中倉山

2022年03月20日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.8km
• 登り: 793m
• 下り: 793m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:45
• 休憩: 0:30
• 合計: 3:15

9:30 足尾銅親水公園
10:05 10:05 中倉山取付地点
11:05 11:35 中倉山
12:08 12:08 中倉山取付地点
12:45 銅親水公園入口BS

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

1280mの尾根合流からは雪あり。稜線で足首〜脛くらい。
1539波平ピークへの岩稜は両側切れ落ちたミックス地帯で、相応の装備を持たずに進むのは危険。

写真

松木渓谷は静かで良い場所です。

30分程で登山口

尾根に合流すると雪が出てきます

ようやく稜線に出た

素晴らしい

後方

孤高のブナ
銅採掘による鉱毒・煙害・山火事の影響から当時唯一生き残ったとされる伝説のブナです。

波平ピークへの岩稜帯。
写真では伝わりにくいが両側切れ落ち、上部に行くほど雪が多くなるミックス帯になっている。この時は装備を持ってきていなかったのでここで撤退。

ブナと人々

帰り道、電柱に「硫酸39号」と書いてあるのを見つけました。
なんでしょう…？

ここで飯を食った

松木渓谷周辺の再生状況
緑色は緑化再生区域、黄色は荒廃区域です。
足尾の治山事業が始まって50年経った今でもこれほどの荒廃区域が残っています。完全に再生するには向こう何百年という時間が必要でしょう。

感想

ponzu613

雪山もいいのだが、冬枯れの山を登りたくなった。2回目の中倉山。1回目は松木ジャンダルムからだったが、今度は普通に登った。
稜線は風が強く寒かったが、天気も良く人も少なく、残雪の稜線漫歩と枯れた山の哀愁を楽しめた。

足尾銅山の回復事業には脱帽します。
鉱毒と煙害に侵され死の山だったのを、地道な努力でよくぞここまで回復したものです。
これから渓流釣りが解禁され、登山者も夏になるにつれ多くなりますが、ゴミを持ち帰る等当たり前のマナーを守り、先人の努力を無駄にしないよう足尾の自然を大切にしてほしいと願います。