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記録ID: 4024540
全員に公開
ハイキング
東海

娘と歩く東海道五十三次その13・矢作橋駅→岡崎宿→藤川宿

2022年02月23日(水) [日帰り]
 - 拍手
子連れ登山 yaonyaosuke2 その他1人
体力度
1
日帰りが可能
GPS
03:52
距離
12.8km
登り
22m
下り
0m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:00
休憩
1:10
合計
5:10
9:59
17
スタート地点
10:55
11:40
43
双龍亭(昼食)
12:23
12:45
65
岡信資料館(見学)
13:50
13:53
20
大平一里塚
14:13
14:13
56
乙川南詰
15:09
ゴール地点
天候 晴れ ときどき 曇り
過去天気図(気象庁) 2022年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
 
★スタート地点
名鉄名古屋本線 矢作橋駅徒歩5分
 
★ゴール地点
名鉄名古屋本線 藤川駅徒歩5分

今回は近鉄特急ひのとりを往復で利用しました。
   
コース状況/
危険箇所等
 
先日の長崎街道で江戸→長崎を終え一区切りついたので、
街道歩きの集大成として娘と東海道復路を歩くことにしました。
街道についての説明は今までは写真欄にてしておりましたが、
資料が豊富に出回っているので基本的には省略することにし、
迷いやすい場所や調査の段階で謎だった場所を主に掲載します。

ルート選定は分間延絵図並見取絵図(1806)を踏襲しています。
この絵図でルートを精査し参考本で補正する形にしました。

●この区間での注意点
岡崎城下の二十七曲がりは複雑なルートとなっていますが、
立派な案内標識が各所にあるので特に問題ないかと思います。
ただし、本来とは別の曲がり角に標識がある場合もあったので、
古い地図と併用して歩くと良いかもしれません。

美合駅の手前にある乙川の渡る場所ですが、
川に向かっての旧道の痕跡が若干ながら残っています。
美合側の堤防からの旧道は斜めを行く土道が東海道と思われ、
こちらも古い地図と併用して歩くと安心でしょう。

その他、ルート的に迷うような場所はないと思います。
また、車の交通量もそれほど多くないようにみえました。

●飲食、トイレなど
ゴールの藤川駅にはトイレが見当たらなかったので、
近くの道の駅を利用しましたが若干移動が不便でした。
 
これ以外は特に問題ないかと思います。

昼食は岡崎の双龍亭という喫茶店で味噌カツ定食を頂き、
夕食には名駅で山本屋の味噌煮込みうどんを頂きました。

●参考文献
五海道其外分間延絵図並見取絵図(1806)
地形でわかる東海道五十三次 ほか多数
 
 
 
