塔ノ岳〜烏尾山 大量積雪の表尾根でラッセル＆踏み抜き大会（大倉尾根↑表尾根↓烏尾尾根↓大倉より周回）

2022年02月16日(水) [日帰り]

• GPS: 09:02
• 距離: 17.7km
• 登り: 1,493m
• 下り: 1,511m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:51
• 休憩: 2:03
• 合計: 8:54

7:16 大倉バス停
7:18 7:18 どんぐり山荘
7:22 7:22 丹沢クリステル
7:37 7:41 観音茶屋
7:54 7:54 雑事場ノ平
7:58 7:59 見晴茶屋
8:12 8:12 一本松
8:28 8:33 駒止茶屋
8:41 8:42 堀山
8:47 8:52 堀山の家
9:09 9:09 天神尾根分岐
9:33 9:39 花立山荘
9:47 9:47 花立
9:52 9:54 金冷シ
10:15 10:53 塔ノ岳
11:38 11:42 木ノ又大日
11:46 12:18 木ノ又小屋
12:38 12:38 新大日茶屋
12:41 12:44 新大日
12:46 12:46 新大日茶屋
13:02 13:02 書策新道分岐
13:14 13:14 政次郎ノ頭
13:24 13:31 行者の鎖場
13:39 13:41 行者ヶ岳
14:10 14:18 烏尾山
14:18 14:19 烏尾山荘
14:53 14:53 烏尾尾根 730m地点
15:11 15:15 新茅山荘
15:42 15:42 竜神の泉
16:10 大倉バス停

天候

晴れ 時々 曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大倉コインパーキングを利用（1日500円）

