元佐倉道（亀戸村→小岩市川の渡し）

2022年02月05日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.7km
• 登り: 10m
• 下り: 4m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:00

13:40 亀戸村
17:40 小岩市川の渡し

天候

晴のち曇り（9/0）

アクセス

利用交通機関：

電車

★行き
JR総武線亀戸駅

★帰り
京成本線江戸川駅

写真

2/5 13:41

JR亀戸駅。ここから歩きます。まずは元佐倉道と合流する五ツ目の渡し場に向かいます。

2/5 13:48

竪川の五ツ目の渡し場前（今は五之橋）で元佐倉道に合流。

2/5 13:48

五ツ目の渡し場跡に立つ旧千葉街道の碑。元佐倉道は明治8年に千葉街道に改称されました。

2/5 14:01

中川にぶつかるまで、東西に一直線に流れる竪川に並行して歩きます。

2/5 14:13

中川（旧中川）の手前、かつての六ツ目の渡し場近くで竪川を渡り、ちょいと寄り道。中川の船番所に向かいます。

2/5 14:33

中川（旧中川）と小名木川、船堀川が交差する中川口にあった中川船番所跡。江戸に出入りする船の荷物を改めました。

2/5 14:29

中川船番所資料館を見学。船番所を再現したジオラマがあります。

2/5 15:20

六ツ目の渡し場近くで元佐倉道に復帰。すぐに逆井橋で中川（旧中川）を渡ります。かつては逆井の渡しと呼ばれる船渡しでした。

2/5 15:35

かつての街道は、逆井の渡しから小岩の関所まで一直線に進んでいたのですが、小松川第二中学校にぶつかったところで消滅します。

2/5 15:45

さらにその先には江戸時代には無かった荒川放水路と中川があるので新小松川橋で渡ります。

2/5 15:34

かつての元佐倉道は、現在の荒川放水路と中川の間の地点で浅草から来る行徳道と交差していました（四股と呼ばれた）。

2/5 16:02

荒川放水路を渡り、川沿いに少し北上したこの地点で街道に復帰します。ここから八蔵橋跡までは、五分一通りと呼ばれています。

2/5 16:12

荒川放水路を渡り、川沿いに少し北上したこの地点で街道に復帰します。ここから八蔵橋跡までは、五分一通りと呼ばれています。

2/5 16:20

橋らしく見えませんが、八蔵橋で境川を渡ります。

2/5 16:49

とにかく道はまっつぐ一直線！

2/5 16:58

小岩大橋で新中川を渡ります。この川も昭和になってから開削された放水路です。つまり江戸時代には無かった川です。

2/5 17:02

新中川を渡るとすぐに二枚橋で用水を渡ります。もっとも、ここも今は用水も橋もありません。

2/5 17:31

下小岩村。常磐線のガード近くにかつては一里塚がありました。

2/5 17:39

御番所町の慈恩寺道の道標前で、先週歩いたばかりの成田街道に合流します。

2/5 17:41

江戸川の土手を上り、かつて小岩の関所があった場所であり、小岩市川の渡し場跡でもあるここを今回の元佐倉道歩きのゴールとします。

撮影機器：

SHV47 SHARP

感想

musashinokoyu

　土曜日の午後、踊りの稽古から帰って来た次女と、元佐倉道を歩いてきました。
　その名の通り、下総の佐倉を主とする房総へ向かう道でした。

　元佐倉道の起点は大川（隅田川）に架かる両国橋とすべきなのでしょうが、両国から五ツ目の渡しまでは、江戸六阿弥陀詣での際に歩いているので、今回は五ツ目の渡しにほど近い亀戸村から歩きました。

　旅の様子は写真をご覧ください（サボり）。

　成田街道は浅草、北千住、新宿（にいじゅく）、市川、八幡を経由して船橋にいたりますが、房総に向かう際、江戸の人はそんな遠回りをしませんでした。
　両国橋から元佐倉道を歩き、四股で浅草の吾妻橋から来た行徳道に入り、行徳を経由して船橋に至る方が人気のあるルートだったのです。このルートなら、小岩市川の関所も回避できますし。

　両国橋から中川の逆井の渡しまでは堅川に沿って東西に一直線、逆井の渡しを渡ると小岩市川の渡しまで丑寅の方角に一直線という単調な道です。
　これといった見どころもありませんが、江戸時代には無かった放水路を渡ったり、かつてはあったけど今は無い橋跡を渡ったりと、なかなか面白い道です。