北海道(礼文島・利尻島・宗谷岬・小樽天狗山)
MARU-YAMAN
| 過去天気図（気象庁） | 2021年09月の天気図 |
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電車 バス
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト） 船 飛行機 自転車
新千歳〜稚内 千歳線&函館本線&宗谷本線 ��稚内〜礼文島 フェリー&バス 礼文島〜利尻島 フェリー&定期観光バス 利尻島〜稚内 フェリー �Ｃ嫺癲曾｜�岬、宗谷丘陵 バス&自転車 稚内〜札幌 宗谷本線&函館本線 �せニ據曽�樽 函館本線&バス&ロープウェイ 小樽〜新千歳空港 函館本線&千歳線 新千歳空港〜成田空港 飛行機 |
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ちなみにこの時、乗り遅れそうになっていたので息があがっています(笑)
頑張れば日帰りで利尻・礼文に行けます。
昆布だらけ！！
小さい魚も沢山泳いでいました。栄養豊富な海。
特急の車窓から。
肉眼ではこの１００倍綺麗に見えて本当に感動しました。
感想
過去の旅行記ですが、折角ヤマレコを使い始めたので備忘録です📝(長いです！)
３泊４日の道北旅行。最北端を廻る旅。
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１日目は移動日。
始発の飛行機で新千歳空港へ！
乗り鉄でもあるので新千歳空港から稚内は鉄道で向かいます。
LCCを使うと買うことができるお得なフリーパスで鉄道に乗りました。
一部地域だけ限定のものと北海道全域で使えるものがありますが、今回は『きた北海道フリーパス』を購入。
有効期限は４日間。特急も自由席ならそのまま乗れます。(指定席は別途特急券購入)
旭川までは平和に移動。
車窓から見える暑寒別岳、夕張山地、大雪山を見ると「北海道に来たなぁ」と感じます。
旭川では約１時間の乗り継ぎ待ち。
改札を出てお昼ごはんを探したりのんびりお散歩したり。
これから４時間近く列車に乗りっぱなしになるので奮発してスタバでドリンクを買おう♪・・・なんて思ったのが運のつき。
その日は新人さんの研修中。
丁寧に教わりながらゆっくり作ってくれたので気づいたら発車ギリギリの時間に(泣)
スタバで飲み物を受け取ったのが３０分。
サロベツ発車が３５分。
改札まで走り、慌ててエスカレーターをかけ上がったらホームに列車がいない！！？
列車が短いので遥か後ろにいたけど、振り返って見えたのはどう見ても普通列車。
私が乗るのは特急。。
すぐにホーム間違えた！って思ってダッシュで隣のホームへ。特急が見えて駆け込みギリギリセーフ！
これを逃すと６時間かけて普通列車で行くか、６時間後の特急で２４時前に稚内に到着するかになるところでした(笑)
サロベツ乗車ギリギリ事件でした(笑)
初めて乗る列車はいつもワクワクします。
４時間乗っていても全く飽きなかった( *´艸)
乗り鉄万歳！
宗谷本線は大体４つくらいのエリアに別れてるなぁと思いました。
旭川〜蘭留辺りまでがまず旭川圏内。
ここから塩狩峠を越えると名寄圏内。
特急が止まる駅の周辺にはハッキリと住宅があり、町がある。
名寄を過ぎた途端に田舎度合いが上がる。
駅と駅の間(町と町の間)の境界には必ず大自然がある。
いよいよ本格的に天塩川沿線圏内へ。
この宗谷本線の天塩川沿いの風景を見る、というのをとても楽しみにしていたのです！
現代から隔離された古代の佇まいを残している空間。時代の感覚が分からなくなります。
幌延あたりから利尻富士がちょこちょこ見え始め、ずっと窓にかじりついて利尻富士の姿を探していました。
窓の目の前真ん中に現れたり、左側に現れたり右側に現れたり。
宗谷本線の線形がうねうねと曲がりくねっているので所々見える場所が違うのが不思議でした。
神隠しにあっているみたい(笑)
抜海に着くといよいよ稚内・・・宗谷圏内だなぁと気分が高まってきます。
車窓にサロベツ原野が広がってきました。
太古の昔から人間の手が入っていない場所。
本当にここに鉄道を敷いた人達には頭があがりません。
久しぶりの人工建造物が見えて南稚内、そして稚内駅へ。
１日目の移動距離1594.3�辧�！遠かった！
ある意味北海道名物(笑)のセイコーマートでご飯を買い１日目終了です。
