大鹿山 〜 笹子雁ヶ腹摺山 (甲斐大和駅→笹子駅)

2022年01月16日(日) [日帰り]

• GPS: 06:01
• 距離: 13.8km
• 登り: 1,181m
• 下り: 1,214m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:36
• 休憩: 0:23
• 合計: 5:59

6:48 甲斐大和駅
7:16 7:16 景徳院入口バス停
8:32 8:33 大鹿山
8:53 8:53 大鹿峠
9:30 9:37 お坊山
9:45 9:45 トクモリ
10:04 10:06 米沢山
10:29 10:30 展望地
11:00 11:10 笹子雁ヶ腹摺山
11:30 11:31 ・1188
12:19 12:19 新中橋バス停
12:26 12:27 追分バス停
12:47 笹子駅

天候

快晴。稜線は北西の風5m/sくらい。凍った土がとけてぬかるむこともなく、寒い日でした。

アクセス

利用交通機関：

電車

JR中央本線を利用。往路は甲斐大和駅から、復路は笹子駅まで徒歩です。

コース状況／危険箇所等

一般登山道ですが、笹子嶺の稜線は要注意箇所が少なからずありました。なお、ややグリップの弱いソールの靴を履いていたので、その分感じ方にバイアスがかかっているかも知れません。
●景徳院→主稜線: 全体に緩勾配で歩きやすいです。落ち葉は少々。
●大鹿山→お坊山: 大鹿山の下りはザレた急勾配が長く続き、落ち葉も多いです。ここの落ち葉はよく滑ります。お坊山への上りにはザラメ雪が残っていましたが、フラット足で問題なし。
●お坊山→米沢山: 北側斜面が切れ落ちています。スリップ厳禁。
●米沢山→笹雁: 米沢山からの下りに鎖3本、ロープ1本。斜度は大したことありませんがホールドや鎖は何となく怪しげで、足元はザレと落ち葉です。使ってませんが、鎖場を巻くらしき踏み跡もありました。
●笹雁→笹子: 路面良好なハイキング道です。ただし山頂直下などに落ち葉ラッセル区間あり、滑ります。

その他周辺情報

景徳院入口(県道沿い)の市営駐車場にある公衆トイレ。早朝から暖房がしっかり効いていて快適でした。

写真

1/16 6:47

早朝の甲斐大和駅前。降り立ったのは自分一人でした。暖かい季節には大菩薩へと向かう登山者で賑わう駅前も、今は閑散としています。

1/16 7:01

車道を歩いていると、国道の向こうに笹雁らしい山影が。ちょうど朝日を浴びはじめたときでした。

1/16 7:16

景徳院入口のバス停と市営駐車場。まだ誰もいませんが、公衆トイレはしっかり暖房されていて快適でした。

1/16 7:18

景徳院への細い車道に入ります。

1/16 7:20

大鹿峠入口は右と書いてありますが、ここは左へ。

1/16 7:21

景徳院の仏様に手を合わせて、

1/16 7:23

門前を横切りさらに進むと登山口が現れました。真ん中の坂に入っていきます。

1/16 7:42

笹子嶺の稜線まで、だいたいは路面のよい緩勾配の道です。

1/16 8:23

稜線間近です。本道は左ですが、どうせ右へ行くのだからと直登しました。落ち葉で滑って難儀しました。。

1/16 8:32

稜線に出て少し進むと、そこが大鹿山の頂上。

1/16 8:41

大鹿山からの下りはいまにもズルッ、ドスンといきそうな急勾配のザレザレ坂が長く続きました。一般登山道だからグリップの弱い靴でいいだろうと舐めてかかったことをここで後悔。

1/16 8:55

道証地蔵へと下る落ち葉たっぷりの道を左に分けて、尾根道は直進。

1/16 9:20

お坊山への登り。標高1300mあたりからザラメ雪がありましたが、フラット足で問題ありませんでした。

1/16 9:27

鋭峰、滝子山。

1/16 9:30

お坊山頂上です。

1/16 9:31

お坊山は今日のルート上、最高のビューポイントでした。まず南アルプス。

1/16 9:31

そして八ヶ岳。

1/16 9:37

富士山も。

1/16 10:03

北側の切れ落ちた稜線をヒヤヒヤしながらたどり、お坊山から30分ほどで米沢山に着きました。

1/16 10:12

米沢山からの下りがまたクセモノでした。激下りの鎖場。

1/16 10:13

ザレと落ち葉の斜面で足場を拾いながら、鎖と岩でバランスを取って横移動します。

1/16 10:16

落ち葉の急斜面の下り。鎖がなかったらスリップ間違いなし？　鎖場を巻く踏み跡が右上に延びています。

1/16 10:30

目指す笹子雁ヶ腹摺山がきれいに姿を見せました。

1/16 10:59

笹子雁ヶ腹摺山頂上です。午前11時。

1/16 11:12

山頂直下に反射板らしきものが据え付けられています。

1/16 11:11

板は三ツ峠の電波塔のほうを向いているように見えます。

1/16 11:11

反射板のたもとから富士山もきれいに見えます。

1/16 11:15

笹子雁ヶ腹摺山から笹子への道は路面良好なハイキング道ですが、山頂直下にはこのような落ち葉ラッセル区間もありました。腰下くらいまで身体は埋まり、足も滑りやすいです。

1/16 11:59

JRの送電線をくぐりました。下界がだいぶ近づいています。

1/16 12:16

尾根の最下部は造成墓地で、そこをよけながら適当に下りると車道に出ます。

1/16 12:37

最後は国道歩き。昭和33年に現在の国道ができる以前の橋がひっそり残っていて、時代を感じさせます。

1/16 12:49

笹子駅到着。

1/16 13:00

笹子に下山したら、ごほうびは笹子餅。ごちそうさまでした。

撮影機器：

PowerShot G9 X Mark II CANON

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス ツェルト カメラ アイゼン

感想

江波山のたぬき

グリップの弱い靴を履いてこういうコースに入る度、体重移動や姿勢といった基本的なことが問われるように思います。なお、要注意と感じた場所はすべて下りでしたので、逆コース(笹雁→大鹿)を取るとまた異なった感想になるのかも知れません。