千早古道〜肩衝山
- GPS
- 04:35
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 872m
- 下り
- 844m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
●帰り= 多門橋 13:36 (金剛自動車・410円) 富田林駅 |
写真
感想
covid19オミクロン株の急拡大により、御堂筋線に乗ることが憚られる。落ち着くまで大阪南部の山に登ることにした。
キャンプで行こうと思っていたものの足の負傷によって行けていない千早古道から金剛山。ワンデイとなると奈良側に下りず 南海バスで帰りたいが、バスは混むので御堂筋線を避ける意味がなくなる。そこで金剛山に行かず、肩衝山から千早赤阪村 (森屋 あるいはサバーファーム バス停) に下りることにした。クヌギ峠以降の道は初めて使う道となる。
どんくさい道間違いもあったが、肩衝山までは変化があって楽しい道だ。ひとけはまったくなし (太井集落さえも)。林道箇所も多いが ところどころ野趣ある山道がある。楠木正成が辿った道という千早古道もいい。わずかな積雪、閉校になった千早小学校の付けた道標も含めて郷愁や哲学的な思考を誘う。
肩衝山山頂部は狭いスペイスで三角点もなく、登頂の爽快感はなし。チラッと金剛山が覗く。簡単な腹ごしらえを終え 下山路に近い東側に下りてみたが、藪で足元悪く また林道も倒木をくぐらないといけない荒れよう。南側の道を引き返すのが無難。
下山路は「山と高原地図」に破線で掲載されている道。ほとんど舗装道で 地味極まりない。
気を付けないといけないのは舗装道が左 (南東) に曲がる手前の分岐。北西への地道を進んだが藪に阻まれた。「山と高原地図」に「ブッシュ通行困難」と書かれている箇所よりかなり前。国地院地図にも道が書かれているが (318を通る道)、通行困難。分岐に戻り、北西への地道を左 (南東) に曲がる舗装道を下り、記載されている道の南西側の道で下った。
中津原の集落を行く。予定よりもペースが早かったため調べていなかったが、多聞橋バス停でちょうどバスが来る時間だった。14キロ歩いているので、ここで終了にすることにした。
登りは楽しい道だった。下りは面白くない道だったが、予定の道が行けなかったとなると、逆に行って確かめてみたいという気になってくる。
コメント
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千早古道を歩かれたのですね。
静かでよい感じやったでしょ?
太井集落からまた山に入る道は私たちも探しました。
私たちは、即、スマホでカンニングでしたが
私は、あの千早小学校の子どもたちが作った道標を見ると、あれこれ思いを巡らせてしまいます。
設置当時でも歩く人が少なくなってきてる道を残そうと、みんなで作ったんだろうなぁって。高学年の社会の授業かなんかでの「みんな、どう思う?」「道標を作ったらいいと思う!」なんてやり取りが目に浮かびます。
MOZARTさんのレコは写真も説明もわかりやすいから、これから歩く人にとてもいいガイドブックになりますね。
このレコを見て歩く人が増えたらいいな。
整備を続けてくださってるsilverboyさんには、ほんと頭が下がります。
あ、そういえば余談ながら、お気に入り登録 papiさんところでしたつもりでしたが、taramiさんのところでしていたことに昨日 気付きました
太井集落からの取り付きは無駄に迷いました。スマホやスマートウォッチを持っていればそれほど迷うこともないでしょうが、実は私、スマホすら持っていません 10年ほど前だったか、友人が言った「道迷いも楽しめ」という言葉を肝に銘じようとは思うのですが、いつもむっちゃ焦り、また悔しいです。
千早小学校の道標は廃校になったとのことで余計に愛着を感じますね。だいぶ傷んでいますが、できるだけ長く使えればいいですね。
またサイハイランの花の季節にでも歩くことができればと思っています。
それにしてもいつもいろいろ珍しいコースを歩いておられることに感心しています。また参考にさせてもらいます
二人で紙地図、コンパス、GPS持ってるのにどういうことなのかしらと思います。
道迷いも楽しめ😊そんな言葉もあるのですね。毎回楽しんでしまいます
千早古道をなんとかメジャールートにというsilverboyさんの思いがあるので、また、歩けるといいなぁと言うてます。肩衝山から北の道も私もまだ、歩けてません。また、行ってみたいと思います
友人が言った「道迷いも楽しめ」は、調べてみますと2013年8月 三峰山〜岳の洞キャンプででした。道間違いに気づき、私が必死に戻ろうとするのを見て友人が言ったんです。なるほどと感心し、心に刻まれまたが、いまだに時間ロスやきれいなログが作れないことを思い切り悔やみます。
それにしても千早口駅から千早古道に合流する道はともかく、中津原から伸びる千早古道、なんで「山と高原地図」に載っていないんでしょうかね。それだけに静かな山登りができるのですが。今度は中津原から登りたいと思っています。
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