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Yamareco

記録ID: 4014610
全員に公開
山滑走
甲信越

追憶のゲレンデ 御岳ロープは今…

2022年02月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:57
距離
14.1km
登り
736m
下り
721m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:21
休憩
0:36
合計
6:57
8:34
336
鹿の瀬温泉ゲート
14:10
14:46
45
御岳ロープゲレンデ跡標高1900mドロップポイント
15:31
鹿の瀬温泉ゲート
天候 晴→雪→晴→吹雪→晴
過去天気図(気象庁) 2022年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鹿の瀬温泉付近の冬季通行止ゲート付近で、除雪車の運転手さんに「この辺にとめて」と言われたところに駐車
その他周辺情報 鹿の瀬温泉のインターホンを押したが留守。昔、子連れでチャオ御岳の帰りに よく寄ってた けやきの湯で浸かった。
鹿の瀬温泉手前で除雪車に追いついた。5〜10分、除雪作業を待った。
2022年02月20日 08:02撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 8:02
鹿の瀬温泉手前で除雪車に追いついた。5〜10分、除雪作業を待った。
出発時の鹿の瀬温泉ゲート前の状態
2022年02月20日 08:34撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 8:34
出発時の鹿の瀬温泉ゲート前の状態
最初はシートラで歩かなあかんかも、って思てたけど、全くの杞憂やった
2022年02月20日 08:34撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
1
2/20 8:34
最初はシートラで歩かなあかんかも、って思てたけど、全くの杞憂やった
青空が見えると雪道散歩は気分いい
2022年02月20日 08:37撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2
2/20 8:37
青空が見えると雪道散歩は気分いい
地形図みてショートカットしてもいいかな思てたとこやけど、もしゃもしゃ過ぎてヤメた。
2022年02月20日 08:51撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 8:51
地形図みてショートカットしてもいいかな思てたとこやけど、もしゃもしゃ過ぎてヤメた。
もしゃもしゃ
2022年02月20日 08:51撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 8:51
もしゃもしゃ
2022年02月20日 09:01撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 9:01
暑いけど、時々風で木からの落雪があり、かかるとチベたいので こんなスタイル。
2022年02月20日 09:18撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
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2/20 9:18
暑いけど、時々風で木からの落雪があり、かかるとチベたいので こんなスタイル。
林道ショートカットしてみる
2022年02月20日 09:18撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
1
2/20 9:18
林道ショートカットしてみる
脛〜膝ラッセル
2022年02月20日 09:23撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
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2/20 9:23
脛〜膝ラッセル
再び車道に
2022年02月20日 09:35撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 9:35
再び車道に
水色テープ
2022年02月20日 09:36撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 9:36
水色テープ
御岳ロープのゲレンデ営業時、アクセス路は こんな風景あったなぁ、と昔を思い出した。
2022年02月20日 09:51撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 9:51
御岳ロープのゲレンデ営業時、アクセス路は こんな風景あったなぁ、と昔を思い出した。
帰り、ボードで滑って降りれるのか、それともスキーモードで歩かなあかんのかな、とか。
2022年02月20日 09:59撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 9:59
帰り、ボードで滑って降りれるのか、それともスキーモードで歩かなあかんのかな、とか。
もしゃもしゃ過ぎてショートカットする気になれない
2022年02月20日 10:00撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 10:00
もしゃもしゃ過ぎてショートカットする気になれない
ショートカットしてみる
2022年02月20日 10:03撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 10:03