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２日目。
日本最北端の島巡り。
６時３０分のフェリーでまずは礼文島に向かいます。
前日にフェリー乗り場の大体の場所をチェックしていたのですが、行けども行けども中々着かない(泣)思ったより遠かった(大汗)
大慌てでプチダッシュ！ここで乗れなかったら今日１日の予定が全てパーになってしまう！！
↑何だか前日と似たような状況(笑)
フェリーは1等席はネット予約できますが、２等席に関しては当日券のみ。無事に買えてホッとしました。
いつもは一番安い２等席は雑魚寝席しかなかったのに、コロナ禍のせいか２等指定席(椅子席)も自由に座れるようになっていました。
船酔いを心配していましたが、大型の船だったからなのかあまり揺れは感じませんでした。
約２時間後、香深港に上陸！！
ここからは一日で礼文・利尻を廻る為分刻みのスケジュールです。1５分以内にバスに乗り換え。
桃岩台行きのバスに乗ったのは私一人。
無事にバス停に到着しましたが置いてきぼり感が凄い(笑)
しかも周りはほぼ無音。
たまに風の音と鳥の泣き声がするだけ。
日焼け止めと虫除けを塗って桃岩台トレッキングコースへ。
開始早々坂道を登ります。
少し前をおじさんが登っているのを発見。
人いるじゃん！！とホッとしたのだけど、どうやらトレッキングコースを維持管理している職員さんのようです。
ちなみに今回すれ違ったのは３人。うち２人は職員さん。もう１人は恐らく地元の子供。
平日だったので本当に静かでした。
礼文島はかなり特殊な環境の島で、標高３００メートルを超えると森林限界になるそうです。
なので登山口のスタート時点から腰より高い植物は見当たりませんでした。
最初の桃岩展望台までの登りが一番きつかったかな？と。しっかり整備されているので迷わないし歩きやすいのですが。
登りきって展望台に着く。
後ろを振り返ると、今まで登ってきた丘と稚内側の海が見えている・・・！
桃岩&猫岩側はユーラシア大陸側の日本海が。
礼文島は南北に細長くて東西の横幅はあまり無いのです。それに加えて森林限界を迎えて視界を遮る植物が殆ど無いので島全体がよく見渡せます。
今まで通って来た道も、これから向かう道も全て見えています。
右も左もオーシャンビュー。
そして目の前には利尻富士！！
ずっと利尻富士を見て歩いていると、このまま利尻島まで道が続いているんじゃないか？と思ってしまいます。
無事に下山して時間が余ったので北のカナリアパークへ。
ここからもしっかり利尻富士が見えました。
カフェでソフトクリームを注文。豊富産の牛乳使用で美味しかったです！
１日に４本位しかないバスで知床から香深港へ。
香深港で初めてウニを食べました！
ずっと食わず嫌いだったウニ。どうせ初めて食べるなら最高に美味しいと言われている利尻&礼文島のウニがいいな、とちょっとだけ初挑戦。
思ったよりもクリーミーで甘くて美味しかった！！私はウニが食べられるということが分かりました(笑)
２回目のフェリー乗船。
利尻島へは約４０分。あんなに近くに島が見えるのに結構時間がかかります。海を渡るって大変！
上陸先は幻の沓形港。夏季しか開いていない港なのです。
船を降りたら秒で利尻島定期観光バスへ乗り換え。(時間の都合上、効率良く見たい所を回るには定期観光バスの方がよいと思い、事前に予約しました)
この日の午後は参加者５人。バスは好きな席に座れました。
まずは神威海岸で下車。
荒々しくて黒くて溶岩が剥き出しの海岸。
利尻富士は火山だそうです。
人面岩、寝熊岩、北の厳島弁天宮を車窓から見て利尻町立博物館へ。利尻島の歴史をお勉強◎
移動中はガイドさんが利尻島の生活の様子を教えてくれました。
・溶岩で出来た島だから土壌が無く、畑や田んぼが少ない。農業が産業として発展しなかった。
・野菜は貴重。稚内からの船便頼り。船が欠航すると品切れ続出なので冷蔵庫とは別に冷凍庫を用意して食材を保存している。
・灯油が貴重なので冬は薪ストーブを使う家が多い。等々・・・。
普段は基本一人旅なので、こうしてガイドさんから説明を聞けるのもいいなぁと思いました。
仙法志御崎。
海抜０mからの利尻富士が見える場所！
利尻昆布のお土産を買いました。
アザラシ見たかったけどいなかった(*T^T)
オタトマリ沼。
白い恋人のパッケージでお馴染み！
この日は午後から雲が出てきて残念ながら利尻富士の完全な姿は見られませんでした。