写真

2/16 7:14

いつもの水曜登山なのに、24hコインパーキングは見た事ない位の大盛況〜
雪が積もるとみんな大倉尾根をやりたくなるのかしら？

2/16 7:16

と言っても〜積雪はあまり期待せずに、塔ノ岳に向けてスタート！

2/16 7:57

見晴茶屋通過〜

2/16 8:04

紅葉坂通過〜

2/16 8:27

駒止茶屋に到着。

2/16 8:31

そこから下山で使う予定の仲尾根を確認。
尾根に沿って積雪している。
先人のトレースあればいいのだが…

2/16 8:37

大倉尾根にも雪が出てきたので、ここでチェンスパ装着〜

2/16 8:39

凍った雪上をザクザク進みます。

2/16 8:42

堀山通過〜

2/16 9:07

天神尾根分岐通過〜

2/16 9:14

ルート上の雪が増えてきた。

2/16 9:23

花立階段通過〜

2/16 9:32

登り切って振り返る。

2/16 9:33

花立山荘からの富士山。
残念ながら雲がかかってる…

2/16 9:37

ザクザク進みます。

2/16 9:44

富士山はやはり雲隠れ。

2/16 9:47

花立滑走路から塔ノ岳。

2/16 9:48

蛭ヶ岳もかなり雪が積もってそうだ。

2/16 9:49

キレイなトレース。

2/16 9:54

金冷シ通過〜

2/16 9:57

モフモフ〜

2/16 9:59

主脈も歩きたいな〜

2/16 10:12

そして最後の階段を登ると〜

2/16 10:13

塔ノ岳ピークに到着。
自分のランキングを見ると22回目みたい。

毎度のローアングル山頂標識。

2/16 10:14

これから向かう表尾根方面。
トレース少な目か？

2/16 10:20

塔ノ岳ピークだけ爆風なので、脱いだ上着をここで着る。

2/16 10:23

休憩がてら望遠レンズで富士山。

2/16 10:23

300mmでドアップ〜
なんだかメッチャ寒そうだ…

2/16 10:24

蛭ヶ岳に続く丹沢主脈。

2/16 10:26

ラストは縦位置で〜

2/16 10:26

広角レンズに戻して富士山〜蛭ヶ岳。

2/16 10:42

さぁ、そろそろ表尾根に向かいますかね。

2/16 10:49

しかし富士山の雲が取れたので、戻って撮影。

2/16 10:49

雪の丹沢山塊。
いいですな〜

2/16 10:51

そしていざ表尾根へ。
取付きからいきなり踏抜き地獄が始まる…
深い穴も点在…落ちたらタダじゃ済まないよ。

2/16 10:53

トレースは2〜3人分？

2/16 10:54

もしトレースなかったら引き返してます。

2/16 10:57

雪の造形。
不思議な形だぁ〜

2/16 10:58

何がどーしてこーなった？

2/16 11:02

雪が深すぎるので撤退を決めて、塔ノ岳まで引き返すと言う二人組を追い越すと、トレースは1人分に。

2/16 11:03

そのトレースを辿っても踏み抜きまくる〜
体力を奪われ疲れて振り返る。

2/16 11:07

力強く続く先人トレース。
ありがたく追わせて頂きます。

2/16 11:09

トレースなかったら引き返してます。

2/16 11:11

見えてきたピークは木ノ又大日？
近いのになかなか届かない…

2/16 11:12

疲れる度に来た道を振り返る。

2/16 11:13

こんなトコ、トレースなかったら絶対に進む気になりません…

2/16 11:16

踏み抜きまくりながら登ります。

2/16 11:17

おぉ、木道だ。
なんだか落ち着きますな。

2/16 11:20

しかし先に進むと更に雪が深くなる。
踏み抜いて腰までハマる事数回…

2/16 11:24

疲れまくって相模湾バックにシュカブラを撮る。

2/16 11:26

トレースが右往左往している…

2/16 11:29

崩壊地の迂回路はこんな感じで一安心。

2/16 11:30

アニマルトレースと相模湾。

2/16 11:40

途中で追い付いてこられたトレラン青年さん。
途中までご一緒させて頂きました。

2/16 11:41

木ノ又大日の道標があんな遠くに…
確実に登山道を外してます。

2/16 11:44

先人トレースを数回見失って、それぞれラッセルで進みます。

2/16 11:45

まっさら〜

2/16 11:46

木ノ又小屋に到着〜

2/16 11:58

ここでやっとおにぎりタイム開始。
トレラン青年さんは先に進みます。

2/16 12:13

戸沢から政次郎尾根で登ってこられた方と、積雪状況の情報交換をして木ノ又小屋を後にします。

2/16 12:14

アニマルトレースと雪庇。

2/16 12:15

ルートが雪で堰き止められている。

2/16 12:19

その雪の壁を越えて振り返る。

2/16 12:21

相変わらず深い雪…
油断すると腰まで浸かるよ。

2/16 12:24

かなりスレスレ…

2/16 12:26

正規ルート外しまくって進みます。

2/16 12:28

覆い被さる雪庇。

2/16 12:33

新大日が近付いて来た。