ショートカットしてみる
脛ラッセル
2022年02月20日 10:06撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 10:06
脛ラッセル
ガードレールmatter
2022年02月20日 10:13撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 10:13
ガードレールmatter
ピント合ってへんな。滑れるくらいの樹間間隔。
2022年02月20日 10:14撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 10:14
ピント合ってへんな。滑れるくらいの樹間間隔。
ガードレール切れ目
2022年02月20日 10:16撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 10:16
ガードレール切れ目
ショートカット
2022年02月20日 10:19撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 10:19
ショートカット
もしゃもしゃ
2022年02月20日 10:29撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 10:29
もしゃもしゃ
御嶽山の一部が垣間 見えた
2022年02月20日 10:38撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
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2/20 10:38
御嶽山の一部が垣間 見えた
小屋
2022年02月20日 10:38撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 10:38
小屋
2022年02月20日 10:47撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 10:47
除雪車に追いつかれたw
2022年02月20日 10:49撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 10:49
除雪車に追いつかれたw
除雪車に追い抜かれたw
2022年02月20日 10:50撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 10:50
除雪車に追い抜かれたw
そして除雪車は見えなくなった。この後は素直に?!除雪跡を辿った。樹間が狭く、帰りも滑れそうにないような斜度やったのでショートカットはヤメにした。
2022年02月20日 10:52撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 10:52
そして除雪車は見えなくなった。この後は素直に?!除雪跡を辿った。樹間が狭く、帰りも滑れそうにないような斜度やったのでショートカットはヤメにした。
降りてきた除雪車とスレ違った。除雪跡は所々アスファルトも見えていて、下りで滑れても 傷だらけのソールになりそうやな。
2022年02月20日 11:21撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 11:21
降りてきた除雪車とスレ違った。除雪跡は所々アスファルトも見えていて、下りで滑れても 傷だらけのソールになりそうやな。
前日、一宮のメガドンキで買った苺ジャムマーガリンパンでヒットポイント回復
2022年02月20日 11:40撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 11:40
前日、一宮のメガドンキで買った苺ジャムマーガリンパンでヒットポイント回復
フォトグラファーが居た。雪道ラリー走行の車を撮影してる人やった。抜いてった除雪車に乗せてもらってたのか?と思ったが、そうではなく、中の湯側から車で入ってきてはったらしい。
手振りで こっちこい とするので近寄ると、「車が通るので危ないから少し待ってください」と おっしゃる。「いつまで待てばいいのですか?」と訊くと、意味が分からなかったのか、「車が通るので危ないから少し待ってください」と同じ事を繰り返しはる。「コースではない場所を通るなら問題ない」と おっしゃるので、コースのスキーヤーズライト側の雪原をシール歩行した。
2022年02月20日 11:53撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 11:53
フォトグラファーが居た。雪道ラリー走行の車を撮影してる人やった。抜いてった除雪車に乗せてもらってたのか?と思ったが、そうではなく、中の湯側から車で入ってきてはったらしい。
手振りで こっちこい とするので近寄ると、「車が通るので危ないから少し待ってください」と おっしゃる。「いつまで待てばいいのですか?」と訊くと、意味が分からなかったのか、「車が通るので危ないから少し待ってください」と同じ事を繰り返しはる。「コースではない場所を通るなら問題ない」と おっしゃるので、コースのスキーヤーズライト側の雪原をシール歩行した。
この雪原の すぐスキーヤーズライト側の林道を雪道ラリー車がエンジンを吹かしまくって走り抜けていく。御岳ロープのレストハウスの横から広いゲレンデ跡を登っていきたかったが、それだとラリーコースを何度も横切る必要が出てくるので諦めた。
2022年02月20日 11:58撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 11:58
