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Yamareco

記録ID: 406058
全員に公開
雪山ハイキング
箱根・湯河原

まさかノートレースとは...大雪直後の金時山(乙女口→金時山→公時神社)

2014年02月11日(火) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 神奈川県 静岡県
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:20
距離
7.1km
登り
633m
下り
665m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

09:45 乙女口バス停
↓ 2時間5分
11:50 乙女峠(休息25分)
↓ 1時間20分
13:35 金時山(休息30分)
↓ 55分
15:00 公時神社
天候 曇り、無風
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
●往路
train 07:01発 立川駅(JR南武線(普通) [川崎行き])→07:28着 登戸駅
train 07:41発 登戸駅(小田急小田原線(急行) [小田原行き])→07:56着 町田駅
train 08:00発 町田駅(はこね3号 [箱根湯本行き])→08:56着 箱根湯本駅
bus 9:10発 箱根湯本駅バス停(箱根登山バス[御殿場アウトレットゆき])→9:36着 乙女口バス停
●復路
bus 15:25発 金時神社入口バス停(箱根登山バス[箱根湯本駅ゆき])→16:10頃 箱根湯本駅バス停
train 16:18発 箱根湯本駅(はこね34号 [新宿行き])→17:17着 町田駅
train 17:21発 町田駅(小田急小田原線(急行) [新宿行き])→17:37着 登戸駅
train 17:52発 登戸駅(JR南武線(普通) [立川行き])→18:19着 立川駅

○バス時刻表(箱根湯本駅バス停)
http://www.hakone-tozanbus.co.jp/pdf/10122-003001.pdf
○バス時刻表(金時神社入口バス停)
http://www.hakone-tozanbus.co.jp/pdf/13203-002001.pdf
○金時山ハイキングパス
箱根湯本駅→乙女口800円、金時神社入口→箱根湯本駅800円が、1,300円で済みます。
http://www.hakone-tozanbus.co.jp/ticket/hiking.html
コース状況/
危険箇所等
≪登山道の状況≫
●乙女口バス停⇒乙女峠
膝まで埋まる程度の積雪。踏み外すと股近くまで。現在は5人分のトレースが付いていますが、積雪が多いのもあって凸凹で非常に歩き難いトレースだと思います。重い雪質です。雪が深いのでアイゼンは不要です。
●乙女峠⇒金時山
多くの人が通ったのでトレースはしっかりと付いています。ただし歩き難いトレースです。私は登りなのでアイゼンは付けませんでしたが、下りならば軽アイゼンが必要かもしれません。
●金時山⇒公時神社
スコップでラッセルしたかのような整ったトレースが付いています。歩き易かったです。下りなのでアイゼンを使いました。公時神社分岐より下は、アイゼンが無くても大丈夫だと思います。

≪登山ポスト≫
ありませんでした

≪トイレ≫
・金時山山頂(協力金100円)
・公時神社(ただし未確認です。雪に埋もれていたので閉鎖されているかもしれません。)
路肩には雪の山。路肩は歩けません。
2014年02月11日 09:45撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
2/11 9:45
路肩には雪の山。路肩は歩けません。
登山口に一筋のトレース。やっぱりあるよね〜と思っていたら...
2014年02月11日 09:45撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
2/11 9:45
登山口に一筋のトレース。やっぱりあるよね〜と思っていたら...
20mほどでトレースは無くなりました :-o
トレースの主は引き返したようです
2014年02月11日 10:06撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
2/11 10:06
20mほどでトレースは無くなりました :-o
トレースの主は引き返したようです
振り返って、私が付けたトレース。まさに一人分だけのトレース。
2014年02月11日 10:10撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
2/11 10:10
振り返って、私が付けたトレース。まさに一人分だけのトレース。
追いついてきた4人組のパーティが先行して付けたトレース
2014年02月11日 10:53撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
2/11 10:53
追いついてきた4人組のパーティが先行して付けたトレース
4人組のパーティ。この2番目の高校生が逞しく、乙女峠までのラッセルの7〜8割を一人でやってくれました。助かった〜 :-)
2014年02月11日 11:28撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
3
2/11 11:28
4人組のパーティ。この2番目の高校生が逞しく、乙女峠までのラッセルの7〜8割を一人でやってくれました。助かった〜 :-)
このぐらいの深さです、って、この写真じゃ分らないですかね〜
2014年02月11日 11:29撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
2/11 11:29
このぐらいの深さです、って、この写真じゃ分らないですかね〜
乙女峠。富士山は雲を被っていました。
2014年02月11日 11:53撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
2
2/11 11:53
乙女峠。富士山は雲を被っていました。
乙女峠から先は、かなり多くの人が歩いていました。多くの人が乙女峠のバス停から登っているようです。また、途中で15名ほどの中高生のパーティーが下山してきました。
2014年02月11日 12:48撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
2/11 12:48
乙女峠から先は、かなり多くの人が歩いていました。多くの人が乙女峠のバス停から登っているようです。また、途中で15名ほどの中高生のパーティーが下山してきました。
木々の間から金時山が見えてきました。この角度の金時山が好きで、こちらから登るのです。
2014年02月11日 12:48撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
2/11 12:48
木々の間から金時山が見えてきました。この角度の金時山が好きで、こちらから登るのです。
山頂。お約束のショット good
2014年02月11日 13:36撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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2/11 13:36
山頂。お約束のショット good
富士山のてっぺんは終始雲の中
2014年02月11日 13:38撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
2
2/11 13:38
富士山のてっぺんは終始雲の中
下山路の整ったトレース。茶屋の方が除雪されたのでしょうか?楽チンでした。
2014年02月11日 14:27撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
2/11 14:27
下山路の整ったトレース。茶屋の方が除雪されたのでしょうか?楽チンでした。
撮影機器:

