三の塔で初日の出


- GPS
- --:--
- 距離
- 3.5km
- 登り
- 490m
- 下り
- 486m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道路アクセス、登山道ともに雪もなく、特に問題なし。 |
写真
感想
あけまして、おめでとうございます。本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。恒例の初日の出登山、寒そうだなあと、大晦日には、ひよっていましたが、意を決して、今年も昨年に引き続き、三の塔初日の出登山に行くことにして、そそくさと準備を始める。家族からは寒いよ!正月ぐらいゆっくり寝たらいいじゃんと誘惑の魔の手が伸びてくるが、それらを振り払って、紅白終わって年越ししたら、即就寝。
今日は4時起床で、家を4:40過ぎに出発。少し遅れたけど、5時過ぎに菩提峠に付けました。ギリ1台分スペースがあり、ちょうど最後の1台みたい。ラッキーでした。外に出るとピリピリするほどの寒さで、分かっていたとはいえ、なかなかこたえる。無風なので、まだしのげそうな感じ。お天気は空は雲一つない快晴、三日月がとても綺麗だった。放射冷却もあり稜線はマイナス10℃以下だろうな等、考えながら出発。
防寒態勢に身を固め、ヘッデン付けてひたすら登ります。歩き出すと、思ったほど寒さも感じず、順調に稜線まで歩けて、50分ほどで到達。東の空が染まり始めてきた。まだ下界の夜景がきれいで、薄明るくなったけど、そのままヘッデンで登る。
二の塔までくると、同じ目的の初日の出を三の塔で迎えようとしてる人たちで、けっこう賑やかな道になった。三の塔への木道階段を中腹迄あがると、眼下に大きく相模湾が広がる絶景、これこれ!これを見に来たのよ!いい初日の出になりそうな予感、日の出20分前、一番東の空がきれいな時間帯、江の島もくっきり、三日月が良いアクセント、遠くに大島〜伊豆半島、姿の良い大山シルエット、どれも絵になる。
日の出10分前に、三の塔到着。寒いので、すぐダブルヤッケを脱いで、ダウンジャケットを着こみ、上は持ってきたスキージャケットに着替えた。ダブルヤッケは脱ぐと汗が一瞬にして凍り付いて、バキバキになる。寒いわけだ。2台目カメラを出して三脚にセットして富士山モルゲンのタイムラプス撮影開始。
もう1台のカメラであちらこちらを撮ってまわる。初日の出のゴールデンタイムのはじまり、始まり!富士山の上空はピンク色に染まってくる。東の空は若干地平線に沿って雲が出ており、その間から一筋の光が見えてくる。雲が無ければ日の出が見えてもよさそうだが、はっきりしない。やがて富士がモルゲンに染まりだした。
今日の富士山モルゲンロートは素晴らしかった。久々にきれいに赤く染まる富士を見た。中腹ぐらいまでモルゲンが進んだころ、雲の上から御来光。少し高く上がってからだったからなのか、めっちゃ光の強い眩しい御来光だった。無風快晴の中、穏やかな初日の出、分ぎって来てよかったなとつくづく思う瞬間だ。あちこちから歓声が上がる。こんな穏やかな初日の出のように、穏やかな1年となりますように!
30分ほど撮影したら、手がかじかんで、まったく動かせなくなってしまい、休憩所に入って、しばし暖をとる。もってきたサーモスであったかい味噌汁を1杯飲んで、生き返った。カップで感覚のなくなった手を温めながら、飲み干した。9時までに帰宅する約束、みんなでそろってお正月のおせちとお雑煮を食べるので、そんなに悠長にはしておれない。帰路は二の塔を登り返すが短いので、菩提峠迄30分ほどで下りきった。
近年、体の方のあちこちにガタが出てきて、思うように歩けなくなってきたので、気持ち的にだんだんと腰が重くなって、山に踏み出せないことも多くなったが、やはり出てしまえば、今日のように素晴らしいシーンに巡り合える可能性があるわけで、出不精になってはいけないですね。年初め、改めてよいスタートが切れました。
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