青垂滝 / 乗鞍 / アイスクライミング



- GPS
- 12:34
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 892m
- 下り
- 880m
コースタイム
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 5:40
- 合計
- 12:23
雄滝トップアウト15:15
天候 | 曇り〜晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
降雪中、降雪後、気温上昇時は沢型、林道の側壁からの雪崩に注意が必要。 |
写真
装備
共同装備 |
ダブル60m
|
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感想
乗鞍山麓の岐阜側、ほおの木平スキー場から遠目に臨むことのできる青垂滝。記録は少なく、登れるチャンスは少ないらしい。今回はMさんからお誘いを受け、ここ数日の冷え込みのベストタイミングで登ることができた。青垂滝は雄滝と雌滝があり、取り付き付近は積雪も多かったので、氷結/積雪状況によってロープスケールも変わると思われる。
アプローチの林道は積雪も多くスノーシューでのラッセルで3hかかった。発電所は稼働していない。
雌滝:沢を詰めると右手に青く美しい氷壁が現れる。まさに「青垂れ」。
1p:35m程 見栄えのする垂直の氷柱の集合体。左岸側をつららに気をつけながら登っていく。途中から水が滴っていてよく濡れた。gtリード
2p:45m程 立ち木まで登りビレイ
下降は左岸側の立ち木を25m、25m、10mの3回ラッペルで雪田上部におりた。
(今回はロープが60m1本しかなく短くピッチを切った)
雄滝:左側の幅の大きなナメ滝。下から見ると易しそうに見えたが、最後がとんでもなかった。
1p:55m 易しい氷を登って雪田にでる。左端の氷まで行ってビレイ。gtリード
2p:40m程 見た目は良さそうな氷も内部が空洞でつららの集合体になっていたりと一枚氷ではなく登るラインが限られる。最後の10mが筒状の氷壁になっておりピックを刺すと穴が開く程の薄さ。当然スクリューは効かない。ぼっかり空いた穴から覗くと内部は予想以上に広い筒状でこんなところに落ちたらどうなるんだろう…。強く蹴り込むことはできないデリケートな登りで落ち口の立ち木まで。Mさんリード
下降は8mほど右岸をトラバースしてからBushで懸垂3回で基部まで。
氷は見た目に騙されることが多い。今回は気温がマイナス一桁の適温で陽もほとんど当たらなかったので良かった。特に雄滝は上部の空洞が大きいので気温が高いとすぐ崩れてしまうのかもしれない。ミルフィーユ状の層状、雪氷の部分も多かった。雌滝はスクリューも良く効き比較的氷質は良かった。
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