南房総 烏場山〜和田浦駅から花嫁街道を行く

2014年03月08日(土) [日帰り]

• GPS: 05:18
• 距離: 15.1km
• 登り: 529m
• 下り: 532m

コースタイム

09:26 和田浦駅
09:55 花嫁街道入口
10:15 第一展望台
10:25 第二展望台
10:32 経文石
11:04 見晴台（カヤ場）
11:10 第三展望台
11:17 烏場山 11:28
11:43 旧烏場展望台
12:01 見晴台
12:12 金比羅山
12:20 黒滝 12:28
12:34 はなぞの広場
13:03 抱湖園
13:24 浜千鳥歌碑
13:47 道の駅和田浦WA・O 14:29
14:36 和田浦駅

天候

アクセス

利用交通機関：

電車

町田→新宿　小田急　　　　　　　　　　　　　　　360
新宿→千葉→館山→和田浦　JR総武線・内房線　　　2,520


起点・終点：和田浦駅

和田浦→館山JR内房線　　　　　　　　　　　　　　400
館山→新宿　JR内房線・総武線　特急新宿さざなみ　2,210+1,810
新宿→町田　小田急　特急ホームウェイ　　　　　　360+400

交通費計：8,060

コース状況／危険箇所等

○花嫁街道〜花婿コース
・どちらも危険箇所なし。
・和田浦駅に詳細なコースマップが置いてある。なかなかいい出来。
・でもせっかくの素晴らしいコースマップもあまり見る機会がないくらいに、コース中に案内版はたくさんある。
・展望は、カヤ場では南側、第三展望台では北側、烏場山の山頂では木の合間から北側と南側が少しずつ。
・山の桜はもう1月くらい先か。麓の元朝桜はもうほとんど終わり。

○食事
・道の駅和田浦WA・Oのレストラン。　くじら料理が食べられる。

写真

3/8 21:27

内房線の車窓から。

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和田浦駅に到着。
普通列車を乗り継いで4時間半くらい。

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和田浦駅。
駅前には見事なソテツ。

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案内に従って、花嫁街道を行く。
和田浦だし、くじらかな？

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道々に古い石仏がある。

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1つ屋根に並んで。

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春先はこういう道も心地いい。

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うな陣。

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案内は多くあるので迷わないで済む。

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内房線の踏切を渡ると、花畑のビニールハウス。

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黄色のスイセン。

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花嫁街道と花婿コースの分岐。

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花嫁街道を行く。

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花嫁街道の入口。

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このあたりは、ちょっと変わった形のスイセンが多くあった。

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マムシグサ。

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ソテツの倒木。

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本日の秀木はこれ。
見事な枝振り。

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第一展望台。
でも展望なし・・・

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続いて第二展望台。

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第二展望台からは海が見える。

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第二展望台を過ぎるとマテバシイ林。

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マテバシイ林の道。

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経文石。
昔は岩の下側に道があって、そこから岩に彫られた梵字が見えたのだとか。
今は風化して見えなくなり、道も岩の上側を通るように付け替えられたらしい。

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経文石からも海が見えた。

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あれが目的の烏場山。
なだらかな稜線。

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じがい水。
水は見つけられなかった。

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駒返し。
ここにもベンチがあって休憩できるが、展望は少なめ。

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駒返しから少し進むと開けたところに出る。

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ここが見晴台。別名カヤ場。

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展望は南側のみ。
桜の木が多い。

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カヤ場は広々としているので、休憩には最適。
桜の頃が一番良さそう。

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次は第三展望台。
ここは北側の眺めがいい。

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山頂にドームがあるのは、千葉県の最高峰、愛宕山。

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愛宕山はなかなか手軽には行けない所・・・
自衛隊の駐屯地になっているので、登るには事前に申請が必要。

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あれは、伊予ヶ岳。
岩が特徴的。

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西側の眺め。
房総半島は低山ばかりだが、とても広大で見所たくさん。

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なんだか枝の付き方がすごい。

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山頂へは階段をもうひと登り。

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山頂に到着。
房総の名山が並んでいる。

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烏場山は新日本百名山。

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そして房州低名山。

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烏場山の三角点。

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山頂の花嫁さん。

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南側には海。

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烏場山の山頂はそれほど広くない。

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西側には伊予ヶ岳。
よく見ると、伊予ヶ岳の上にあるのは富士山。

