十和田湖畔にて

2013年12月30日(月) [日帰り]

• GPS: 01:02
• 距離: 2.7km
• 登り: 17m
• 下り: 16m

天候

午前中は曇り、昼ごろ晴れ間あり。風強い。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

子ノ口から先は冬季通行止めとなっていて、車の駐車場所もほとんどありません。基本的に人は多くないと思いますが。。。

子ノ口から奥入瀬渓流の道路も冬でなくても車とめれる場所はほとんどないですが、雪のため更に限られます。

蔦温泉は冬季間も営業しているので、十分スペースあると思います。

コース状況／危険箇所等

子ノ口から先は冬季通行止めになっていてもちろん除雪もしていません。この日は15〜30センチくらいの積雪がありました。水際に下りることもあると思いますので、長靴がベストかと思います。もっと積雪が増えたらスノーシューも有効なのかもしれません。

奥入瀬渓流、歩けたらいってみようかとはちらっと思いましたが、かなり厳しそうですね。雪が消えてからがよさそうです。

蔦温泉〜蔦沼は一応道はついていましたが、雪藪こぎは覚悟したほうがよさそうです。それなりの格好が必要です。スキーをはいた人とすれ違いました。

写真

休屋。乙女の像への道

乙女の像は一応おさえておくことにしよう

晴れ間もちらほらと

白鳥がプカプカ浮かんでた

にらまれた

ポーズが決まったね

子ノ口の船着場。ロープをつなぐとこが凍ってた

こっから先は雪藪突入です。どうやら先客がいるようなので、あとを進もう。

この道、冬は通行止めです。

しぶき氷が下がってました

風が強くて、撮影困難

未熟な腕なものでいまいちどう撮ったらいいかわからん

じっくり三脚使ってたら、水しぶきがかかってきた！カメラに水かかってかなりびびる。

どうやら壊れてはなさそうだが、風邪引きそうなくらい寒い

氷漬けの乙女

風つよい、時折でかい水しぶきがやってくる

奥入瀬渓流の銚子大滝

ここからは蔦沼周辺

この時間帯は天気がよかった。が、風はつよい。

蔦沼に着いた

蔦温泉に戻って終了

撮影機器：

D7000 ニコン

感想

ゲスト

今年ももう終わりですね。
あまりに暇だったので、十和田湖に行ってきた。

秋田県の鹿角方面から行ったのだが、途中は雪も降ってたので、ダメなら帰ろうと思ってたのだが、近づくにつれ雪は止みはじめた。発荷峠から十和田湖畔に下りる坂道は凍っていたようで、車がすべりちょいヒヤッとした。かなり注意したほうがよろしいかと。

十和田湖。実にいいところなのだが、近年観光客減でかなりの廃れっぷりである。ホテルや土産物屋も営業してるとこは相当少ないと思う。どうにかしたくても、もはや、新しいことをできる力がないのだと思う。このまま廃れていくのは実に残念なことなのだが。。。
時代はもっと刺激的なものでなければ、納得しないのかもしれない。ただいい景色をゆっくり眺めることの素晴らしさを必要としている人は限られてしまっているのかもしれない。これだけ情報過多の時代であるし、ちょっとググればほとんどのことがわかってしまう。しかしながら、いまのところ幸運にも、そこに行ったときの空気感とか、匂い、自らの身体全体で感じることのできる感動まで再現できる装置は発明されていない。五感で感じることこそが大切なことなのであろうにと少し考えてしまった。。。

あふれすぎる情報に浸って、グーグル様に頼りすぎて、ちょっとの損もしたくない世の中が訪れてしまっている気がする。もちろん私も浸かりきっているのだが、損や失敗こそが人生において大事な経験や、思い出となることもあるのではないか。近頃そんなことが頭をよぎっている。何かを得るにはそれに見合う何かを捨てなければならないのだと。。。


さて、かなりずれたので戻ろう（スミマセン）


十和田湖に行ったので、しぶき氷も見に行くことにした。子ノ口に着くと車が一台とまっていた。先客有りのようで、足跡がつづいていた。
積雪はそれほど多くなかったが、風が強く、かなり寒い。それほど多くない雪でも、除雪されていない道というのはけっこう疲れるものだと久々に思った。
そー言えば子供のころは雪藪の中を走り回ってたよな。大人になるとわざわざ雪藪歩こうなんて思わなくなるもの。経験から得た行動の制限が何かを失わせている気もしてくる。


自分なりのいい撮影ポイントを探しながら、歩いていると久々に楽しくなってくる。
水際に下りて、三脚をたてて、悩みながら撮影してると頭の上から水しぶきに襲われた。。。
もちろんカメラにも水がかかって、相当ひやりとして、そそくさと撤退。なんとか事なきを得たが、気をつけなければ。風がつよくて、波もでかかったんだよね。
今のところ大丈夫だが、風邪引いてなければよいが、今日は早く寝よ。

子ノ口を後にして、そのままUターンして帰ろうかとも思ったが、奥入瀬渓流を通過して、蔦温泉に行ってみる。晴れ間がみえていい時間だった。相変わらず風がつよくて寒かったが、蔦沼まで歩いた。

久しぶりに、歩いた！という気がした一日であった。そして久しぶりにカメラを持ち出した一日であった。やっぱり外を歩くのは気持ちいい。寒いし、水がかかったけど楽しい一日を過ごすことができた。
今年もあと一日。振り返ると早い。年々スピードが増してるような一年の早さだ。
来年もまたいい山歩きができるといいな。

コメント

Spring

良いお年を！
十和田湖のしぶき氷、昨冬も見に行くタイミングを逃してしまいました。
この冬はどうなりますか、でも行ってみたいです

お風邪は召されていませんか？
ゆっくり年末をお過ごしください。

ゲスト

Springさん、こんばんは。
いつもコメントありがとうございます。

昨シーズンは見に行かなかったので、今年は早くも行ってみました。たぶんまだ早いのかもしれませんね。まぁ、楽しめたので満足でした。

どうも風邪の初期の初期の初期の気配を感じたので、早く寝ましたが今のところ大丈夫なようです。

今年はよい年でしたでしょうか？
笑顔の年末年始を！

aoi

明けましておめでとうございます
風邪 大丈夫でしたか？

しぶき氷 初めて聞きました(^◇^;)すみません・・・
しかし、綺麗な氷柱ですね*･'(*ﾟ▽ﾟ*)'･゜ﾟ･*
冬の十和田湖 ほとんど モノクロの世界で それはそれで とても素敵な景色ですね。
きっと、かなり寒いんだろうなぁって感じます。
確かに、五感で感じること・・・大切な事ですよね。

どんどん、便利になってて 人は退化していってますよね・・・。

今年も 楽しいヤマレコ記録 期待してます。

宜しくお願いします。

ゲスト

aoiさん、おはようございます。
世の中が便利になることはもちろんいいことですよね。しかしそれに頼り切ってしまって、何にも考えずに楽なほうに流されていくのもまた人間なのかもしれません。一周回ってそれこそが人間の最終形態なのかもと、SFめいたことを考えてしまいました。

最終的には手も足も退化して、脳だけになってるなんてそんな漫画があったようななかったような。

さてさて、年明けからあまりいい天気ではありませんが、風邪ひかないように。よい新年を。