寒いんだろうなと外を眺めつつ特急ひのとりで名古屋へ。
2022年02月23日 07:36撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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2/23 7:36
寒いんだろうなと外を眺めつつ特急ひのとりで名古屋へ。
矢作橋駅付近よりスタート。耳当ても装備して完全防寒!
2022年02月23日 09:59撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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2/23 9:59
矢作橋駅付近よりスタート。耳当ても装備して完全防寒!
矢作川までの旧道は良い雰囲気がありました。川を前にした場所だったので何かしらで賑わっていた場所だったのかもしれません。
2022年02月23日 10:06撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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2/23 10:06
矢作川までの旧道は良い雰囲気がありました。川を前にした場所だったので何かしらで賑わっていた場所だったのかもしれません。
日吉丸と小六の出会いの像の前でポーズ。ちなみに矢作橋は江戸時代においては日本最長のものでした。最初の架橋は1601年で土橋だったそうです。
2022年02月23日 10:13撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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2/23 10:13
日吉丸と小六の出会いの像の前でポーズ。ちなみに矢作橋は江戸時代においては日本最長のものでした。最初の架橋は1601年で土橋だったそうです。
像の裏手には旧橋の架台が残っていました。
2022年02月23日 10:16撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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2/23 10:16
像の裏手には旧橋の架台が残っていました。
矢作川。澄みきった水が美しいこと!娘は魚探しに必死でした。
2022年02月23日 10:19撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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2/23 10:19
矢作川。澄みきった水が美しいこと!娘は魚探しに必死でした。
岡崎の城下町エリア。こちらは宿場町エリアと比べ戦災の被害は少なく旧家が多く残っているように見えました。
2022年02月23日 10:32撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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2/23 10:32
岡崎の城下町エリア。こちらは宿場町エリアと比べ戦災の被害は少なく旧家が多く残っているように見えました。
カクキュウの蔵群。寒いからか観光客が誰一人いなかったです。
2022年02月23日 10:34撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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2/23 10:34
カクキュウの蔵群。寒いからか観光客が誰一人いなかったです。
岡崎は八丁味噌が有名ですがお城から八丁の距離(900m)の場所で作っていたことからその名が付いています。建物が低かった当時はこの場所からもお城が見えていたと思われます。
2022年02月23日 10:34撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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2/23 10:34
岡崎は八丁味噌が有名ですがお城から八丁の距離(900m)の場所で作っていたことからその名が付いています。建物が低かった当時はこの場所からもお城が見えていたと思われます。
岡崎城下は二十七曲りと呼ばれるように道筋が幾重にも曲がっています。これは防衛と経済効果を狙ったものだったそうです。
2022年02月23日 10:52撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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2/23 10:52
岡崎城下は二十七曲りと呼ばれるように道筋が幾重にも曲がっています。これは防衛と経済効果を狙ったものだったそうです。
昼飯を食べて出発。娘が「ご飯食べた後っていつも寒いね」と言ってきたので「まあ歩いたら暖かくなるよ」と返しました。親子共々いつもなぜだか謎なんですよね。
2022年02月23日 11:43撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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2/23 11:43
昼飯を食べて出発。娘が「ご飯食べた後っていつも寒いね」と言ってきたので「まあ歩いたら暖かくなるよ」と返しました。親子共々いつもなぜだか謎なんですよね。
二十七曲りの中には家が建ってしまったなどで通行不可な曲がりがあります。そういった場所の案内標識は違う場所に設置されています。
2022年02月23日 11:51撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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2/23 11:51
二十七曲りの中には家が建ってしまったなどで通行不可な曲がりがあります。そういった場所の案内標識は違う場所に設置されています。
東海道から眺める岡崎城。
2022年02月23日 11:53撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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2/23 11:53
東海道から眺める岡崎城。
籠田町にある大きな公園内を東海道が突き抜けています。ここで公園の遊具で少し遊んだりしました。
2022年02月23日 12:14撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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2/23 12:14
籠田町にある大きな公園内を東海道が突き抜けています。ここで公園の遊具で少し遊んだりしました。
元の東海道にあたる場所が通路になっています。以前訪れた時と比べ公園の変わりように驚きました。
2022年02月23日 12:21撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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2/23 12:21
元の東海道にあたる場所が通路になっています。以前訪れた時と比べ公園の変わりように驚きました。
岡信資料館。戦災では外壁のみが残ったのだそうです。手前の道が岡崎城の堀の跡。ここから先が宿場町エリアです。
2022年02月23日 12:27撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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2/23 12:27
岡信資料館。戦災では外壁のみが残ったのだそうです。手前の道が岡崎城の堀の跡。ここから先が宿場町エリアです。
本陣跡などはこの辺り。岡崎宿は宿場の規模としては駿河府中に次ぐものでしたが戦災で町の1/3が焼失してしまいます。
2022年02月23日 12:45撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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2/23 12:45
本陣跡などはこの辺り。岡崎宿は宿場の規模としては駿河府中に次ぐものでしたが戦災で町の1/3が焼失してしまいます。
戦災で僅かに残った旧家も都市化の波で急速に減ってきているといいます。
2022年02月23日 12:50撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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2/23 12:50
戦災で僅かに残った旧家も都市化の波で急速に減ってきているといいます。
この辺りが岡崎宿の東の端。冠木門のモニュメントがあります。
2022年02月23日 13:16撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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2/23 13:16
この辺りが岡崎宿の東の端。冠木門のモニュメントがあります。
松並木を見かけると恒例の松ぼっくり拾いがはじまりました。
2022年02月23日 13:27撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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2/23 13:27
松並木を見かけると恒例の松ぼっくり拾いがはじまりました。
やはり現存は風格が違います。中央に榎が植えられた大平一里塚です。
2022年02月23日 13:49撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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2/23 13:49
やはり現存は風格が違います。中央に榎が植えられた大平一里塚です。
乙川の渡河地点に続く痕跡。当初は土橋で元禄年間に板橋が架けられました。
2022年02月23日 14:05撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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2/23 14:05
乙川の渡河地点に続く痕跡。当初は土橋で元禄年間に板橋が架けられました。
乙川を渡った先に残る旧道の痕跡。斜めに伸びる土道がそれです。
2022年02月23日 14:13撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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2/23 14:13
乙川を渡った先に残る旧道の痕跡。斜めに伸びる土道がそれです。
美合駅付近。立派な松並木。
2022年02月23日 14:27撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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2/23 14:27
美合駅付近。立派な松並木。
癒されます。この付近で娘は少し足が痛かったのか「まえ」(我が家での肩車のこと)をせがまれました。結局10分近く歩いたかな・・・。
2022年02月23日 14:30撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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2/23 14:30
癒されます。この付近で娘は少し足が痛かったのか「まえ」(我が家での肩車のこと)をせがまれました。結局10分近く歩いたかな・・・。
藤川宿へと続く松並木。子供は高い場所を歩くのが好きですね。アスレチック感覚なのでしょうか!?
2022年02月23日 14:51撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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2/23 14:51
藤川宿へと続く松並木。子供は高い場所を歩くのが好きですね。アスレチック感覚なのでしょうか!?
宿場に続く松並木に赤い電車が横切ります。ゴールまであと少し。
2022年02月23日 14:59撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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2/23 14:59
宿場に続く松並木に赤い電車が横切ります。ゴールまであと少し。
本日のゴール藤川宿。次回は御油宿までを予定しています。
2022年02月23日 15:09撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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2/23 15:09
本日のゴール藤川宿。次回は御油宿までを予定しています。