この雪原の すぐスキーヤーズライト側の林道を雪道ラリー車がエンジンを吹かしまくって走り抜けていく。御岳ロープのレストハウスの横から広いゲレンデ跡を登っていきたかったが、それだとラリーコースを何度も横切る必要が出てくるので諦めた。
ゲレンデ営業時と比べると随分と木が増えた。
2022年02月20日 12:08撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 12:08
ゲレンデ営業時と比べると随分と木が増えた。
登ってきたトレースを撮った
2022年02月20日 12:08撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 12:08
登ってきたトレースを撮った
林道を歩いてると緑のジムニーが疾走してきて、急いで脇に避けた。。。轢かれそーやった
2022年02月20日 12:15撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
1
2/20 12:15
林道を歩いてると緑のジムニーが疾走してきて、急いで脇に避けた。。。轢かれそーやった
積雪量判断にドウゾ
2022年02月20日 12:23撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 12:23
積雪量判断にドウゾ
雪道ラリーコースが旧ゲレンデを分断してる
2022年02月20日 12:28撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
1
2/20 12:28
雪道ラリーコースが旧ゲレンデを分断してる
運動神経が悪く、欄干の上を渡れない私は、橋は端ではなく、真ん中を渡るしかない。
なので、ラリー車両が通り過ぎるのを待ってから、北京五輪のクロスカントリースキーヤーが坂を上る時のイメージで急いで渡った。橋を渡り切って、30mほど先の除雪壁が上がり易そうに見えたところから登ろうとしたが、登れず、板を外してツボ足で上がった。そして…
2022年02月20日 12:37撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
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2/20 12:37
運動神経が悪く、欄干の上を渡れない私は、橋は端ではなく、真ん中を渡るしかない。
なので、ラリー車両が通り過ぎるのを待ってから、北京五輪のクロスカントリースキーヤーが坂を上る時のイメージで急いで渡った。橋を渡り切って、30mほど先の除雪壁が上がり易そうに見えたところから登ろうとしたが、登れず、板を外してツボ足で上がった。そして…
除雪壁を上がったらスグに後続のラリー車両が来た。ヤバかった。
2022年02月20日 12:39撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
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2/20 12:39
除雪壁を上がったらスグに後続のラリー車両が来た。ヤバかった。
雪わっさー降ってきた。脛ラッセル
2022年02月20日 13:06撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
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2/20 13:06
雪わっさー降ってきた。脛ラッセル
もしゃもしゃ
2022年02月20日 13:33撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 13:33
もしゃもしゃ
2022年02月20日 13:57撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 13:57
上側。ゲレンデ営業時にも見覚えのある地形。あの斜度の切り替わりのところまでは上がろうと。
2022年02月20日 13:58撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 13:58
上側。ゲレンデ営業時にも見覚えのある地形。あの斜度の切り替わりのところまでは上がろうと。
斜度切り替わりのとこまで上がったら、すごい突風。寒すぎる。ここからドロップ
2022年02月20日 14:11撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 14:11
斜度切り替わりのとこまで上がったら、すごい突風。寒すぎる。ここからドロップ
ドロップポイントから下側を見る。
2022年02月20日 14:12撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 14:12
ドロップポイントから下側を見る。
ドロップしてから一度も板を外すことなくゲートに到達。とはいえ、途中、色々ありました。
2022年02月20日 15:31撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
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2/20 15:31
ドロップしてから一度も板を外すことなくゲートに到達。とはいえ、途中、色々ありました。
2022年02月20日 15:31撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 15:31
鹿の瀬温泉は留守やった。不定休らしい。入りたいなら前もって電話しといたほうがいいのかも。
2022年02月20日 15:33撮影 by  M2010J19SG, Xiaomi
2/20 15:33
鹿の瀬温泉は留守やった。不定休らしい。入りたいなら前もって電話しといたほうがいいのかも。

