高峰高原。雪に閉じ込められて温泉三昧

2014年02月14日(金) 〜 2014年02月16日(日)

• GPS: 57:35
• 距離: 4.9km
• 登り: 169m
• 下り: 223m

天候

雪

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

新幹線佐久平駅からJRバスでアサマ2000バス停。そこからは高峰温泉の雪上車による送迎。

写真

2/19 16:26

佐久平駅到着。ここから1日2本のJRバスで小諸経由アサマ2000バス停へ。

2/19 16:26

アサマ2000バス停には高峰温泉の雪上車がお出迎え。カッコイイ！

2/14 11:29

高峰温泉到着。スノーシュー、ストック、アイゼン、クロカンスキー、長靴、ゲイター、等、宿泊客には全て無料で貸してくれます。

2/14 11:41

こじんまりとした清潔な部屋。

2/14 11:56

この雪上車がまたワイルドでカッコイイ。

2/14 12:58

ガンガンに降る雪の中、スノーシューを借りて湯の丸高峰林道を池の平湿原方面に向かいますが、宿の方からは吹きだまりが大変な事になっているので、池の平湿原には入らないように、と注意を受けます。

2/14 12:58

では行ってきます。

2/19 16:25

案内板はかろうじて見られる状態。

2/14 13:00

スノーシュー初体験なのです。

2/19 16:08

真っ白だー。

2/19 16:07

正面に見えるのは水ノ塔山かな？

2/19 16:24

どこを写しても真っ白。

2/19 16:24

1時間程歩いた所で急な斜面が出現。後で聞いたら雪崩があったとの事。

2/19 16:24

それにしても何も見えん、、。

2/19 16:23

お約束の。これじゃ乾涸びたカエルだよ。

2/19 16:08

起き上がるのにひと苦労。

2/19 16:23

帰ってまいりました。

2/14 17:55

夕飯です。この他に天ぷらと鮎の塩焼がでました。素朴だけど工夫があって美味しい。

2/19 16:23

今日は日本酒で乾杯！

2/14 20:25

暖炉の前で濡れた靴や道具を乾かします。

2/14 20:30

灯がキレイ。

2/14 17:52

「ランプの宿」なのでいたる処にランプがあります。

2/19 17:22

こちらは脱衣所のランプ。

2/14 21:07

夜には五平餅のサービスあり。味噌を塗ってあぶって食べます。軽いのでぱくぱく食べちゃいます。

2/15 7:39

2日目も朝から吹雪。お休み処「朝霧」で、えさ場にやってくるリスや鳥を眺めていると飽きません。

2/19 16:22

食い意地の張ったリスがいつまでもえさ場を占領。

2/15 8:03

朝食です。

2/19 16:22

ホシガラス。

2/19 16:22

コガラかな？
この日は、当初の予定では高峰山までのスノーシュー講習（無料）に参加して夕方高速バスで東京に帰る予定でしたが講習会は吹雪で中止。それどころか、大雪で路線バス・高速バスも運休。上信越自動車道，国道18号も交通マヒ、新幹線・在来線も運休と交通手段が完全ストップ。結局この日も宿泊する事になりました。

2/19 16:21

さて、吹雪の中、水ノ塔山に向かいます。

2/19 16:21

誰も歩いていない真っ新の新雪を踏むのはキモチイイ〜！！　

2/15 10:54

赤いテープを目印に進みます。

2/15 11:08

スノーシュー履いていても結構沈むんです。

2/19 16:21

楽しい！

2/19 16:26

ここまで来た所で先が全然見えないし、吹雪もヒドくなってきたので引き返す事にしました。

2/19 16:20

相変わらず何も見えません。

2/19 16:20

スキー場も休業。

2/19 16:20

シャクナゲの花が葉を閉じて雪から身を守っています。

2/19 16:19

高峰山に行ってみる事にしました。

2/14 14:25

薄々感づいてたけど、てか、よく言われるんだけど、私、アシモだ。

2/19 16:19

誰も来てないのでトレース全くなし。プチラッセルでヘトヘトっす。私より体重の重いオットは、更に雪に沈むので大変。

2/19 16:19

誰もいないスキー場って、良くわからないけど、雪崩とかあったら嫌じゃね？って事でここらで引き返す事にしました。

2/19 16:18

相変わらず白い。

2/19 16:18

キレイですけどね。

2/15 14:56

冷えたからだを温泉で暖める贅沢！ランプの湯。雰囲気もお湯もとても良いです。

2/19 16:18

おやっ？！晴れて来た？

2/19 16:18

太陽だ！

2/19 15:32

一瞬、宿自慢の野天風呂に入れる事に。しかし腰まで沈む雪の道を5分程歩かなければならず、完全防備にスノーシューで。屋根も何も無く、お風呂とベンチがあるだけなので雪まみれ。吹きっさらしの標高2000mで吹雪の中真っ裸になるなんて、、。そこまでして風呂はいるかって感じ、笑。最高の湯と眺めでしたが。

