久須美鼻〜鷲羽山〜児島港☆潮が満ちるまでの間に
- GPS
- 01:37
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 242m
- 下り
- 255m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
久須美鼻から海沿いは岩壁となっており、歩くことが出来るのは干潮時のみ 砂浜の西側は下電ホテルの敷地なので宿泊客でなければ立ち入り禁止かと |
写真
感想
前日は児島半島の海に面した下電ホテルに泊まっていたので、早朝に日の出を期待して鷲羽山を訪れる。東の方角にはオレンジ色の朝焼けが広がってはいるが、残念ながら太陽が昇る方角には雲が広がっているのだった。
この日は塩飽本島に渡るべく、鷲羽山を越えて児島港に向かう予定だが、その前に児島半島の突端部にある久須美鼻を訪れる。
下電ホテルから車道を歩くと久須美大師堂の手前から海辺に降りる細い道があり、低木の樹林を抜けると忽然と海辺に飛び出し、目の前には緑色の灯台が現れる。灯台の下からは東の空の雲の上から太陽が顔を出し、海に眩しい反射を落としている。
久須美鼻のあたりは岩が露出しているが、沖合いから急速に潮が満ち始めている。海沿いは岩壁が続いているが、潮が引いている間は何とか海沿いを歩くことが出来そうだ。
岩場を無事、通過すると下電ホテルの手前の砂浜に出る。ここからは難なくホテルの前のプライベート・ビーチへと歩くことができるが、ここはホテルの敷地内になるので、立ち入ることが出来るのはホテルの宿泊客ならではかもしれない。
ホテルで荷物をピックアップすると再び鷲羽山へと向かう。鷲羽山でも随所で桜の樹が満開の花を咲かせている。360度の展望が広がる鐘秀峰を越えて鷲羽山の北側に降りるとかつての下津井電鉄の鷲羽山駅に至る。
ここからはしばらくは東側に児島の港湾を眺めながら下津井電鉄の線路跡である風の道をたどる。海沿いの長閑な車窓風景を眺めながらの列車の旅はさぞかし魅力的だろうと思われるが、下津井電鉄が運行している間に乗る機会がなかったのが残念だ。下津井駅〜児島駅が廃業したのは1991年のことらしい。
琴海の駅では道の右手の桜の樹が咲いているが、前回訪れた時にはホーム跡に咲いていた桜の樹々はすっかり花が散っていた。倉敷シティ病院の前では桜並木が道沿いに続いている。
児島港までの時間の読みが甘かったせいか、ここから児島港まで1.5km近くあるが、塩飽本島への船の出航時間まで20分ほどといつしか時間が迫っていた。港まで足速に歩いて、何とか出航の数分前に到着することが出来る。
塩飽本島行きの船は児島港を出ると久須美鼻のすぐ沖合を瀬戸大橋へと向かうことになるが、灯台の周りや先程歩いた岩壁の下はすっかり潮が満ちていた。
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