冬の三嶺(いやしの温泉郷よりピストン)

2014年01月25日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.9km
• 登り: 1,120m
• 下り: 1,110m

コースタイム

07:45 いやしの温泉郷駐車場(発)
09:15 旧造林小屋
10:00 1578mピーク
10:55 1791mピーク
11:30 三嶺ヒュッテ(昼食45分)
12:30 三嶺山頂
14:00 旧造林小屋
16:15 いやしの温泉郷駐車場(着)

天候

曇 気温-1〜5℃ そよ風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三好市市街から国道32号を高知方面へ南下。
後は道路看板に「東祖谷」「剣山」と書かれた方向に進みます。

大歩危駅の横を通る徳島県道45号に乗り換えるため左折。
道なりに進むと途中で徳島県道32号に替わります。
徳島県道32号終点で、さらに左折し国道439号に乗換え京上トンネルを進みます。
「いやしの温泉郷」と書かれた看板が有りますので、そのとおり進んでください。
いやしの温泉郷の駐車場が、あります。

コース状況／危険箇所等

【コース状況】

登山道にはピンクのテープが所々、付けられています。
この登山道は緩やかな部分と勾配がキツイ部分が分かれています。
適度に休憩しながら登ると良いと思います。

1578mと1791mピーク間はトレース通りに。
ここが一番、キツイ斜面が有りますが冬だけは尾根上を直登してください。

1791mピークから三嶺に取り付くあたりの斜面でアイスバーンに成っている
所が有りました。

ここの所、雪は降っていないようでトレースがありラッセル泥棒が出来ます。

この日の積雪は1200m程度で10cm程度。1500m以上では50cm以上。
山頂付近はサンクラスト(氷化)で、モナカ雪っぽい状態。

クラック(雪割れ)は私に判る範疇では有りません。
自然に出来たデブリ(雪塊)も、ほぼ有りません。
雪は不安定ではない印象を受けました。

※素人の観察や意見なので鵜呑みにしないでください。

ただ気温の上昇で午後に入ると雪が、どんどん湿り始めました。
また25日晩から低気圧の通過し、雪か雨が降る筈なので
今後、どうなるかは判りません。

(注意)本で独学しただけで、講習会等は受けていない素人の観察結果です。
上のデータは鵜呑みにしないでください。

【危険箇所等】

危険な箇所は有りませんが登山道入口は判りにくい。
看板等は、ありません。

ピッケルは不要だと思いますが累計標高差が1200m位ありますので
ストック2本を用意した方が良いと思います。

トレースが有るとはいえ圧雪された状態ではないのでワカンやスノーシューを
持っていった方がいいです。

以前、登った時の記録もご覧ください。

三嶺（いやしの温泉郷よりピストン） [山行記録] - ヤマレコ
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-260972.html

【道路状況】

国道32号からいやしの温泉郷の間は一部、路面が凍結していましたが
大半は問題ありません。

いやしの温泉郷から剣山、国道438号には道路上に積雪あり。
特に剣山と第2ヘアピン間は除雪車が入っていますが凍結しています。
スノータイヤやチェーンなど雪道の装備が必要です。

【その他周辺情報】

いやしの温泉郷ホームページ
http://www.sobanoyado.jp/
＞いやしの温泉郷は12月1日から3月31日まで冬季休館しています。

菅生BC(ロッジ)の紹介 - 公益社団法人日本山岳会
http://jac.or.jp/info/shibudayori/cat589/post-471.html
いやしの温泉郷近くにテント場あり

写真

いやしの温泉郷
第10回雪合戦四国大会が有ったようです。

あまりコメントすることがありません。

モノレールの下を潜ります。

真ん中のギザギザになっている所には油が塗られていますので注意して下さい。
オレンジの中にモノレール用の電源線が入っていますが、休館中なので電気は流れていないと思います。

旧造林小屋

トレースばっちり。

やっとトイレが見えた。

西熊山方向を撮影

寒峰、石堂山あたり

息も切れ切れ。
立ち止まり休憩しながら進みます。

鹿避ネットが雪に埋もれたり、破損している部分があった。

ここから山頂までも意外に遠い

三嶺ヒュッテ。
意外に雪に埋もれていない。

池の所に雪庇があった。

ここまで雪に埋もれた三嶺を見るのは初めて。
しかも誰にも合わなかった。
雪の落ちる音、風の音、小鳥の声以外の音はない。
静かだ。

三嶺山頂。気温1℃
あとは帰るだけだ。
と思っていたが、気温の上昇で雪が湿りだし下りも疲れました。

天狗塚方向。
スノーシューの跡が付いていたが何時のものだろう？

感想

nfosdk

最近、三嶺に登っていない。
でも車で国道438号を通って、いやしの温泉郷に行こうとすると
長距離、雪道を運転する事になるので精神的な負担が大きい。

ということで池田から大歩危峡を通って遠回りしてみました。
こちらの方が道も広く標高が低いためか、もともと雪が多くないようです。
楽に着く事が出来ました。

で肝心の登山の方は、ただ一言「疲れました」

【メモ】
持参した水は1.5L(余り0.2L)
バックパック総重量は7kg程度(冬装備)