青梅・天皇山/飯能・間野富士山
- GPS
- 05:43
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 403m
- 下り
- 425m
コースタイム
- 山行
- 4:22
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 5:42
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
国際興業バス飯11成木一丁目四ツ角バス停ゴール |
コース状況/ 危険箇所等 |
間野から成木尾根に上がるまではあまり使われていない道のようで、整備状況は良くないです。 |
その他周辺情報 | 飯能駅で買い物をしていった方が良いです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
コンロ
コッヘル
ライター
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
|
---|
感想
何かと呪われた山行でした。
倅を連れてどこかの山に登ろうと思っていたのですが、この日の気温が低いとの予想があり、息子には冬用の山服を買ってやれていないので(あっという間に大きくなってしまうため)、一人で行くことにしました。
何処に行くかを悩んだのですが、日本の象徴の名前が付いた山ふたつに登ろうと思いここにしました。
(記録を見るともっと大回りで行かれている方が多かったのですが、面倒なので短縮ルートを作りました。)
以前、間野富士山に登った際は、飯能駅発間野黒指行きのバスは私しか乗車せず、完全貸し切りだったので、今日も絶対寝ちゃおうと思い飯能駅の階段を降り北口3番バス停に行くと高年大型パーティが長蛇の列をなしています。
持っている旗を見ると東京の「Tハイキングクラブさん」たちで、各自ザックは下ろして人の列とは別に1列に並べてあり、「とても統制がとれている・・・とか、やっぱり人気だな棒ノ折は・・・」などと思いながら、とりあえず列の最後尾に並ぶと前に並んでいる女性が「間野富士・・・大仁田・・・」と話す声が聞こえてきました。
マジすか?!このみなさん、私と同じバス乗るんすか?乗り切れるんですか1台で?とかなり魂消ました。
もし乗れなかったら前日考えた行先第3案の物見山に転進しようかと思いましたが、私の聞き違いの可能性もあるのでそのまま待っていましたが、名郷行バスが来ても列は動きません。
名郷行バスは並んでいる方たちの見た目1/10くらいの人数を乗せて出発していきました。
続けて間野黒指行きバスが来ると列が一斉に動き出しました。
もうあきらめるしかありません。
列の最後尾から乗車し、後部ドアのステップ上に何とか潜り込むことが出来ました。
名郷行バスより乗車人員が多い間野黒指行きバスなんて年に何回あるのだろうと思いつつバスに揺られていきました。
バスは途中単独行の方一人を降ろしただけで定刻通りに弁天前バス停に到着しました。
あまり書きませんが、下車の際にトラブルがあり、5分以上バスを降りることが出来ませんでした。
バスに乗った際にいつも思う、高年パーティさんたちにお願いしたいことは「降りるバス停を事前に全員に周知しておいてほしい」と「後ろのドアから乗るバスは、乗る際に交通系ICカードをタッチすることを周知してほしい」ということです。
あと、料金箱の両替機の使い方も教えてくれているとなお良いと思います。
間野富士山に登るこのパーティを先に行かせようと、弁天前バス停でかなりゆっくり用意をして(乗ってきたバスが折り返して飯能行きとして去って行った後まで)出発しましたが、進んで行くとパーティは道端で事前説明の最中でした。
仕方が無いので先に神社に進み、お参りをしているとやっと追い付いてきました。
神社脇を抜け登って行く途中振り返ると後ろから結構なスピードで登ってこられます。
このままだとすぐにでも追い付かれる勢いです。
でも私はタブの木に寄り道をするので、山頂でパーティと出くわすくらいのタイミングかなと思いましたが、パーティもタブの木方向にやってきます。
仕方が無いので、タブの木をざっと見て、スピードを上げて山頂に到達しました。
画像を撮ると話声が聞こえてきたので、ソッコーで下りにかかりました。
それにしても高年の方たちばかりだったのに、物凄いスピードで感服しました。
一旦車道を歩き、向かいの尾根に取り付きます。
地図を見ると尾根末端から上がるようですが、登り口の橋は個人の方のお宅用の橋の様で、渡ることが躊躇されました。
おまけにそのお宅の方が庭に出てこられて私を注視しています。
仕方が無いので、林道を進みましたが、登り口はとうに過ぎてしまっている状態なので、いったん戻り、状況を確認しました。
橋を渡ると個人宅進入なのですが、橋はそこしか無く、結局行き詰ってしまいました。
上流すぐにあるもう一つの橋を渡りましたが(この橋はとても立派な石積みの橋でした。)、尾根へ上がる道が見えなかったので、諦めて林道を進むことにしました。
どこかに稜線に上がる道があると思い右手を見ながら進みましたが、何処にもありません。
進んでいる道はほとんどしっかりしているのですが、たまに崩落していて、あまり整備されていないようです。
そんな風に進んでいると、いきなり花粉症の発作がはじまりました。
