福寿草に会いに秩父大平山に登る
matusan
その他3人 
体力度について
- GPS
- 07:43
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,260m
- 下り
- 1,266m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 7:46
| 天候 | 晴れのち曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
登りは、新秩父線61号鉄塔経由の尾根ルートで大ドッケに登り、その後秩父大平山に登ったが、大ドッケから先は、前日に積雪があり、雪山山行になった。沢分岐から先は、ノートレースで雪山ハイキングを楽しむことが出来た。 下りは、福寿草自生地を経て沢ルートを下ったが、尾根ルートから福寿草自生地に下る南斜面は泥濘で滑りやすく泥だらけになったので、泥濘対策としての着替え等を考慮する必要がある。沢ルートは、かなり荒れており、浮石や斜面からの崩落個所等があり、転倒、落石に注意が必要である。また、カラ沢から細久保集落跡に至る旧林道部分の崩落個所は高巻きして通過したが、崩落が更に進んでいるため、滑落、転倒等に注意が必要である。 |
| その他周辺情報 | 渓流荘への駐車については、xsachixサン＆Waynさんの山行報告で教えて頂き、事前に秩父市老人福祉センター渓流荘に電話して駐車の許可をいただきました。(0494-22-7117) 大ドッケ 福寿草 満開🌼 秩父浦山：https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4078755.html なお、渓流荘は、コロナ禍のため現在入浴施設は休館中だそうです。 |
写真
当初は、尾根ルートでの下山を考えていたが、多くの方が沢ルートで登って来ていること、尾根に出るには泥濘の急坂を登らなければならないことから、沢ルートでの下山に変更!!沢ルートには、3/19に降った雪が残っていた!!
2
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒（保温性）
レジャーシート
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図（ブック）
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
|---|
感想
昨日3/20に福寿草に会いに山岳会の仲間3人と一緒に秩父大平山に登ってきた。当初の計画は、山岳会の先輩のT仙人からの直前情報をもとに、尾根ルートでピストンする計画だったが、尾根から福寿草原生地に下る急斜面が泥濘化しており、ズルズル滑ること、多くの登山者が沢ルートで
登って来ていること等を考慮し、登りは尾根ルートで大平山に直行し、下りは沢ルートで下ることに計画変更した。
当日の朝型の天気は、雲一つない快晴で福寿草探勝には絶好の日和だと思っていたが、9時ごろから上空に雲が拡がり始め、太陽が見えなくなった。その後、天気は曇り空となった。
地蔵峠からの尾根筋の登山路は、ところどころ名残り雪があったものの、地面が見えていた。しかし、大ドッケから先の尾根筋は、前日の積雪があり、完全な雪山ハイキングとなった。また、気温も1度〜氷点下1度の間を示す冬山で、尾根筋では冷たい風が吹き上げ、登山路の両側の樹木には霧氷が付いており、全くの雪山ハイキングとなった。
1350mの沢コース分岐までは先行者のトレースがあったものの、この分岐から先は、ノートレースの雪道となり、新雪時のルートファインディングを楽しむことが出来た。
大平山の山頂直下では、10�冂�度の積雪があったが、登り＆下りともに全てツボ足で歩くことができた。状況的には、2年前に東日原〜七跳山〜大平山〜福寿草原生地〜浦山大日堂を歩いた時と同じような雪山ハイキングとなった。
ただし、幸いなことに、前回のように福寿草は、雪の下ではなく、顔が見えていて一安心した。しかし、お日様が隠れてしまったため、花弁がしぼんでおり、折角の見頃の時期だったにも関わらず、いまいちだった。
福寿草自生地を出る頃は、当初の計画より大幅に早く下山できそうと思っていたが、沢ルートは、度重なる大雨や台風の影響で荒れており、登山コースの法面があちらこちらで崩落しており、結果的には当初計画とほぼ同じ時刻に下山という形になった。
また、沢ルートの登山路は、浮石が多く、枯れ枝や落石がルートを塞いでいる個所もあり、2年前と比べてかなり荒れていた。また、沢筋から林道に接続する部分の法面の崩落が進行しており、動物除けの柵の上部を高巻擦るコースが本ルートとなっており、上部から作業道に戻る下りは、防護柵のネットにつかまって降りる形を取らざるを得ない状況だった。
この他にも法面の崩落個所があり、この登山路を整備する主体が無い状況と思われ、今後、この登山路の荒廃が更に進むように思われ、何らかの対策が必要と思った。
いろいろあったが、変化に富んだ山行ができ、今年も大平山の福寿草と会えて大満足の山行となった。
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