし方も良いね」と思える、充実した冬休み・2021年最後の山行となった。

登山を始めてから、年齢と同じ回数かそれ以上の回数山へ行きたい…と密かに思っていた。今年、ようやくこのしょうもない目標を達成することができ、嬉しい(^^)/
2022年も引き続きこの目標を達成できるよう、怪我無く1年過ごしたいと思う。