花粉症歴37年ですが、この頃は年に1回発作が起きてそれ以降は平気だったのですが、今年は当たり年で先月と先週に発作が起きてしまっていました。
それでこの日は3回目の発作で目は痒いは鼻水は垂れっぱなしになるわで、鼻は通らず、口は鼻の奥から垂れてくる鼻水を吐き飛ばすのに忙しいので呼吸も苦しくなってきました。
途中ピンクテープがついている箇所があったので、そこに取り付きましたが、尾根へ上がる道が見えません。
鼻水ダラダラでしたので、集中力もなく、林道に戻り直進することにしました。
進んで行くと開けた場所に出ました。
ここは尾根経由で進み「堂所」で折り返して来た際に通過する予定の場所でした。
立ち入り禁止看板があちこちに出ていますが、コース案内道標もありました。
案内に従い、斜面を上がっていきましたが、その途中で手鼻を数えきれないほどかみました。
そのまま進んで行くと人の気配がしたので、前を見るとなんとこちらに向けて歩いてくる方が居られました。
人に会うことは無いと思っていたので、びっくりです。
野生動物でなくて良かったです。
開けた尾根に上がると眼下は採石場でした。
通れそうなルートはあったのですが、立ち入り禁止看板に従い、先ほどの道標通り左折して谷底まで下りました。
向かいの尾根に登り返すと、そこにも立ち入り禁止看板がありました。
きっとこの二つの看板の間にルートがあり、楽に歩けたのですが、採石場の上端になるので、通行禁止にしたのだと思います。
めんどくせぇなぁ…と思い進みましたが、すぐに発破注意の看板が出てきたので、しょうがないものと諦めることにしました。
天皇山はピークと呼べないような感じの場所が山頂でした。
地図を見ると一応その尾根上での一番高い所のようですが、もう少し先のところの方が山頂ぽくって良い感じがするので、そこに山頂を遷した方が良いと思いました。
目的のの山頂に着きましたが、さらに進んで行きました。
山頂付近から南東と南西へ下り、下界へ下りる道を確かめたかったからです。
まずは南東への道を進みました。
途中で大きな樹があり、そこにラミネートされた紙が括り付けられていたので見てみると道標等ではなく、いたずらの頂点にあるような絵でした。
近年これほど気分を害したことが無いほどの内容で、どうしようかと思いましたが、取り外さずそのままにすることにしました。
出来れば設置した人が回収してほしいと思いいます。
さらに進んで行きましたが、そろそろお腹が空いたのとしっかりした道と分かったので引き返しました。
歩いていくと大きなエンジン音が聞こえます。
下界が近いんだな…と思いながら歩き続けましたが、音はどんどん大きくなってきます。
後ろを振り向くとトライアルバイクに乗った方々がこちらに向かってきました。
驚きながらも先に進み、退避できる場所(なんとさっきの樹のところ)で退避し、手で合図して先に行ってもらいました。
山中でMTBは何度も遭遇したことがあるのですが、トライアルバイクは初めてでした。
バイク乗りの端くれとしては、こんなところを走れる技術がある方たちに素直に敬意を表するしかありません。
本当に凄いことだと思います。
バイク軍団が行ってしまった後、今度は南西への道を降りてみました。
この道もしっかりしていることが分かったので、そこでお昼ご飯にしました。
お昼ご飯を終え、尾根を東進するとゴルフ場が見えてきました。
プレイをしている方たちの声も聞こえます。
そのまま進んで行くと有刺鉄線が張ってあり、奥にさらに鉄柵がある場所がありました。
こんなところからコースに入る奴なんかいねぇよ・・・と思いながら下を見るとゴルフボールがあちこちに点在していました。
目につくところに有ったものだけでも8個あり、それらをすべて回収しました。
ゴルフはその昔やろうと思ってセットを買い、練習場で練習をしたら右90度方向にしか飛ばせないことが分かったのですぐにやめたため、ボールを持っていても仕方がないのですが、「Pinball,1973」の僕のようにロストボールを拾ってしまいます。
(「もしくは犬のよう」にとしたかったのですが、あの話の中に出てきた犬の種類って何でしたっけ?)
山を下り、バスに乗って飯能駅に着き、西武池袋線への乗り換えの間に家族へのお土産のために甘太郎焼き(回転焼き・今川焼)を買って帰ろうと思ったのですが、お店はお休みでした。
とても残念です。
家に帰ると少し前から痛めていた膝が完全にキてしまっていました。
曲げ伸ばしをする際に痛いので変形性膝関節症だと思います。
またも週末に整形外科に行かなけらばならないと思うと憂鬱です。
今回の山行で良かったこと。
・「富士山」、「天皇山」という日本の象徴の名前がついている山に1日で登頂出来たこと。
・ゴルフボールを8個ゲットできたこと。
今回の山行で良くなかったこと。
・このご時世に満員のバスに乗らなければならなかったこと。
・高年団体さんにあるあるの公共交通機関の利用方法無知をまた見てしまったこと。
・稜線の取り付きを見つけられなかったこと。
・花粉症の発作が山で起きて、しかもかなり酷く、苦しかったこと。
・変な絵を見てしまったこと。
・甘太郎焼き(回転焼き・今川焼)が食べられなかったこと。
・膝がイってしまったこと。
差し引きとしては、マイナスになってしまった呪われた山行でした。
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