谷川岳

コースタイム
天候 | 5/23 早朝6:00〜9:00晴れ、9:00〜13:00雨及び強風、13:00〜16:00曇り、16:00以降は晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2009年05月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪について 天神平〜肩の小屋間の残雪は途中4、5箇所に残るだけ。 気になる方は軽アイゼンでも十分。 林道の日の当たらない場所及び肩の小屋の直下20mだけであった。 トマノ耳〜オキノ耳〜一ノ倉岳間の積雪は無し。 雨風について 9:00過ぎ頃から山域全体がガスに包まれ横殴りの霧雨が降り続いていた。 視界は悪いがルートはハッキリしている為迷うことは無し。 岩場は濡れて滑るため、特に注意が必要か。 肩の小屋は営業中、休憩室あり。雨が降っていたので中は温かく別世界。 ちなみにHOTコーヒー¥400也。(行き帰りで2杯頂いた) |
写真
感想
日曜の天候が悪いとの予報があったため日帰りで計画。
どれだけの雪が残っているのか判らなかった為、念を入れて12本爪アイゼン、ピッケル等の雪山装備を持参した。
前日深夜に水上道の駅にて車中泊。
朝谷川岳を見上げると余り雪は残っていないようだ。
土合からロープウェイを利用し、だいぶ楽をさせてもらう。
スキー場のゲレンデ付近は融雪でぬかるみ、歩きづらい。
天神平〜熊穴沢避難小屋付近の林道は丸太、渡し板で整備されとても歩きやすい。
途中4箇所ほど道上に雪が残るが、全てロープを廻らせており掴む事も可能。
尾根伝いの道に差し掛かる頃、急速にガスに包まれ風が強くなる。
細かいミスとが纏わり付き始めたので、早めに防寒服を羽織る。
完全にガスに包まれ視界が悪くなり、目に入る全ての景色が乳白色に変わる。
景色を楽しむ術がなくなり、少々残念だ。
持参した一眼レフもザックの中で待機中、このままでは出番も無いかも・・・。
とりあえずコンデジで道中の記録を残す。
天狗の留り場を過ぎた肩の小屋直下にてやや大きめに雪が残る。
ここもロープが渡してあり、掴む事も可能。
辿り着いた当初、ガスが掛かり視界が悪い為、雪がどこまで続くのかその先の状況が判らなかった。
一応念のためアイゼンを着けるが、20〜30m登って雪が途切れた為、結果余り効果はなかったようだ。
もちろん帰りは付けずに踏破した。
視界に肩の小屋が入る。
横殴りの霧雨でずぶ濡れになり、眺望もない為小屋にて休憩させてもらった。
中はとても温かい。
コーヒーを注文し、濡れた髪、体を拭く。
小屋のご主人に谷川連邦の状況を聞くと谷川〜平標間も谷川〜清水峠〜朝日岳間も縦走は可能との事。
雪が残るのも小屋の直下ぐらいだとの話。
雨宿りしても回復の兆しは全く無いため、当初の予定通り一ノ倉岳頂上まで目指す。
トマノ耳、オキノ耳もガスと霧雨で何も見えない。
証拠写真の記念撮影だけ済ませ早々に発つ。
奥の院辺りまで来ると全く人影も無くなった。
多くはオキノ耳で引き返しているようだった。
途中から岩場が続き滑りやすくなる。
小屋のご主人が言っていた岩場が丸く磨かれているから用心して、との意味が良く判った。確かに良く滑る。
ガスの所為で視界が悪い分、切り立った崖が見えず恐怖感は殆んど無い。
むしろ風のほうが怖かったかもしれない。
一ノ倉岳の頂上まで辿り着き折り返す。
頂上にあった避難小屋はとても小さく冬場にここにとどまるのは勇気が要りそうだった。
途中雨は止むが、風は強くなったようだ。
肩の小屋までサッサと戻り昼食をとる。
またコーヒーを戴き体も温まる。
15時丁度に天神平目指し出発。
下り始めるとガスが切れ始め、少しずつ眺望が利き始める。
これまで撮れなかった分の撮影等を楽しみながらノンビリ下る。
16時30分で天神平のロープウェイも終わるようでその時間に合わせ付近の山々を眺めた、最後の最後で見渡せるようになり「終わりよければ全て良し」と言った所か。
駐車場で車を出し、マチガ沢と一ノ倉沢を眺めに行く。
流石にここを登る気だけは全く起こらなかった。
次は縦走してくる予定です。
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