【冒険】知床岬へ向けて進むがすぐに撤退


- GPS
- 06:03
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 84m
- 下り
- 74m
コースタイム
天候 | 晴れ曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
前日の知床岳から下山して相泊にテントを張って寝てたので相泊からのスタート
これから二泊三日の知床岬までの散策が始まる
朝は寒いが手袋一枚でなんとかなる寒さだ
天気は雲はあるが晴れ
ワカン装着してスタート
朝早く歩き始めたので雪が締まってるが日が昇ると雪が緩んでくるのはわかる、雪が硬いうちに距離を稼ぐ、一時間3キロのペースで進む
これは楽かもしれないと思ったが、岸壁についた雪が気になって仕方ない
気温の高さと雪の感じを見るといつ崩れてもおかしくない
これが歩いてる所に雪崩れたら完全に埋まるか海へ飛ばされるのは間違いない、所々クラックも入ってて今日明日にでも落ちもおかしくない状況だ
一緒に行ってるユウヤ君にその旨を忠告する
岩が露出してたりして歩きづらいが海岸線のギリギリを歩く、雪崩れても寒い海に落とされたほうが生き残る確率は高い
その話をしてから数分後5メートル前を歩くユウヤ君と私の間に雪崩が落ちてきた、私は警戒してたのですぐ気づきユウヤ君に雪崩!逃げろ!って叫ぶ、ユウヤ君も一瞬上を向いてすぐに走り始めた
斜面を駆け抜けるスピードが早く、一瞬で雪崩の向こうのユウヤ君の姿は見えなくなった
すぐに大丈夫か!と声をかけるが声は届かないと思い
笛を何度も吹いた、そしたら大丈夫ですという返事が返ってきた
この先どうするかを話し合う、まだ落ちてない斜面のほうが圧倒的に多くこの先もまだまだ続く
折角知床まで来て帰るのは勿体無い
二人共行きたい気持ちもあるが死んだら意味ない
そして目の前の出来事でメンタル的には前に進めなくなり撤退を決める
その帰り道も雪崩れる可能性ある、来るときには無かった雪のクラックがどんどん出来てるのが見えてかなり怖かった
歩いたあとに雪崩れてるのが見えて無事相泊まで辿り着いた事が
岬まで行けないことよりも心がホッとした
ここからまた7キロ雪道を歩く
2キロほどでエンジン音が聞こえてきた、すぐに除雪車だよとユウヤ君伝える、半分信じてなさそうだが近づいてそれが除雪車だとわかり嬉しくなった、7キロ区間のうち5キロは道路の上を歩いて戻れるから!
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俺なんてたいした人間じゃないし、ただ宇宙を見上げて生きてるだけだよ
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