塔ノ岳(大倉尾根往復)
- GPS
- 07:00
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,291m
- 下り
- 1,280m
コースタイム
天候 | くもり(山頂付近は雪) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
バカ尾根の名のごとく急登が続くが、特に危険な箇所はない。 花立山荘脇の登りを詰めたところからアイゼンがあった方が良い。 (アイゼン着用していない人もちらほら) トイレ:大倉尾根上に6軒程度あり、その全てに設置されている。使用料は30円〜100円 電波:ほぼ全通(NTTドコモ)遭難救助用の立札がそこらじゅうに立っているので、非常の際はその立札に書いてある番号に電話して、立札の位置番号を伝えるとよい。 |
写真
感想
2か月前に塔ノ岳に登って、
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-364709.html
「このルートは二度と登らん」と思ったのも束の間、2014年の幕開けはバカ尾根となった。
晴れの予報だったにもかかわらず、天気はあまり芳しくない。
山頂付近では積雪が多いという情報だったが、登山者の多さに驚く。さすがにハイシーズンに比べると少ないが、それでも渋沢発のバスに乗ったら座ることができなかった。
大倉バス停を出発してしばらくは木立の中の整備された道を行く。見晴らし茶屋を過ぎたあたりから、バカ尾根の本領が発揮される。
前回と違って、一度通っている道なので、精神的にはずいぶんと楽だ。それでもやはりバカ尾根、急登に次ぐ急登である。
花立山荘を過ぎ、登りを詰めたあたりから本格的な雪道となったので、おもむろにアイゼンを取り出して装着する。こないだ友人にいただいた6本爪の軽アイゼンである。
装着は至って簡単、私でもできるほどである。
生れて初めてアイゼンをつけて歩いてみるが、思ったよりも歩きやすい。
ザクッザクッといい具合に氷った地面に突き刺さり、滑ることもない。
金冷しから上は全くの雪世界となったが、通常の登山道と同じ感覚で歩くことができた。
山頂は10〜20センチほど積もっていたが、風の弱い場所を見つけて昼食を取った。今日はあまり風がなかったが、山頂の東側は比較的風が来ない。
昼食はウインナーを湯がいたものと、どんべえのカレーうどんである。山頂で温かいものが食べられるというのは極上の幸福だろう。
1時間ほど休憩し、下山する。
下山コースも同じ尾根を下る。下りでもアイゼンはその力を発揮し、とても楽に歩くことができた。
装着した場所と同じところでアイゼンを外す。
しかし、外した後に2度ほどこけてしまった。登山中に降った雪が踏み固められて凍ったのかもしれない。もう少し下で外せばよかった。
登りでは行けなかった大観望に寄り道をしてみる。こちらには丹沢唯一のテン場と小屋がある。
大観望という名の通り、とても見晴らしが良い。三浦半島から伊豆大島、伊豆半島あたりまで見えているようだ。
初のアイゼンワークということでビクビクしていたが、無事に大倉バス停まで到着することができた。
なお、コースタイムこそ前回と同じだが、前回は体力もスタミナも限界で膝が爆笑しながら下りてきたことを思えば、今回は休憩も少なく、体力的にも余裕で踏破することができた。
本当はもう少し経験を積んでから腕試しをするつもりだったのだが、思わぬ形で成長を実感することができた。
今度はヤビツ峠から登ってみたい。
(登山道から見えた三ノ塔がとてもかっこよかったため)
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