2/15 17:49

定員4人。この篭を持たないと野天風呂には入れません。

2/15 17:52

夕食です。

2/15 17:56

今日はそば焼酎で乾杯！

2/19 17:22

お休み処に場所を移して吹き荒れる雪を見ながら二次会。

2/16 8:05

ツララがどんどん育ってます。

2/16 8:29

夜の間の吹雪で窓の外には雪の壁。

2/19 16:17

外に出てみました。

2/19 16:17

顔がイタい！息ができないー！

2/16 11:12

あ〜、中は暖かい〜。

2/19 16:16

お昼はお蕎麦が出ました。サービスです。こちらで打ったそばだそうで、美味しかった！

2/16 13:00

太陽が！

2/16 13:19

うおー！ここに来てから初めての青空！

2/19 16:16

自然の造形美ですね。

2/16 17:26

この日も交通はストップ。宿の方が除雪車を走らせ峠を除雪。その道を宿のクルマで佐久まで送ってもらいました。小諸も佐久も下界は完全に雪に埋もれ、大型車が何台も立ち往生し、乗り捨てられたクルマも多数。ここまでたどり着けたのは宿の方々が一生懸命頑張ってくれたお陰です。本当に感謝です。

2/16 17:49

凄い雪。

2/16 18:57

キヨスクで買ったワインを宿でもらったお菓子をアテに一杯。新幹線を待ちます。

2/19 17:22

佐久平の駅で、佐久市から水と非常用ビスケットの配給がありました。その心遣いに感動。

2/16 19:42

やっと新幹線が動きだした！この日中に帰れたのは本当にラッキーでした。

撮影機器：

EOS 6D CANON

EOS Kiss X7 CANON

iPhone 5s Apple

Xperia acro SO-02C SONY

感想

55mamikichi

関東甲信越が大雪に見舞われたそのまっただ中に、まさかこれ程の事になるとは思わず高峰温泉に向かいました。

当初の予定では1日目は高峰山などでスノーシューをして、翌日黒斑山に登って夕方には高速バスで帰宅する予定だったのですが、朝自宅を出る時から雪が降りしきっており、高峰温泉に到着した時は殆ど吹雪のような状態。

翌日晴れることを祈りつつ眠りに付いたのですが、目覚めると前日以上の激しい雪。全ての交通手段がストップした為、宿はこの日の新たな宿泊予定客を全部キャンセルし、前日に引き続き全員の宿泊客が連泊する事となりました。

その夜は風と雪が更に強まり、朝は吹雪の状態。この日は日曜日だったのでまだのんびりしていましたが、翌日は月曜日で仕事があるし、何としても帰らなくては！幸い長野新幹線は運行するという情報が入り、更に連泊して様子を見る事にした数人以外は下山する事に。

まずは宿の方が除雪車でチェリーパークラインを除雪して道を作り、アサマ2000の駐車場までは雪上車で。その先は宿のクルマで送ってもらいました。クルマの窓から見る小諸・佐久の市街は完全に雪に埋もれており、国道18号では大型車が何台も立ち往生、乗り捨てられたクルマ多数。渋滞を抜けて、17時半頃なんとか佐久平駅に到着。

山登りができなかった事は残念でしたが、高峰温泉の従業員の方々が本当に頑張ってくれて、そんな中でもユーモアを忘れず、素晴らしかったです。その他JRの駅員や除雪に尽力した職員の方も、道で交通整理を買ってでていたスバルのカーショップの方、佐久市の皆さん、色々な人の頑張りと心遣いに感謝一杯の心に残る旅でした。

コメント

ayamoekano

55mamikichiさん、こんばんは！
はじめまして！　ayamoekanoです。

冬期のアサマ2000スキー場や黒斑山までは行ったことはあるのですが、その先に高峰温泉の宿があるのですね。
ランプ、料理、お酒などなど、良いですねぇ〜！

55mamikichiさんのレコをとても興味深く、拝見させて頂きました♪

55mamikichi

Re: 55mamikichiさん、こんばんは！
ayamoekanoさん、おはようございます。はじめまして。
コメントありがとうございます〜！とても嬉しいです。

高峰温泉は宿の感じもスタッフの方々もちょっと山小屋風でありながら、ホスピタリティは旅館というスタンスが心地良い、とても良い宿でした。内湯は日帰り入浴も可能との事なので、機会がありましたら是非！