冬季百名山15座目:磐梯山
- GPS
- 07:16
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 954m
- 下り
- 950m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
春へと季節が移ろう中まだ雪山に挑みたいお年頃。
冬を求めるべく春から逃げるように東北へと走り出し磐梯山へ挑むことを決めた。
夏季には表磐梯から登頂したため気分を変えるべく
冬季は裏磐梯スキー場からアタックすることにした。
朝から雲ひとつない快晴の素晴らしい天気。
風も、視界を遮るものもなにもない!/ ^o^\
今日は最高の登山ができると確信し
静かなる裏磐梯スキー場を駆け上がって樹林へと向かった。
しかしここから先は踏み跡が殆ど見当たらない…
どうやらマイナールートを選んでしまったようだ。
地図にある夏道は斜度がどんどんキツくなり明らかに谷底へ向かっている…
これはもう地図には頼れんな( ´Д`)
自分と野生の勘を信じてルーファイを繰り返し
稜線を歩くのがが最適と判断し樹林帯を掻い潜って前に進み続ける・・・
稜線を越えると突如平野部に。
振り返るとまぶしい太陽と白銀の飯豊山が
俺の苦労を称えてくれた(´;ω;`)
そのまま弘法清水小屋を越え稜線を歩き山頂に到達!
そこから見えたのは天鏡湖と呼ばれる猪苗代湖。
その名の通り空の蒼さを映す鏡。
4年前と同じく、磐梯山頂は快晴で俺を受け入れてくれた/ ^o^\
山頂で雑談した人の話によると冬は東側から登るのが王道らしい。
地図上では破線ルートで敬遠していたのだが…
冬は夏の常識が簡単に変わってしまうようだ。
というわけで下山は東ルートを選択。
太陽が当たるのか山体が熱を持ってるのかわからないが雪は殆どなくかなり歩きやすい。
火山が構成する崩落地と天狗岩に見惚れながら間を縫うように進んだ。
アイゼンの脱着が面倒だったり冬靴が泥だらけになったりもしたけど
景色も良く充実感の高いルート。
登りでは初めてルートファインディングを駆使する貴重な経験をさせてもらったし
冬山登山のレベルアップにはつながったんじゃないだろうか?
磐梯山よ、最高の一日をありがとう!
冬季百名山15座目・踏破!
★ルートレビュー★
難易度:C
中ノ湯跡から弘法清水小屋までの区間は冬季登山者が少なくルート不明瞭。
夏道は完全に雪で埋まっており急斜面のトラバース路となるため歩行困難。
稜線上の樹林をかき分けながら進むのが安全です。
冬季は櫛ヶ岳方面の夏道破線区間がメインルートでトレースも多いため
こちらからの往復がおすすめです。
体力度:D
標高1816m 標高差909m 平均斜度9.9° 登り4:10(5.3km) 下り2:00(4.6km)
距離と標高差も平均的でアイゼンや冬靴などの重さで多少速度は削がれるものの
体力的には夏山とほぼ変わらない感覚で登り切れます。
展望:B
中ノ湯跡から先の稜線区間から展望が開き始め周囲には
飯豊山・朝日連峰・月山・吾妻山・安達太良山などの東北の百名山と檜原湖の眺望。
山頂からは前述の景色に加え猪苗代湖と会津若松の街並み。
更に猫魔ヶ岳や櫛ヶ岳まで一望できる360°の絶景を楽しむことができます。
総評:B
裏磐梯からのメインルートを使えば危険個所や迷う箇所も少なく
春季であれば櫛ヶ岳付近は地熱で雪も解けているため比較的簡単に登れます。
東北の雪山メジャーである蔵王・吾妻山・安達太良山から
次のステップに進みたい方に最適な山と言えるでしょう。
★ルートレビューリスト(冬季百名山)
https://wp.me/PcUql6-1aj
★Youtube
https://www.youtube.com/channel/UCLUg39_QesgFceFL_ECKLUw
★百名山登山記ブログ
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