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Yamareco

記録ID: 3951030
全員に公開
キャンプ等、その他
奥多摩・高尾

小田野城・他

2022年01月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
08:07
距離
12.8km
登り
218m
下り
219m
歩くペース
ゆっくり
1.81.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:45
休憩
0:12
合計
7:57
距離 12.8km 登り 227m 下り 223m
11:09
11:20
14
11:34
0
11:34
0
11:34
11:35
359
17:34
川原宿大橋バス停
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2022年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
現地入り後、副長の車で移動
コース状況/
危険箇所等
恩方中の裏山は小津峠に続く赤道がありますが、現地一帯の山を業者が買い上げて、継続的に伐採作業(択伐)を行っていて、上の尾根道を含めて「入って欲しくない」感じです。
201:川原宿バス停前駐輪場で合流。以後、副長の車で移動
201:川原宿バス停前駐輪場で合流。以後、副長の車で移動
208:第1現場は小田野城の搦め手口。ここは旧道(おだわら道)の峠。峠と言っても駐車場が3つ並ぶ程の広さがある。正面に左から右に登る道が見えるが、伐採前は薮で全く見えなかった。小田野城の遺構かどうかは不明
208:第1現場は小田野城の搦め手口。ここは旧道(おだわら道)の峠。峠と言っても駐車場が3つ並ぶ程の広さがある。正面に左から右に登る道が見えるが、伐採前は薮で全く見えなかった。小田野城の遺構かどうかは不明
209:峠を西(恩方方向)に少し下ると、小田野城の搦め手口と思われる竪堀状の道がある。正面の森の手前が堀道になっている
209:峠を西(恩方方向)に少し下ると、小田野城の搦め手口と思われる竪堀状の道がある。正面の森の手前が堀道になっている
210:小田野城搦め手の堀道を少し登った所。コナラの伐木で堀道が埋まっているので、危なくて歩けない。これを2人で片付ける
2022年01月23日 09:53撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
1/23 9:53
210:小田野城搦め手の堀道を少し登った所。コナラの伐木で堀道が埋まっているので、危なくて歩けない。これを2人で片付ける
211:堀道を少し登った所。片付け前
2022年01月23日 09:53撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
1/23 9:53
211:堀道を少し登った所。片付け前
223:前写真と同じ位置。丸太にロープをかけて持ち上げ、1時間かけて撤去。終盤は1本片付ける毎に休憩を入れないと体が持たない
223:前写真と同じ位置。丸太にロープをかけて持ち上げ、1時間かけて撤去。終盤は1本片付ける毎に休憩を入れないと体が持たない
224:小田野城搦め手口。上の写真と逆向き。薮も刈って道らしくなった
224:小田野城搦め手口。上の写真と逆向き。薮も刈って道らしくなった
222:堀道を片付けた丸太。半分は元から並べてあった
2022年01月23日 11:04撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
1/23 11:04
222:堀道を片付けた丸太。半分は元から並べてあった
225:一服してから小田野城の搦め手堀道を登る。上で平坦になると道は右手に回り込み、左側は高さ2mを越える土塁になっている
225:一服してから小田野城の搦め手堀道を登る。上で平坦になると道は右手に回り込み、左側は高さ2mを越える土塁になっている
231:搦め手堀道の20m程上手に浅い堀があるが、ここも大きなコナラの伐木で埋められている。上を歩けるので良しとしよう
231:搦め手堀道の20m程上手に浅い堀があるが、ここも大きなコナラの伐木で埋められている。上を歩けるので良しとしよう
232+233:小田野城の搦め手堀道を道路側から見通し。片付けた範囲は矢印の下から2つ目から3つ目までの間
2022年01月23日 11:25撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
1/23 11:25
232+233:小田野城の搦め手堀道を道路側から見通し。片付けた範囲は矢印の下から2つ目から3つ目までの間
243:第2現場の皎月院(こうげついん)に移動。昼前に住職に挨拶し、寺の駐車場で昼食を済ませてから小津峠方面を目指す
2022年01月23日 11:41撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
1/23 11:41
243:第2現場の皎月院(こうげついん)に移動。昼前に住職に挨拶し、寺の駐車場で昼食を済ませてから小津峠方面を目指す
250:皎月院裏手のセメント固めの石垣。今の住職が積まれたとの事で、戦国時代のもを積み直した訳ではないらしい
2022年01月23日 12:02撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
1/23 12:02
250:皎月院裏手のセメント固めの石垣。今の住職が積まれたとの事で、戦国時代のもを積み直した訳ではないらしい
261:皎月院裏の林道を通って恩方中の裏手に回る。正面は本堂の屋根。その上の伐採跡は砦のある番場尾根の先端で、かなりの急斜面
2022年01月23日 12:40撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
1/23 12:40
261:皎月院裏の林道を通って恩方中の裏手に回る。正面は本堂の屋根。その上の伐採跡は砦のある番場尾根の先端で、かなりの急斜面
269:恩方中裏の竹林の中の林道っぽい広い道の途中にある大穴。この穴は住職が若かりし頃には既にあったらしいが、時代は不明
269:恩方中裏の竹林の中の林道っぽい広い道の途中にある大穴。この穴は住職が若かりし頃には既にあったらしいが、時代は不明