2/16 12:35

しかし正規ルート上は雪が吹き溜まって通行不可能。
木々の間を縫って進みます。

2/16 12:40

雪で埋まりそうな廃墟の新大日茶屋を横目に進むと〜

2/16 12:41

新大日ピークに到着。

2/16 12:42

長尾尾根はトレースなし。

2/16 12:43

新大日標識を雪上ローアングルで。
あれ？新しくなった？？

2/16 12:43

ここまででかなり体力を消耗してるけど、もう先に進むしかありません。

2/16 12:47

今回は烏尾山から仲尾根で下山予定だったけど…
きっとノートレースだろうな〜

2/16 12:53

キレイなシュプールを描く。

2/16 12:53

雪化粧の大山と三ノ塔。
手前のヨモギ平も雪が積もってる。

2/16 12:56

こんなトコも乗り越えます。

2/16 12:58

かなり危いトコ通るのね…

2/16 13:00

そして平和な雪道になると〜

2/16 13:02

書策小屋跡に到着。
書策新道はノートレース。

2/16 13:03

息を切らしながら更に進みます。

2/16 13:07

見えてきたのは政次郎ノ頭か？

2/16 13:10

そして政次郎尾根分岐に到着。
ここから外川林道に下りてしまえという悪魔の囁きが聞こえましたが〜

2/16 13:11

意を決して烏尾山に向けて表尾根を進みます。

2/16 13:13

ピカピカな政次郎ノ頭。

2/16 13:14

ここまで来ると積雪も少なめに。

2/16 13:16

ってコトで、サクサク進みます。

2/16 13:17

崩壊地も積雪はほぼナシ。

2/16 13:21

そして行者ヶ岳が迫ってきた。

2/16 13:23

この木橋に積雪してたらコワいな〜
なんて心配しましたが、御覧の通り積雪ナシ。

2/16 13:24

その先のクサリ場には積雪アリ。

2/16 13:24

でも柔らかい湿った雪なので難易度は低い。

2/16 13:27

登り切って上から覗き込む。
これから数日間はこの雪が凍ったらコワいかもね。

2/16 13:29

行者ヶ岳が近付いて来た。

2/16 13:34

ピーク直下のクサリ場はほぼ問題ナシ。

2/16 13:37

そして行者ヶ岳ピークに到着。

2/16 13:37

行者ヶ岳東尾根にはトレースなし。

2/16 13:39

そして行者ヶ岳からの急降下。
ここはズルズル急斜面でいつも慎重になりますが、雪のおかげでかえって歩きやすかった。

2/16 13:44

そして登り返し。

2/16 13:53

登ります。

2/16 13:55

進みます。

2/16 13:58

馬酔木広場はこんな感じ。

2/16 14:05

烏尾山が近付いてきた。

2/16 14:06

積雪したヤセ尾根はコワい。

2/16 14:08

歩いて来た雪の稜線を振り返る。

2/16 14:09

仲尾根はやはりノートレース。
かなり体力を消耗している状況で、ラッセルで仲尾根を下るのはキツいな〜

2/16 14:10

ってコトで、予定変更して烏尾山ピークへ。

2/16 14:10

そして烏尾山ピークに到着。
次に待ち構える三ノ塔が見えるが…
あれを登り返す気力も体力も既に残っていない。

2/16 14:14

そんな訳で〜

2/16 14:18

烏尾山を後にして〜

2/16 14:19

烏尾尾根で下山開始〜

2/16 14:20

かなり踏まれてて歩きやすい。

2/16 14:23

キレイなトレース。

2/16 14:47

積雪の樹林帯を進みます。

2/16 15:02

いつしか雪もなくなって〜

2/16 15:11

下界が見えてきて、外川林道に着地。

2/16 15:21

そして惰性で林道を歩き通して〜

2/16 16:05

風の吊り橋を渡ると〜

2/16 16:09

外川公園に到着。

2/16 16:15

そして駐車場に無事帰還。
朝はあんなに停まってた車も、ほとんどいなくなってました。

撮影機器：

D7200 ニコン

感想

しゃとる

今回は丹沢の課題のひとつである下りの仲尾根をやろう！
という事で、塔ノ岳からの周回で表尾根を歩いて来ました。

丹沢に雪が積もると、まずは大倉尾根で塔ノ岳まで行って、その先は状況次第で決めるような感じになる自分ですが、今回は水曜日にもかかわらずかなりの人出。塔ノ岳からは丹沢山への主脈ピストンも魅力的でしたが、主脈方面に進む人が多くて密状態？ってコトで予定通り人の少ない表尾根縦走を選択しました。
そして表尾根に進んでみるとかなりの積雪で、先人1人分のトレースが付いているだけ。そのトレースを辿らせて頂きましたが、踏み抜き多数で腰まで埋まると復帰にもかなりの体力を消耗しました。さらにトレースを見失ってラッセルで進まなければならないシーンもあり、丹沢でこんな雪山体験が出来るなんて〜と嬉しい反面、スキルのない自分を痛感する表尾根となりました。

辿り着いた烏尾山から取付く予定だった仲尾根は、到着してみると予想通りのノートレース。ラッセルしながらあの急斜面を降下する体力はすでに残ってない…ってコトで、素直に烏尾尾根で下山したのでした。