装備

個人装備
雨具
1
防寒着
フリース、ダウン等
ザックのレインカバー
1
0.5+0.35リットル
行動食
タオル
ティッシュ
冬用グローブ
ゴミ袋
暖かい帽子
1
ウェットティシュ
携帯電話
1
時計
1
アイゼン
1
ヘッドランプ
1
予備電池
コンパス
1
1/25,000地形図
1
共同装備
ツェルト
1
ファーストエイドキット
1
テーピングテープ含む
ガイド地図
1
医薬品
非常食
1
カンパン1袋

感想

大雪直後の祝日、さて、どこへ行こう?
奥多摩はヤマレコの記録がほとんど無く、数少ない記録も猛烈な雪深さを物語っている。
バスも運休らしい。
ならば、ちょっと易しめで金時山。
ここならば山頂に茶屋があって安全。
登る人も多いのでトレースが期待できる。

それでもやはりトレースが無い可能性も少しは覚悟した上で乙女口の登山口に立った。
すると、そこには一筋のトレースがある。
「やっぱり一人ぐらいはいるよね〜」と安堵してトレースを辿り始めると、20mほどでトレースがプッツン coldsweats02
どうやら、トレースの主は断念して引き返したらしい bearing
「まあ、ラッセルも良い経験か〜」と諦めて、以前の記憶を辿ってルートを探しながら暫くラッセル。
さすがに先日の大雪の直後なので膝まで埋まって、ときどきそれ以上の深さで膝で押し固めることも。
苦闘しながらも進んでいると、後ろから高校の先生2名+生徒2名のパーティーが追いついてきた。
先行を譲ると高校生の一人がラッセルを開始。
「疲れてペースが落ちてきたらラッセルを代わるか〜」とか考えながら付いていくと、いつまでたってもペースが落ちないし、代わってとも言いださない。
「あれ〜、ラッセルは交互に交代することを知らないのかな〜」とは思ったものの、「まあ若いからいいよね 」と考えて、しばらく様子をみてみた。
いつまで経っても先生がラッセルを代わる気配がなく、観察していると、どうやらこの高校生達にラッセルの経験を積ませる狙いらしい。
「教育的配慮ならば協力しない訳にはいかないな」という大人の配慮で、ラッセルは全てお任せして、おとなしく後ろから付いていくことにした
おかげで乙女峠までの2時間超のノートレースの道を、体力を温存したまま登ることができた。
先生と二人の男の子、本当にお世話になりました。

乙女峠でベンチに座って休んでいると、ヘリが飛んできた。
「どこに行くのかな〜」と眺めていたら、なんと我々の上空10mほどを非常にゆっくりと通過。
どうやら遭難者を探していて、我々が通報者かどうかを確認していたらしい。
金時山で遭難は珍しいですね。無事だといいのですが...。

乙女峠で大休止を取った4人パーティーと分かれて、乙女峠から山頂までは一人旅。
途中で下山している中高生15名ほどのパーティーと遭遇。
今回の大雪は、東京周辺の中高の山岳部にとっては、近場で雪山を経験できるまたとない好機だったようです。

山頂ではいつもの箱根町側の茶屋でコーヒーをすすり、3回目の記帳。
この記帳のために、いつもこちらの茶屋を利用している。

下山は公時神社への道。
ラッセルというか除雪というか、とにかく綺麗に踏み固められていて快適だった。
茶屋の方が整備されたのだろうか。感謝!

結果的には、順調だった今回の山行。
もし、あの4人が現れなくて一人でラッセルしてたらと考えると、天と地ほどの差。
これだから登山は面白いshine

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技術レベル
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体力レベル
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