276:竹林の西側、小津峠道の入口にあるお堂。西側一帯の山を買って伐採作業をしている会社と関係があるようだ
276:竹林の西側、小津峠道の入口にあるお堂。西側一帯の山を買って伐採作業をしている会社と関係があるようだ
277:小津峠への赤道は林道に拡張されている。登り始めてすぐ、「もののけ広場」と書かれた分岐がある。ここを寄り道した所、林業者に呼び止められ、トラブルになって1時間半の足留めを食らって退去という大誤算
277:小津峠への赤道は林道に拡張されている。登り始めてすぐ、「もののけ広場」と書かれた分岐がある。ここを寄り道した所、林業者に呼び止められ、トラブルになって1時間半の足留めを食らって退去という大誤算
280:中途半端に時間が余ったので、北浅川を渡って南側、大沢砦方面へ移動。向山尾根の先端西側にある曲輪。地元の知人の畑跡だが草原(ドッグラン?)になっている。正面奥の藤棚はキウイだが、去年は取れたのか。正面奥の林にの中へ
280:中途半端に時間が余ったので、北浅川を渡って南側、大沢砦方面へ移動。向山尾根の先端西側にある曲輪。地元の知人の畑跡だが草原(ドッグラン?)になっている。正面奥の藤棚はキウイだが、去年は取れたのか。正面奥の林にの中へ
283:向山尾根の杉林の中は、下草がほとんど無く、歩き易いが道がどこだか区別が付かない。写真正面は西側に巻きながら登る広い道だが、近世の林道跡だろうか。200m程続いている
283:向山尾根の杉林の中は、下草がほとんど無く、歩き易いが道がどこだか区別が付かない。写真正面は西側に巻きながら登る広い道だが、近世の林道跡だろうか。200m程続いている
286:向山尾根の先端西側には広めの1段曲輪があって、猪の罠用の檻が設置してあるが、入口が閉ってるし、餌(ぬか)も無い
286:向山尾根の先端西側には広めの1段曲輪があって、猪の罠用の檻が設置してあるが、入口が閉ってるし、餌(ぬか)も無い
287:尾根先端を東側に巻いて、小群(こむれ)沢に降りる。道は薄い踏み跡レベル。堰堤の上に看板が見える
287:尾根先端を東側に巻いて、小群(こむれ)沢に降りる。道は薄い踏み跡レベル。堰堤の上に看板が見える
288:小群沢堰堤2の上の看板。猪・鹿の罠があると書いてあるが、鹿の罠だと落とし穴式になっていて踏み込むとワイヤーが閉まるので怖いな
288:小群沢堰堤2の上の看板。猪・鹿の罠があると書いてあるが、鹿の罠だと落とし穴式になっていて踏み込むとワイヤーが閉まるので怖いな
289:小群沢を渡って作業道の短い坂を上り、折り返して尾根先端方面へ回り込むと次の現場。この山は2020年から森林組合(東京都の助成金事業)の整備が入っているようだ。ちなみに国有林の場合は普通の民間業者が請け負う
2022年01月23日 15:02撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
1/23 15:02
289:小群沢を渡って作業道の短い坂を上り、折り返して尾根先端方面へ回り込むと次の現場。この山は2020年から森林組合(東京都の助成金事業)の整備が入っているようだ。ちなみに国有林の場合は普通の民間業者が請け負う
295:小群沢東尾根の先端は、尼寺跡と伝わる皎月院の土地(幅40m奥行き40m程の真っ平ら)だが、戦国時代に作られた曲輪である事は疑う余地が無い。アオキが散発的に生えていて見通しが悪いので、下刈り作業をする
2022年01月23日 15:10撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
1/23 15:10
295:小群沢東尾根の先端は、尼寺跡と伝わる皎月院の土地(幅40m奥行き40m程の真っ平ら)だが、戦国時代に作られた曲輪である事は疑う余地が無い。アオキが散発的に生えていて見通しが悪いので、下刈り作業をする
301:尼寺跡曲輪の下刈後。真ん中奥から始めたが、切ったアオキのバラし片付けが大変で、先端までは到達出来ず。残りはまたの機会に。写真は尾根上側5mの帯曲輪状になっている場所から。この尾根上は未踏
301:尼寺跡曲輪の下刈後。真ん中奥から始めたが、切ったアオキのバラし片付けが大変で、先端までは到達出来ず。残りはまたの機会に。写真は尾根上側5mの帯曲輪状になっている場所から。この尾根上は未踏
306:第4現場は、皎月院の裏から見えた番場尾根の東斜面へ。2019年の台風19号の土砂崩れ現場の中央から上を見る。栗林跡が跡形も無い。右半分はWさんの土地だったが、左半分を持っているBさんが買い取ったらしい
306:第4現場は、皎月院の裏から見えた番場尾根の東斜面へ。2019年の台風19号の土砂崩れ現場の中央から上を見る。栗林跡が跡形も無い。右半分はWさんの土地だったが、左半分を持っているBさんが買い取ったらしい
307:土砂崩れ現場の下側。左右の土手に対して僅かに窪んだ土地だった。全体が緩斜面に近い傾斜だが、先端部は1段の曲輪の急斜面があり、丸毎流出した。正面の家1軒が床上浸水の被害
307:土砂崩れ現場の下側。左右の土手に対して僅かに窪んだ土地だった。全体が緩斜面に近い傾斜だが、先端部は1段の曲輪の急斜面があり、丸毎流出した。正面の家1軒が床上浸水の被害
310:曲輪伝いに北側に移動して番場尾根東陣地の中の丸に出る。中央に土塁の道があり、両側が畑だが、左の畑は猪の被害に負けて草薮と化してしまった。正面が土壁なので、的場に良い場所だったはず
310:曲輪伝いに北側に移動して番場尾根東陣地の中の丸に出る。中央に土塁の道があり、両側が畑だが、左の畑は猪の被害に負けて草薮と化してしまった。正面が土壁なので、的場に良い場所だったはず
313:土塁道を登ると、「おおくん原」の名が残る農園地帯に出る。写真は農園中央通りから南方向を見る。この少し先を左側に下って表通りに向かう。北浅川からは数段の段丘の上にあるので、ここに大軍勢を構えれば無敵の陣を敷ける最高の立地
313:土塁道を登ると、「おおくん原」の名が残る農園地帯に出る。写真は農園中央通りから南方向を見る。この少し先を左側に下って表通りに向かう。北浅川からは数段の段丘の上にあるので、ここに大軍勢を構えれば無敵の陣を敷ける最高の立地
317:途中薮を突破して、表通りに出る。通り沿いの擁壁は道を作った時のもので、かつての防御構造の段丘が削られて消失しているのは残念だが、それ以外は良く残っている。少し陽は長くなって来たが、かなり暗い
317:途中薮を突破して、表通りに出る。通り沿いの擁壁は道を作った時のもので、かつての防御構造の段丘が削られて消失しているのは残念だが、それ以外は良く残っている。少し陽は長くなって来たが、かなり暗い

