熊野古道伊勢路八鬼山

2022年01月31日(月) [日帰り]

• GPS: 05:19
• 距離: 11.7km
• 登り: 700m
• 下り: 706m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:32
• 休憩: 0:48
• 合計: 5:20

8:43 熊野古道センター駐車場
9:00 9:05 登山口
9:43 9:50 籠立場
11:14 11:20 荒神堂
11:28 11:35 八鬼山
11:41 12:00 桜の森広場
13:15 13:15 林道
13:27 13:30 名柄一里塚
13:52 13:53 雁木付きの家
14:02 14:02 三木里駅
14:03 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

尾鷲市の熊野古道センターの駐車場に止めました。
帰りは三木里駅からJRに乗り、二つ目の大曽根浦駅で降りて、熊野古道センターまで歩きました。240円。
電車の数は少ないです。
14：23発14：35着の電車に乗りました。

写真

熊野古道センターの駐車場に車を止めました。

登山口に続く道の入り口にある看板

道標歌碑

登山口の前にはトイレがあります。

登山口

案内図

八鬼山山頂までの番号かと思いましたが、三木里の登山口までのようです。63番は気づきませんでした。60番を過ぎてもう少しだと思いましたが、その後三木里駅まで30分以上かかりました。

石垣

岩に残るペンキ跡。15年前に登った時には、世界遺産になることに反対する文字がペンキでいくつも書かれていて痛々しかったです。

行き倒れ巡礼供養碑

江戸時代から続く石畳の道

樹齢300年の檜

パワーがあります。

日が射す古道

一里塚

九木峠の道標。「右、みきさとみち　左、くきみち」と書いてある。

荒神堂

八鬼山山頂。大きな石があります。展望はありません。

山頂近くの桜の森広場は広々とした芝生の場所です。

熊野灘の展望

下りの江戸道

けっこう急です。

古いガイドブックでは江戸道のほうが明治道より荒れていると書いてあるが、今は江戸道が世界遺産になって整備されているようだ。私も江戸道を通りました。

地権者の方の抗議文。もう解決したと聞いているが、いろいろ問題があったようだ。

名前がわからなかった大きな木

幹にはたくさんの葉っぱが付いていました。

この葉っぱです。ヒトツバというシダの仲間で岩や樹皮に着生するそうです。

登山口から少し新宮方面に行った所にある名柄町の一里塚

一里塚の先にあるトイレ

三木里の海

三木里駅

紀勢本線は単線です。

大曽根浦駅に着く。ここから熊野古道センターまで歩く。10分くらいかな。

感想

mayutsubo

山歩きはヤマレコにアップしませんでしたが、11月に鈴鹿の日本コバに行って以来2か月ぶりです。
その間にぎっくり腰から坐骨神経痛が再発してしまいました。やっとよくなってきたので、足慣らしの山歩きです。

伊勢路にある八鬼山は標高は低いですが、0mに近いところから歩きだすので、標高差は700m近くになり、そこそこ登りがいがあります。
世界遺産の熊野古道ということで、石畳の多い道は整備されています。
八鬼山までの登りの道は特に見所が多く、看板が設置されていて、そのたびに立ち止まって読むというかんじです。
せかせか歩くよりも古の人の気持ちに想いを馳せてゆっくりと歩くのがいいかと思います。

ただ、麓では世界遺産になることで、林業や生活に支障がでるということで、反対運動がありました、
私が初めて八鬼山に行った2007年は世界遺産になって間もない頃で、地権者の方が書いた反対のペンキの文字が木や大きな石に書かれていて無残なものでした。
15年ぶりに行った八鬼山、ほとんどのペンキの跡は消されていました。

帰りは三木里駅からJRで2つ目の大曽根浦駅まで電車に乗りました。
紀勢線の各駅に乗るのは15年前に同じコースで八鬼山を歩いて以来かも知れません。
乗るときは地元の方がドアの横のボタンを押してドアを開けて乗ったので後に続きました。
下りる時は車中で運転手さんに整理券を見せて240円払いました。
下りたのは私だけだったので、ドキドキしました。
今度新宮から尾鷲までのんびりと各駅停車の旅をしても楽しいかなと思いました。

1月31日、今年初めての山歩きになったと思いましたが、旧暦では大晦日。
そう考えると、去年最後の山歩き。
1日で今年初めてと去年最後の山歩きができたような気になりました。
お天気に恵まれ、温かく、誰にも会わない静かな山歩きになりました。