装備

個人装備
ザック(1) 手ぬぐい(3) 日焼け止め(1) 帽子(1) 行動食(2) ペットボトル(500ml)(1) iPhone(充電器含む)(1) 折り畳み傘(1) ザックカバー(1)

感想

 
このところ長い距離に嫌気を感じてきた娘・・・。
これでは歩くこと自体が嫌になってしまう!と思い、
しばらくは10km程度の行程で考えることにしました。

その分、交通費がかさんでしまいますが、
当初の計画では新幹線やホテル利用だったところを、
近鉄と名鉄を駆使して日帰りでの行程とすることで
豊橋辺りまでは1日1万円程度で抑えていく計画です。

なぜ、10kmなのかですが、
娘曰くは「10なら疲れないし楽しめる!」とのことなので
とりあえずは娘の意見を尊重してみたはいいものの、
今後の行程を考えると少し不安ではあります(^^;

さて、今回から防水のウォーキングシューズを新調しています。
距離は短かったですが終始疲れは少なく抜群の履き心地だったようです。
おかげで、ウォーキング用の靴下、上下の服も欲しくなったみたいで、
娘のやる気がある今のうちに揃えていきたいところです。

それにしても今回の道中は非常に寒い中でのものでした。
風もあって曇りがちでしたが日差しがあるとやはり暖かい。
娘も太陽の有難さを少し実感できたのでは?と思ったりしました。

なお、
今回の街道歩きの記録は
以下のブログでもまとめてみました。
https://borabora.seesaa.net/article/486334447.html
   

  

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