谷川岳 撤退は潔く、早めの切り替え

2021年12月29日(水) [日帰り]

• GPS: 03:47
• 距離: 1.2km
• 登り: 125m
• 下り: 119m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:12
• 休憩: 0:19
• 合計: 3:31

9:50 天神平
13:02 13:21 天神平
13:21 天神平

天候

晴れ！

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

■谷川ロープウェイ駐車場
1日　500円

■谷川ロープウェイ往復　2100円

コース状況／危険箇所等

腰まで埋まるモフモフの雪。
積雪ありすぎでした

写真

12/29 9:41

本日は一谷川へ来ました。BCスキーヤーのシンさんもご一緒です。前日までの大雪でラッセル祭りだよと言われましたが、この日だけ谷川岳は晴れマーク。どうしても来たくなりました。

雪が多いから念のためにとシンさんがビーコンをつけてくれました。
万が一雪に埋もれてもこれを付けていれば見つけてくれるとのことです。でも、シンさんが埋もれたら誰が私を助けてくれるのでしょう。。。あまり深く考えるのはやめましょう。笑

12/29 9:41

ロープウェイは8時半でなく9時スタートでした。予定が既に狂います。

12/29 9:42

沼田山岳会さんたちが先頭でラッセルしてくれています。20分ほどたちましたが、まだあそこです。私たち一般登山者は見守り続けています。沼田山岳会さんの後に2名続きますが、ラッセルの上にラッセルしてるようで、もがきなかなか進めないでいます。

12/29 9:51

私たちも歩き始めました。この深さをラッセルしてるなんて、頭が下がります。

12/29 10:35

そして、私たちは早々に諦めルートから外れ、シンさんが持ってきて来れたスコップで雪のテラスを作って、これまたシンさんが持ってきてくれた味噌おでんを温めて始めました。

12/29 10:35

先頭ラッセルが遅々として進まず、みなさん停滞してます。本日は避難小屋までが精一杯なのではとシンさんの予想です。

12/29 10:43

味噌おでん、いただきまぁ〜す！！
女は諦めが肝心！
〆にはおうどんを投入。この紀文の味噌おでんは美味しい！ご馳走様でした！

12/29 11:01

ツリーホールでテラスを作り、スノボーの人たちが飛び込んで来ないように目印を立てます。テラス写真を撮るのを忘れてたのが痛恨のミス。

12/29 11:25

また来るね。

12/29 11:26

こんな日にお付き合いいただき、ありがとうございます！

12/29 11:28

ラッセルの練習を何度もしながら下山しました。

撮影機器：

iPhone 12 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

流れ星🌌

この日だけ晴れマークだった谷川岳。
足首に不安が残り、雪だったら負担が少ないかもしれないと谷川岳を目指しました。
本日は雪山に詳しいシンさんとご一緒です。雪が降りすぎてるので山頂までは行けないかもよとシンさんの忠告を何度も受けます。それでも雪だ雪だ♪とはやる私にシンさんが首輪ならぬビーコンを取り付けてのスタートです。
ロープウェイを降り支度をしていると先頭の沼田山岳会さんたちが入れ替わりラッセルをしてくれているのが見えます。雪が深すぎて天神尾根のはるか下、4分の1まで行くのに30分はかかっているようです。ラッセル跡があるにもかかわらず後続者も這うように進み、少し進んでは雪にとらわれ埋もれています。

見ていても仕方ないので私たちも向かいますが、遅々として進まず行動できずに寒くなってきました。「今日は行けても避難小屋が精いっぱいだよ」とのシンさんの助言を受け、早々に撤退を決めます。しかしルートは1本で後続の登山者が行列を作りロープウエイまで降りることもできません。スキーヤーやボーダーさんたちの邪魔にならないように近くの木の下までラッセルし、そこで雪用のスコップでテラスと雪の椅子を作り早めのお昼ごはんにしました。

お腹いっぱいになり下山はストックを使ったラッセル練習。ラッセルは雪を体一杯に感じることができて楽しくて、何度も挑戦。モフモフの雪にもダイブしたり雪遊びに興じました。

たっぷり遊んでロープウエイに乗り込み、さあ帰ろうという時スマホを落としたことに気づきました。実は本日2回目！ハードシェルの胸チャックは外と内の2つあるらしく内側があいているのに気が付かず、同じようにまた胸チャックにしまい落してしまったようです。

どなたかがロープウエイ事務所に届けてくださいました。＝＝春になり雪が解けて壊れたスマホが戻ってくる＝＝という最悪の事態も覚悟していたので、本当に本当にうれしかったです。拾ってくださった方にここでお礼を申し上げます。ありがとうございました。感謝。

帰り際、遠くから見た真っ白な猫耳が「また、おいで」とウインクしてくれたようにも見ました。谷川岳、またよろしくお願いします♪