うららと 権現山・麻生山・三ツ森北峰
- GPS
- 06:43
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 949m
- 下り
- 1,168m
コースタイム
天候 | 晴れ、薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路 杉平入口BS〜猿橋駅 |
写真
感想
春が帰ってきた。鳥沢駅も、四方津駅も、その沿線の桜並木は満開だった。猿橋駅前の1っ本桜も見事に花開いていた。春爛漫である。
今日も浅川BSまで行き権現を登る。峠まで順調に進んだ。登山者は多かった。珍しく峠から扇に向かう人たちもいた。尾根に出てから権現へはなだらかな山道を進んでいく。やや薄曇りの天気である。登りで会った人が早速下ってきた。扇へ向かうという。いつものことだが、権現の急斜面からの登りになるとスピードが落ちている。登り切って山頂に届いた。先にいた人たちは用竹へ、扇へと降りていく。私も下山に入る。麻生山との分岐に着いた。未明の雪が残っており斜面では慎重になる。未踏の麻生山ルートに踏み込む。分岐から麻生山までは小ピークはあるものの気持ち良い稜線歩きであった。麻生山の標識を見落とすほど長閑な山稜である。
山肌には雪が残っている。遠い山々は白い。快適な1時間が過ぎて、次の三ツ森北峰に休まず向かう。前半はなだらかな登山道も後半から一変する。痩せ尾根を登り、下る。やがて、岩の多い場面が出現する。残雪が目立ってきた。岩の壁を乗り越え、またその壁を降りる。ほぼ垂直の壁は時間が掛かってしまう。ここで後ろに人の気配があった。誰とも会わず、雪面の1人のトレースだけを頼りにここまで来た。その方も初めてという。先に行ってもらった。そんな岩壁を通り過ぎると北峰まですぐそこにあった。北峰からの眺めは絶景である。山頂には鏡が吊り下げられている。まるで杓子の釣り鐘のようだ。誰もおらず暫し休憩する。富士も天辺だけ顔を出していた。大福を平らげ炭酸水を飲み干して下山にかかる。問題はここからだ。登山道は深い落ち葉の中に埋もれている。事前にヤマトモのp×××さんから情報をもらっていたので用心して下る。はっきりと登山道であるところは気を抜いた。枯葉広場に出ると目を凝らした。探すべくはリボン。リボンを頼りに枯葉道をサクサクと入り込む。次のリボンを見つけて方向を確認する。枯葉の原っぱが多くリボンのないところもあった。枯葉の濃淡を見極めトレースを確認する。誤って別の尾根筋に入り込んだらOUTである。1歩1歩慎重に標高を下げていく。ようやく原っぱを抜け出し神経戦を終えると疲れを感じた。思ったことは杉平入口BSから北峰を登る人がいるのだろうということだった。だからか、原っぱを抜け出すとはっきり登山道と分かるようになった。標識はほぼなし。ヤマレコの音声に警告はなかった。ほぼノーミスでルートを辿っていることに安堵した。権現から扇のルートは何回か経験している。気になっていた三ツ森北峰が今回の課題であった。山から抜け林道へ、林道から国道に。杉平入口のBSは目の前にあった。達成感があった。ヤマレコの登山終了をタッチした。
コメント
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昨日は権現山に登られたのですね。当方も予定していたのですが、前日は全国的に雨模様だったので駐車場の状態など不安もあったので急遽丹沢に行くことにしました。gijinさんの記録では大した積雪ではないようなので予定通り権現山に行けばよかったなと思います。浅川起点に麻生山から南に派生する尾根を登り権現山に周回する予定でしたので権現山辺りで出会ったのではないかと想像します。
そうでしたか。この日は、浅川で下車する人も多く、もしかしたらヤマトモさんと出くわすのでは、思ったところでした。下りは雪は慎重になりました。やはり滑ります。
この権現〜北峰のルートは基本尾根歩きなので、静かで楽しかったです。yasujiさんはベテランで健脚ですから十分に楽しめると思います。
次回は是非チャレンジしてみてください。レコ楽しみにしております。
コメント失礼します。
今日は一気に冬。
山梨県は、標高700から上は雪景色。
記録はあげませんが、県南部の山で雪舞う中、遊んで来ました。
天候の急変に、体が付いて行きません。
おはようございます
この日は、丹沢が白い、という日記投稿
をみて、雪が降ったことを知りました
今日も冷たい雨が降っています
山は雪なのでしょうか
寒暖の差が激しく
体調不良にお互い気を付けたいものです。
コメントありがとうございました
麻生山と三ツ森北峰の初踏破おめでとうございます!
殊の外雪が残っていたようですが、ほぼノーミスということでなによりです。
gijinさんのレコを読んで、最後の下りの滑る枯れ葉に難儀した時の記憶がまざまざと蘇りました。
鏡の山頂からの絶景も変わらず、懐かしく、また登りたくなりました。
おかげさまで、麻生山ルートを踏破することができました
北峰の素晴らしい眺望に魅了されました
ユニークな吊り鏡に何か由来があるのか?でした
北峰に至る手前の岩稜には手こずりました。特に降りるとき
ほぼ垂直な壁を、しかも雪が被って三テン確保に難儀しました
落ち葉原っぱにも難儀しました。テープ探しに注意を払い
ました。
お気に入りコースに入れときました。
ありがとうございました。
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