記録ID: 389808
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積雪期ピークハント/縦走
大山・蒜山
下蒜山(45度の斜面をラッセル)
2014年01月02日(木) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.4km
- 登り
- 588m
- 下り
- 576m
コースタイム
犬挟峠登山口(12:13)〜頂上まで1時間40分標識(12:29)〜三合目(12:49)〜五合目(13:06)〜雲居平(13:21)〜七合目(13:36)〜九合目(14:13)〜下蒜山山頂(14:33)〜雲居平(14:57〜15:42)〜犬挟峠登山口(16:05)、所要時間3時間52分
天候 | 曇り(五合目より上はガスで視界不良) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
尾根取り付きまではピンクテープにしたがっていきます。前半の難関は三〜五合目の急坂。新雪後のラッセルはかなりしんどいと思います(この日はトレースあり)。五合目を過ぎると雪原歩き。この日は視界が悪く、ホワイトアウトがこわいので右側にはりだしている潅木を頼りに進みました。七合目を過ぎると斜度があがっていきます。そして核心部は九合目直下の雪崩ゾーン。ここはよく雪崩れ、この日も雪崩注意報がでていました。斜度は45度。万が一を考え、右側の潅木に沿って登っていきます。登りきると九合目。あとは少しの登りをがんばり、山頂へ。 |
写真
感想
夜勤明けでいける山は少ない。大山でも夏山道が精一杯。岡山では北部の山しか難しい。いろいろな条件下のもと、下蒜山を登ることが多くなる。尾根歩き。急傾斜の登り。雪崩の恐れ。雪原歩き。絶景。雪山のいろいろな要素を存分に感じることができると思います。
トレースはないだろうなと思ったらあったので幸運でした。なかったらプラス一時間だったかもしれません。雪原にでると下蒜山では経験のしたことがないほどの視界の悪さでしたが、風もないしで進むことにしました。トレースは雲居平まで。おそらく彼らは新雪ラッセルでここまできたんでしょう。
七合目を越えると心臓の高鳴りを感じ始めます。夜勤明けの疲れなのか、幻聴があり、近くで登山者が笑い合う声がきこえてきて何度も確認することになりました。水気を含んだ雪質なのが幸いし、斜度45度の”デスゾーン”でなだれに巻き込まれることもなく、着実にあがれることができました。
厳冬期の蒜山三座縦走の予行練習としての位置づけでしたが、体力的にも余裕が感じられ、いい登山になったと思います。
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