記録ID: 39163
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講習/トレーニング
奥多摩・高尾
三の戸山(読図山行)
2008年06月08日(日) [日帰り]


コースタイム
川井駅―南平―36号鉄塔―736地点―三の戸山―図窓山―古里駅
過去天気図(気象庁) | 2008年06月の天気図 |
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コース状況/ 危険箇所等 |
8時49分川井駅着の電車内で全員集合。 川井の駅からは、南平付近まで、バス道を歩く。直ぐに読図が始まりました。南平までの間に、現在地を確認するポイントが2つある。それはどこか?一つは送電線と交差する処。送電線は現在地確認の大切なポイントで、その鉄塔は必ず尾根上にあるとの事。 もう一つは沢。尾根と尾根の間には必ず沢があるとのこと。実際に水が流れていなくても、 地図で見て、尾根と尾根の間の、山側に入り込んでいるところを沢というそうです。 頭上に送電線を確認して、次に左から沢がきている事を確認。地図を見て、今何処にいるのかが分かると、段々、地図を見て歩くのが、楽しくなってきます。 三の戸山南東尾根の末端を回り込みました。地図のカーブの形と地形を見比べます。ここから登っても良いのだけれど、薮こぎになるので、鉄塔の巡視路を利用するとの事。 最初の目的地は、新秩父36号鉄塔。料理や「なかい」の看板を目印に、地形図で確認して、バス道から離れ、左の道へ(9:35) 道が二股になっている処に最初の標柱「新秩父36号鉄塔」があり、そこからは目指す鉄塔も見えます。標柱の案内に従って、左の道を行きます。暫く進んで、人家が途切れる処で、リーダーから、これから山道に入るので、準備をするようにとの指示。各自、虫除けスプレーなどをする(9:45) 3本目の標柱の処から、案内に従って、左に曲がり、古い堰堤を渡る。(9:55) 先頭を交代しながら、進みます。 巡視用の山道は基本的に階段状に整備されている様ですが、踏み後も定かでないところはコンパスをたよりに、道なき道を登って行きます。再び巡視路にでて、目指す尾根に着きました。その先はかなり大きな沢状の地形で、向こうの尾根に見えるのが、図窓山北峰、南峰の様です。(10:25) ここから尾根上の登りになり、暫く行くと、頭上正面のすぐそこに、突然鉄塔が姿を現しました。鉄塔についている36号という表示を見て、最初の目的地を確認しました。(10:43) ここで最初の休憩。曇りがちながらも、大丹波の集落、御岳、日の出山方面が見えました。 鉄塔からほんの少しの登りで、611地点。ここからはほぼ尾根通しに大きくこの字を描く様に進みます。地図とコンパスで進むべき尾根がどちらにあるかを確認し、その方向を見ると、確かに尾根があり嬉しくなってきます。少し下り、また緩やかに登って、710M辺りで、尾根が少し広くなってきました。そこから、736地点に向けて、ほぼ西方向に直角に近く、尾根は向きを変えます。このような地点では、そのまままっすぐに進んでしまわない様に、注意が必要との事(11:19) 赤杭尾根にぶつかった処で、お昼ご飯。登山道がとっても穏やかに見えます。 ほぼ西方に三ノ戸山。見える一番高いところが頂上との事で、標高差およそ40メートル。高さの感覚を目で見て覚える事。三ノ戸山(809地点)に到着(12:35) 又直角に近く方向を変えて進み、一旦赤杭尾根に出て、登山道が尾根から離れて下ってゆく位置から登山道を離れ、そのまま尾根を進むと、間もなく図窓山北峰。コンパスを南峰に合わせて少し下り、ほんの少しの登りで、南峰到着(13:30) ここからは道無き道を古里の駅まで降りる事になりました。コンパスを西光寺に合わせ、リーダーを先頭に進みました。西光寺迄の標高差およそ360M、直線距離およそ580M。かなり急で、捕まるところもあまり無い処や、今にも落石になりそうな石がごろごろしている箇所もあり、結構厳しい楽しいルートでした。 無事、民家の裏から、アスファルトの道へ(14:11)道なりに古里の駅に出て、読図トレーニングは終わりました。 時節柄雨の予報で、楽しみだった鍋も取りやめ、小雨にあうのを覚悟の山行出発でした。 が、天気は良い方に外れてくれて、時には陽も射し、吹く風も心地よく、色々な事を教えて頂けて、楽しい山行でした。リーダーの宿六さん、先輩の皆様方、有り難うございました。 |
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