根子岳
- GPS
- 03:41
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 773m
- 下り
- 769m
コースタイム
- 山行
- 2:53
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 3:17
天候 | 曇り時々晴れ 微風・弱風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂まで積雪豊富。パウダーも各所にあり雪質も良好。 |
写真
感想
駐車場には8:17到着。リフトが動き出すのは8:30なので既に一杯で空きなしかと思ったが空いていて、一番上の駐車場に難なく駐車できた。気温はマイナス3℃とこの時期の菅平としては暖かめ。ちょっと拍子抜け。そのため素手で準備をしても大して寒さを感じなかった。準備を終えた後、1回券を購入しリフトに乗る。リフトはフード付きで暖かく快適だった。リフト終点に至ると同業者が多数。天気は高曇りなので根子岳の山頂方向もよく見えるし、振り返れば北アルプスの白い峰もよく見えた。ここでシールを貼り、Zさんはスノーシューを履く。登りは圧雪のツアーコース利用なので、スノーシューなしでも行けると思ったが、スノーシューを利用するようだ。8:50に行動開始。最初は例によってほとんど斜度のない緩やかな斜面を歩く。雪質は圧雪なので何とも言えなかったが、コース脇の雪は粉雪で、これが山頂まで続けば滑りにも期待できそうだった。圧雪の上を歩くのでラッセルはなし。楽なのでペースを落とさずに進める。時折振り返ると続々と登る人達が見えたが、今日は予報があまり良くなかったためか、いつもの週末と比較するとそれほどの人出には見えなかった。そうこうしているうちに、朝一のスノーキャットに追い抜かれる。朝早い便のためか、あまり人は乗っていないようだったが、やはり乗り物は楽そうだった。こちらは山頂までとにかく歩く。
休憩は特にしないで進んだためか、後続に追いつかれることもなく進めた。しかしZさんは途中でギブアップというか、さすがに休憩させてくれと言ってきたので、風の凌げる適当なところに座って休憩。持参した暖かい麦茶を飲んでしばしくつろいでいた。自分は立ったまま休憩し、周囲を見渡すのみで特に飲み食いせず。標高が上がっても風は特に強くならず、天気も時折晴れる程度だったので、歩いているとちょうど良い加減だった。止まるとさすがに少し寒いが、冬山なので致し方ない。根子岳に来たときのお楽しみの一つはスノーモンスターだが、今日は標高が低いところは全然見られなかった。気温が大きく上がった日はなかったとおもうのだが、とにかく下の方の樹木は葉が落ちているか、緑が青々としていた。今日はハズレの日か?と思いつつ進むと、山頂直下付近になってようやくそれらしいのを目にすることができるようになった。標高で言えば2000メートルを過ぎないと全く目にすることができなかった。でも全然見えないよりはましなので、写真を撮りつつ進む。そして山頂付近で再びスノーキャットに追い抜かれる。2便目は2台出ていたようだ。
山頂直下の圧雪が最後のところに至ると、スノーキャットで上がってきた人達がつぼ足で山頂まで歩いて行くところだった。少し間を開けたほうが良いと思い待機し、Zさんと合流するまで待った。非圧雪のエリアに入っても既に先行者が何人もいたため既に高速道路に近い状態になっていた。しかし予想外だったのは山頂付近だけ風が抜けていて寒く、トレースが着いてもすぐに消えてしまうような状況だったことだ。ここまであまり寒さは感じなかったが、山頂付近に来てようやく2月の2000メートル級の山らしく感じるようになった。山頂には10:45に到着。寒風のため寒い。写真数枚で風の避けられるところに逃げる。Zさんには申し訳ないが、スキーに換装する間は待ってもらわなければならない。自分はシールを剥いだりゴーグルを着けたりと色々やることがあるため、寒いなどと言ってはいられないが、Zさんはお茶を飲むくらいしかすることがないので、待っているのも寒かっただろう。自分は一切飲み食いせずに準備して10:58に下山開始。下りの準備は10分程度でしたことになる。やれば出来る。
山頂付近の寒風から逃げたくて、最初はさっさと高度を落とす。とは言えZさはスノーシューなのでスキーほど早く動けないので所々待つ。少し降りると山頂の寒さがなくなったので、ようやく滑る場所を選べるようになった。スノーモンスターの間を滑ったり、ノートラックの斜面を滑ったり。雪質は少し重めだったがパウダーなので、滑っていて楽しくないわけがない。根子岳は何度もスキーで訪れているが、今回がベストと言えるほどの雪質だったかもしれない。積雪も藪を十分隠していて、とにかく快適に滑ることができた。一方でZさんはスノーシューで下山なので、やはりスキーほど楽でも快適でもない。つぼ足は論外だったと思うが、スノーシューでも相応潜るので、いちいち足を上げるのが大変だったようだ。足の股関節が痛くなった、と言っていた。腿上げ運動の連続なので当然かもしれない。Zさんがへばってしまう前にツアーコースに合流。看板も見えるし後は大丈夫、と言うので再びパウダーのあるエリアを滑り、ゲレンデがよく見えるあたりでツアーコースに合流。圧雪非圧雪の上を滑り、最後は例によってゲレンデを滑って今日の行動は終了。ゲレンデも雪質が良くて、今日はここでも楽しめたかな、と思った。駐車場には11:56に到着。今日は行動中に一切飲食をしなかったことに下山後気付く。ザックの行動食と飲み物は、今回に限っては重りにしかならなかった。後片付けを終えて待っていると、30分ほど後にZさんも無事到着。モフモフの雪質を十分過ぎるくらいに楽しめたと思う。
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