装備

個人装備
薄手フリース上着 モンベルストームクルーザー上 namelessageボード用長ズボン ワークマンのメリノウール入タイツ 厚手靴下 未脱脂毛糸手袋 モンベル3フィンガーミトンオーバー手袋 3mm厚ネオプレーン手袋 ワークマンバラクラバ ソフトブーツ スプリットボード 35lザック ビーコン エキスパートジャパンレッドパッド 柄付鋸 ゾンデ コンパス 呼子笛 ヘッドライト アクションカメラの予備電池 ファーストエイドキット ガムテ テンションストラップ 針金 結束バンド スマホ 腕時計 タオル ウィペットx2 スプリット用工具 百均ブラシ シール シール用ワックス イージースキンセーバー スプリットボード用クランポン アイゼン ハイドレーションの水1l モンベル魔法瓶の白湯0.5l ハムマヨパン 苺ジャムマーガリンパン ネオソフトレーズンパン 各種菓子 ルベルソ テープスリング数本 ハーネス ダウン長袖 ダウンズボン 予備靴下 メット アクションカメラ グラサン ゴーグル ナイフ 8mm13m ツェルト 自撮棒 コムレケア 汗取りヘッドバンド ココヘリ 使い捨てカイロ ロンペ 温度計

感想

●動画
 


 ※後日追加するかも。

●ヤマップ(別写真あるかも)
 後日アップするかも。

●経緯
 行先候補は、ココの他、平湯温泉スキー場からのサイドカントリー的なヤツ、焼岳、めいほうスキー場からのごにょごにょ。前日午後からの低気圧の雨まじりの雪で これは標高あげないとな、ってことで焼岳でもよかったけど、泊地の一宮市から近いココにした。
 スノーボードを29歳で始めて、最初の数年は御岳ロープに よく通ってた。営業開始から終了まで ひたすらゴンドラで回しで、昼休憩などとらずにゴンドラ内でチュープ入りゼリーみたいなのをすすって腹の足しにしてたのが懐かしい。
 去年5/4に来た時はゲレンデ跡では滑れる斜面には雪が無かった。なので、雪が多い、今年、今ならきっとゲレンデ光景を思い出せるぐらいの雪が積もってるに違いない。そう思った。
 BASH1ちゃんも誘っていたが、気が向かないとのことで、一人で行くことに。鹿の瀬温泉から御嶽ロープウェイまでのアクセス路が、貸し切りになって車を走らせてるらしい、ということをBASH1ちゃんから聞いた。グーグルマップで見てみると、鹿ノ瀬温泉の横に「御岳スノーランド 鹿の瀬口」という地点名が表示され、リンクされたwebをタップすると、
http://ontakesnowland.com/
 が表示された。日曜未明の起床後にココの施設紹介ページを読むと、どうも、鹿の瀬温泉からの道はAコースと命名され、「※2021シーズンは、原則としてBコース及びCコースのみの運用です。」と記載されている。今って2021シーズン?2022シーズン?よく分からなかったが、Aコースは運用されてないんやろと予想した。なので大丈夫かなと思っていった。Aコースが どっからどこまでなのかは詳細にチェックできてなかった。

●出発まで
 前日土曜の薙刀山下山後→満天の湯→白鳥IC→東海北陸道→一宮木曽川IC→下道→餃子の王将で持ち帰り→メガドンキで酒や飲食物購入→一宮市某所でプチ宴会→早めに就寝。2時半頃に目覚まし設定してたが午前2時前に目が醒める→準備→am3:09泊地発→ガソリンスタンドで給油→一宮IC→名神→中央道→中津川IC→4:50〜6:57 眠気が勝ち、道の駅 大桑で車中仮眠→8:00頃 鹿の瀬温泉ゲート
 鹿の瀬温泉の手前で除雪車に追いつき、少し待ってからゲート前に駐車すると、除雪車の運ちゃんに「そこも通るから、こっちに駐車してくれ」といわれて少し移動。
 
●山行メモ
1.鹿の瀬温泉ゲート → ロープウェイ鹿の瀬駅手前の三叉路
 晴れてて気持ちよく出発。Zip Stripsを着けたせいか たまに少しだけだが下方向に滑ることがあった。
 現場で様子を見て楽そうならショートカットしようと思っていた区間が幾つかあり、最初のショートカット候補は樹間が狭くて却下。あと、いくつかのところでショートカットしたが、除雪の壁が少したってたり、ガードレールがあったりして、帰りは板を外して少し歩かないといけないなと思っていた。
 雪が降りだして、ありゃー、気象庁サイトの「今後の雨」予報と違うやん、と思ったが、山の天気やし仕方ないか、と思ってると、半時間ほどで また晴れ間が出てホっとした。でも15時頃には降雪が始まる予報やったし それまでには下山したかった。
 しばらくで除雪車が追い付いてきた。以後、下りで利用してもメリットないなということでショートカットはやめて、ひたすら御岳ロープウェイへのアクセス路を辿った。
 ようやく御岳ロープウェイの下の駅に着くか、旧ゲレンデの最下部が見えるかというところで、ぽつねんと立つhuman being1名発見。三脚にデカい一眼レフをのせてる。なに?どうゆうこと?実は除雪車に もう一人 乗ってた?
 こっちゃこい、と手招きするので近づくと、「車が来て危ないので道に出るのは待て。道でないところをいくなら問題はない」という意味のことを おっしゃる。いつまで待てば道をいっても大丈夫なのか訊いたが答えてくれないので、道の横の雪原に乗り上げて そこを脛ラッセルで登っていくことにした。

