初めての御在所岳前尾根

コースタイム
- 山行
- 8:07
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 8:30
天候 | 雨のち曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
行きの高速で雨がぽつぽつと来出し途中も小雨が降っていたが、取付き手前では 雨が止んで登り出す。結構混んではいたが最初の方で進んでいたため待ち時間はほとんどなし。 |
その他周辺情報 | 帰路、湯の山温泉入口にある『片岡温泉』(600円)に入浴してから帰途に付きました。 |
写真
感想
夏の山行に向けて南山での練習を重ねてきましたが、マルチピッチでのザイルワーク
を練習するため、初めての御在所岳前尾根へ行って来ました。
小雨がぱらつくなかを裏道登山口から登り出し、藤内小屋で一息ついてから、藤内壁
出合から沢を渡渉し、藤内沢に沿って岩場を登って前尾根の取り付きへ。この頃まで
には、先ほどまで降っていた雨もやみ、準備をして前のパーティーを待つ。今回は、
第1パーティーはsiro-kikunさん、tokageさんのペア。第2パーティーはshima1121
師匠、morgenrot2さん、kameの3人で登り出す。
《P7》
取り付いてすぐは、木の根と岩を使いながら登り、その先のリッジまでが一苦労。
身体を岩の外側に出さないと登れない。フォローということもあって、思いきって
身体を持ち上げてカンテの上へ。後はカンテに沿って進み、ビレイ点へ。
その先、一段高い岩の上に登らなければいけないが、ほとんど手掛かりとなる
ところがないので、勢いとシューズのグリップ力を信じて飛び乗る。
《P6》
先行パーティーがチムニーコースへ行ったが、siro-kikunさんが悪戦苦闘中。
我々は、チムニーをパスして左の凹角ルートから登って行く。支点が少なく、
トップは大変だが、フォローということで、シューズのグリップとビレイヤーを
信じて登る。
《P5》
コンテで通過。
《P4》
北谷側にトラバースし、支点の少ない凹角ルートを登る。特に難しさを感じる
ことはなかった。
《P3》
スラブ横を登って、右手にあるクラックへ。クラックの幅が全体的に広く、
シューズを突っ込んでジャミングしてもずり落ちてくるので、クラックを
抱え込むして登る。一番難しく感じました。
《P2(ヤグラ)》
クラックに沿って登って行くが、途中のチョックストーンを越えるのが
最大のポイント。ここさえ乗り越えれば、その先がビレイ点。ビレイ点は
広く、ここからの眺めは最高です。
P2からP2とP3のコルに下り、ここから前壁ルンゼを下って裏道に出て、
藤内小屋経由で下山する。
初めてのマルチピッチクライミングは、shima1121師匠に登らせてもらった
だけでしたが、ザイルワークをいかに早く正確にやらなければいけないかを
改めて教えられました。
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