装備

個人装備
ゴム貼り手袋 折り畳み雑鋸 枝切り鋏 GPS(etrex30) GPS(GPSmap62s) 自作フィンガー装着ライト デジカメ(G9X-markII) iphone
共同装備
短ロープ×2 大鋸(SILKY なたのこ60/33cm) 中鋸(ゴム太郎 プロ剪定鋸 240mm) 大鋏(ニシガキ工業 太枝切りばさみ 太丸 ミニ) 片手鍬(浅香工業 幅広 300mm) 8mm虎ロープ10m 組立式小鎌

感想

小田野城での古道整備作業と、小津峠方面の見張り台跡探索の2部構成のミッションを予定。

小田野城は八王子市の業者委託で道路際の伐採があり、伐木の処理が悪かったので、片付ける事にした(八王子市文化財課には報告したが、お礼も苦情も無い)。
伐木が重く、2人で作業したが、腰がだいぶやばかった。休みながら1時間が限界。

午後の小津峠方面は、麓近くで地権者の妨害(1時間半の説教)があり、ミッション失敗。
峠道は赤道にはなっているが、林道化され、峠の少し北側まで業者が買い占めている事から、尾根道を含めて「自分らの土地なので勝手に通って欲しくない」事を主張され、国有林以上によろしくない状況である。
林道入口に伐採作業中の注意表示すらないが、伐採作業は択伐で年中やっているとの事なので、リタイヤ下山などやむを得ない場合を除いては通らない方が良い。

大沢砦(仮称)は、広くて見所も多い非常に良い砦跡で、上の方(パウロ高校の山は(一応)一般立ち入り禁止)まで見るなら1日必要なレベルだ。

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