2.ロープウェイ鹿の瀬駅手前の三叉路→ゲレンデ跡 標高1900m ドロップポイント
 雪原をシールで登っていってると、スキーヤーズライト側の道路でスプレーをあげてジムニーなどの四駆車がエンジン音をあげ、道を駆け抜けていった。何台も。BASH1ちゃんの言うてたラリー?は やはり行われていた。
 スキー場のレストハウスがあったところからゲレンデ下部を辿っていきたかったが、そうすると、この雪道ラリーのコースを横切る回数が増えるので諦めた。しばらく雪原をシールで登り、そろそろコースに出るかなーと思ったところでジムニーみたいな車が通り過ぎず、俺の横でとまった。K's factoryというステッカーが貼られた車。二人のってて、横に大きいほうの人が色々話してくれた。地域振興の一環で役場に話を通して車の競技をやってるとかなんとか。俺が入ってくるのは自己責任で構わないが、コースに居ると車と衝突するかもしれないので、横切ったりする時は気をつけてくれとか、どこまで登って どこを降りるつもりなのか、とか。そうゆうことを話した。このかたが、「あと1時間ほどで上部コースは終わり。あとは、鹿の瀬温泉に降りるコースを走る」というので、「え、そっちに降りるんで困りますー」というと、ごにょごにょゆってて、「競技は何時に終わるのか?」ときいても、ごにょごにょゆってはるんで「3時とかでもヤってますか?」と訊くと、「3時までには終わってる」とゆわはるので、「ほな、3時以降に そこ滑って降りるようにしますわ」ってことで話はついた。
 御岳ロープのゲレンデは上部、中部、下部、と3パートに分かれていて、それぞれゴンドラを使わずともリフトで各パートを回せた。下部は、最初に橋を渡らなければならず、勢いをつけて、勢いを殺さずにいかないと、橋の途中で止まってしまって めんどくさかった。なんて不細工なコース設計やと思っていたが、今回の問題は、どうも その橋もラリーのコースになってるらしいということ。
 その橋を渡らずにゲレンデ跡の上部に行けるのか? ゲレンデ跡の脇の斜面は樹間が狭い。あんなとこ藪漕ぎする気にはなれない。少なくとも今日は嫌。今日は藪漕ぎよりも滑りに時間をとりたいし、登りの時間は極力短くしたい。既に何時間も費やしてる。ヘッドライト滑降も嫌。…以上の理由から橋を通ることに。欄干の上を渡る程の運動神経は持ち合わせてないので橋の端ではなく真ん中を。車が1台とおりすぎるまで待って、急いでコースに降りて、北京五輪のクロスカントリースキーヤー選手が坂を登っていくイメージで橋の轍のところを渡る。橋から30mほどの除雪壁の上がり易そうなところをシールで登ろうとするが登れず、板を外して、板を上に置き、ツボ足で這い上がって1分もしない内に次のラリー車両が疾走して通り過ぎてった。ヤバかった。この橋の通過が今日の核心やったといえる。
 その後は のんびりとゲレンデ跡のコースを登っていくが、じきに雪がキツくなってきた。吹雪いてきたので、もう降りたいが、でも、15時までは あの三叉路より先には降りれず、待っておかないといけない。吹雪いて寒いとはいえ、まだ視界も数百m以上あるし 途中で待つよりええかと登っていく。ハイドレーションは飲むたんびに息を吹いてパイプ内に水が残らないようにしてたが、ついに凍って飲めなくなってしもた。
 正面に多少モシャモシャの斜度の急な斜面、懐かしい斜面が見えてきた。そこを滑るか、、、でも急なので、その斜面のスキーヤーズレフト側の尾根っぽいところを登ることにした。
 で、少しトラバって登っていくと、その登ってる斜面のほうが モシャモシャが無いし、とばせる気がしたので、ここを滑ることにする。で、地形に見覚えのある、斜度のきりかわって台地になるとこまで登ったら時間も14時過ぎで、風も強風で寒くて、そっから先は登っても斜度的に板が走らない気がしたので、寒いけど そこで滑降準備することに。