でも利尻島の何処に居ても圧倒的な存在感！
何なら礼文島からでも存在感バッチリでした！
利尻島・礼文島はヒグマやキタキツネは生息していないらしいです。
いつかポン山や利尻富士にも挑戦してみたい！
あっという間に夕方。
本日３回目のフェリー。
疲れはて寝ていたので雑魚寝席でも快適でした(笑)
夜は晴れ。
稚内で泊まったホテルは北防波堤ドームのすぐ近く、徒歩３０秒で海な場所。
ホテルを出て海側に向かうとどこまでも闇が広がります。
最北の港で見えた星たち。
稚内駅前なので灯りもあったけどやっぱり東京で見る星空とは違う。流れ星も見えました！！
怖いほど美しい、そんな夜なのでした。
おまけ。
2日目の晩御飯は何を血迷ったかカレーメシ。
それ東京でも買えるじゃんと思ったけど無性に惹かれて買ってしまったのです。
ジャンクすぎる食事(^-^;
でも・・・初めて食べたけど美味しい！
いつか山でカップ麺やカレーメシを食べるのが小さな夢です(笑)
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３日目。
最北端、宗谷岬へ。
稚内に来て３日目にしてやっと稚内観光(笑)
稚内駅から天北宗谷線のバスで移動。
往復で割引になる乗車券あります！
でもバスは１日４本位なので時間注意！
最寄り駅は稚内駅・・・と言っても約１時間かかります。公共交通機関ユーザーには中々行きづらい場所です。
この日は晴天！
海も空も綺麗でした。
季節限定のレンタサイクルで宗谷丘陵フットパスコースをサイクリング！
約１６�劼離汽ぅ�リングです。
電動自転車で登り坂は楽々。でもサドルが痛くて最後はお尻が痛くなるというウィークポイントも(*T^T)
最初は殆ど人通りがなかったけど、白い道に入ると結構すれ違う。この旅で初めて人でやや賑わう場所に来ました(笑)
白い道までは１時間位。
トータルで３時間弱位でした。
フットパス終わって宗谷岬に戻るまでが長かった。お尻が痛かったからかも(笑)
稚内市街地戻ってきたら駐車場に鹿の一家がいました。今回の旅、初エゾシカ！
夕方の特急で札幌に向かいます。
車窓から息を呑む程美しい利尻富士と礼文島の島陰を見ることができました。行きも帰りも見れたのはラッキーでした！
帰りの特急が濃霧で遅延。
元々深夜着でしたが更に遅くなりまして、ホテルの最寄駅までダッシュで乗り換え。
まさかの終電だったらしく、自分が地下鉄駅の出口に着いたら駅のシャッターが閉まりました。
ドキドキ。
夜の札幌は道が明るいしコンビニとかも多くて助かるけれどヤンチャな方々の宝庫。
大声で喋りながら歩くグループにビビる。
稚内は人間が少なかったからギャップに驚きです。
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４日目。
もう帰る日。早い。札幌は稚内とは比べ物にならない位都会で、同じ北海道とは思えない。ギャップに驚く。
この日は折角買ったJRのフリーパスを使い倒すべく小樽へ！
人生２度目の小樽。
約１０年前にも乗った函館本線、山線！！
前回は小樽運河に行ったので今回はバスで山へ。
天狗山です。
登山道もあるみたいなのですが、今回はロープウェイを使いました。
天気は大快晴。
増毛、留萌方面まで良く見えました！
積丹半島もしっかりと見える！！
山頂でついでに見つけた自然散策路を歩いてみました。一周３０分ちょっと。
途中に隣の山と繋がる縦走路との分岐点があったりして気になりました。
散策路自体は眺望はあまり無くて、景色を楽しむならロープウェイ駅の周辺が一番です。
でも軽いお散歩ができて嬉しい。
実はお目当てはシマリス公園。
沢山のエゾシマリスと戯れてエサやりを体験してきました。
シマリスは天使でした・・・！！( ´∀`)/
帰りのバスでたまたま見かけた手宮線跡地。
バスを下りて線路の上を歩いてみました！
お昼は三角市場入り口の海鮮丼。
慌ただしかったのに意外と満喫できました。
無事に新千歳空港に着きまして、空港内で温泉に入りました。ぶっちゃけて今回の旅で一番まともなお風呂(笑)
行きたい所とやりたいことを優先して計画を立てたらこんなことになりました(^-^;
道北稚内メインの旅でしたが３泊でも全然足りない！！
でも素敵な山に沢山出会えて嬉しかったです。
また来て今度は山もじっくり楽しみたいです！
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