黒姫山
- GPS
- 07:20
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,345m
- 下り
- 1,668m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
駐車場は8台目。適度に新雪が降り、安定傾向も変わらないだろうと戸隠エリアへ。
ウエアと無線を忘れ、なんだか体調も優れない。無理はしないようにと歩き始める。
林道が終了し全てのトレースは佐渡山方面へ。黒姫稜線までは前日のトレースに雪が乗ったり乗っていなかったり。稜線からはラッセル。例年より積雪が多いと思われ、稜線のうねうねは少なく歩きやすかった。
七つ池はパックされがち、今回はまあ良い方だったと思う。
小黒姫登り返し。日の当たる場所は沈降し、木の間は雪が新鮮で深い。
山頂直下でトラブルあり(後述)。池まで滑り降り、黒姫稜線へ登り返し。木の間が狭く登りにくい。左へ行こうとするが木に阻まれ、結局ほぼ直登。出だしから舵を左に切れば良かった。ところによりすねラッセル。
稜線からは東尾根を滑走。足が疲れてくるくらいのパウダーのロングランだった。
小黒姫山頂直下のトラブルについて
全行程で特筆して危険な箇所は無く。山域全般に穏やかであったであろうはずが。。
小黒姫山頂付近は、局所的に、同時間帯においてかなり風が強かった。
登りながら考えていた滑走斜面にとりつくために、あと数m登り山頂から到達するか。あるいは、風で雪庇を形成しつつあった正面を通過しても目的地に着く。
スラブ化しており、歩いていても表層がうっすら破断する状況。怪しいと思いつつ、歩いてみたらどうなるだろうか。大丈夫だろうか。好奇心もありつつ歩を進めてしまった。みるみる内に足下が崩れ後ろから雪が体を押してきた。幸い斜度も緩く、斜面も短い、破壊されたスラブは少し動いたが、自力で脱出できる程度の埋没だった。後ろを歩く友人は無事。その伝播は上部にまで及び、あたりは割れたスラブで覆われていた。
ほんの少しであったが、その威力は凄まじくもがいてもわずかに体制を変えられる程度。私自身は比較的落ち着いていたが、同行の友人に心配をさせてしまい迷惑をかける結果となった。安全を第一に考え選んだ山域、ルートでまさかの雪崩を起こす結果となってしまった。今後の山行に生かし、楽しく滑り続けたい。
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