3.ゲレンデ跡 標高1900m ドロップポイント→鹿の瀬温泉ゲート
 自撮棒で撮りながらドロップ。雪は軽くて よく走る。願射キターーー。詳細は動画で。
 気持ちよか斜面から、斜度が緩く切り替わって板が進まず、へこへこさして少しずつ進むが疲れてきて、ストックで肩筋走行するが それでも疲れて、疲れても俺はボーダーや、スキーヤーではない!と そのままヘコヘコいって、風で埋もれてた自分の登りトレースを ようやく見つけ、滑り出して、うひょーー、っと滑ってって、橋の手前で少し待ってから車が来ないよな、と信じてから、コースにゴー。ボテっとこけたがすぐ起きて そのままゴー。三叉路に着いたのが15:10頃やったか。15時すぎてるし、もうラリー走行は終わってるはず、と そのまま滑る。時折ストックで漕いだが、ほぼ滑っていける。除雪車のおかげである。で、後ろからエンジン音が。「え
゛?なんで?」俺の横で そのジムニーみたいな車はとまる。「のぼってくるで、轢かれるで」と おっちゃんが言う。え?15時には終わるって聞いてましたけど、と言うが、「俺ら(1台に二人乗ってた)降りるから」と行ってしまった。え?上がってくるの?よけれるかなぁ。不安なまま降りていくと、少し行って、坂おりて、少し上り坂があるとこを勢い+ストック肩筋で上がり切って少しいったところで、前から2台の車が来て、除雪壁に勢いつけてあがって よけたが、俺の横で止まる。「今から15台あがってきますけど、あなたが通り過ぎるのを待ってますから、あなたが先に行って下さい」という意味のことを言われた。で、まぁ安心して?滑っていく。お待たせして申し訳ありません。少しいくと、1台車が横の分岐にいて、それを通り過ぎると、確かに10台以上の車が列をつくっていた。最初、車のスキーヤーズレフト側の隙間を通っていったが、大きい車が居て隙間がなくなったので、そこで止まり、車の列が過ぎるのを待とうとしたが、なかなか行く気配がなかったので、スキーヤーズライト側の隙間に板をはいたままピョンピョンと移り、そこを通り抜け、あとは、気持ちよく、時折ターンもしながら道路の通りに、ショートカットはせず、降りて行った。昔、ゲレンデ営業時に自分が この道を車で通りながら、この道、滑れるよなぁと思った憶えがあるが、その時は まさか それが実現するとは思わなかった。道にも午後から結構な量の降雪があったようで、あまりガコガコいうこともなく、圧雪上に新雪が10cmほど乗ったような感じの道路を快適に滑り、鹿の瀬温泉ゲートに戻った。板をつけたままチェーンをくぐろうとしたが、それはかなわなかった。

●交通費(ガソリン+高速代)
 ・一宮⇔中津川 高速代 片道1600円×2
 ・その他、後日追記するかも。
 ・茨木⇔一宮、一宮⇔白山中居神社(土曜)は2人で割り勘で8000円/人。

●総括
 30台前半に何も考えず体力に任せ夢中で滑った御岳ロープ、そこは、雪道ラリーのコースになっていた。藪も拡大し、御岳ロープは昔のままではなかった。とはいえ、昔すべってた時の記憶があちこちで蘇り、吹雪でさえも、「そういえば、ここのスキー場、寒かったやんなぁ」と想い出に浸る始末だった。
 こんなとこ滑ろうって思う人は他に居ないだろうと思うけど、もし行くなら、文中のK's factoryさんにでも状況確認してから行ったほうが、お互いのためになると予想。

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