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下りは花婿コース。

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まるでタケノコのように生えているのは、マムシグサ。

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アオキの花はもう少し先。

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旧烏場展望台。
周りの木が成長しすぎて、展望は少なめ。

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見晴台。ここは東側が少し見える。
このコースは展望台とか見晴台が多いな・・・

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マムシグサ。
道脇にたくさんある。

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金比羅山。
ここも展望は少なめ。

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金比羅山を過ぎると、小さな祠がある。

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花婿コースの起点。

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次は黒滝へ。

3/8 21:39

えらく立派な階段がある。

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立派な東屋があるのに、肝心の黒滝は、遮るものがちょっと多い。

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滝不動。

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向西坊の入定窟。

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川縁の道になる。

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黒滝。
東屋よりここの方がよく見える・・・

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増水すると水没しそうな道。
・・・すでに増水しているのか。水も濁っているし。

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こういう道もいい。

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黒滝の入口。
はなその広場の片隅にある。

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はなその広場。

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川面の桜。

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次は抱湖園の方へ。
花木園＝抱湖園のようです。

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このあたりはソテツを植えてあるところが多い。

3/8 21:42

少し登り返して、抱湖園に向かって下る。

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まだ河津桜の頃なのに、終わりかけの桜が多い。

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ソテツ並木。

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桜に青空。
でも空は少し霞んでる。

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抱湖園。

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終りかけの桜は1下旬から2月下旬に咲く「元朝桜」だそうだ。
これはその原木に残っていた花。

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この小さな池を囲むようにあるから抱湖園、なのかな。

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スミレ発見。

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スミレのとなりにツクシの塔。

3/8 21:44

抱湖園の入口。

3/8 21:44

これも元朝桜なのかな？

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和田町花園。

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地名の通り花がたくさんの町。

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桜と菜の花。

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桜が満開。

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菜の花のある風景。

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春。

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ハウスの中にも花いっぱい。

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ポピー。

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花の季節は麓の集落歩きも楽しい。

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和田町は花の町。

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ちょっと寄り道。

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浜千鳥の歌碑。

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花園海水浴場。
西側。

3/8 21:47

花園海水浴場。
東側。

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しばらく国道を歩いて、道の駅に寄り道。

3/8 21:48

和田浦といえば、鯨。
日本で5箇所の「小型捕鯨」が行われているところ。

3/8 21:48

道の駅和田浦WA・O。
まだ新しい道の駅。

3/8 21:48

道の駅で昼食。
くじら丼。
載っているのはくじらのカツと竜田揚げと刺身。
箸置は落花生。

3/8 21:48

くじらコロッケを食べながら駅に向かう。

3/8 21:48

道の駅は和田浦駅のすぐ裏手にあるのだが、繋がっていない。
駅に行くには向こう側に回り込まないといけないため、10分くらいかかる。

3/8 21:48

和田浦駅に戻ってきた。

3/8 21:49

和田浦駅。

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駅の跨線橋から海が見える。

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駅にも菜の花。

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駅のホームのキンセンカ。

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館山駅で特急に乗り換え。
時間までお土産探し。

3/8 21:49

館山駅の西口。
こっちには食事処はあるが、土産店はない。

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館山駅の東口。
土産物屋はこっちにあった。

3/8 21:50

帰りは特急新宿さざなみ。

3/8 21:50

車内のおやつ。
びわゼリーと房総サイダー。
（房総サイダーは「びわ風味」で無果汁だった・・・）

撮影機器：

PENTAX K-5 PENTAX

感想

WashiTabi

今回は、南房総の人気の山、烏場山。
車で行けば早いのに、始発電車に乗って普通電車を乗り継いで、4時間半くらいかかって和田浦駅へ。

花嫁街道から花婿コースにかけては、急斜面も少なく緩やかで歩きやすい道。
コース中の展望は少なめながら、展望台とか経文石などのポイントが程よい間隔で現れて、いつの間にか時間が過ぎていく感じ。
山の桜はまだまだだったが、桜の木はたくさんあったので、もう1月もするともっと良くなりそう。
一転、麓の抱湖園にある「元朝桜」はもうほとんど終っていた。こっちは1〜2週遅かったか。

このコースの見所は山だけでなく、麓の和田町は花の町。
菜の花に桜。そして道々に花のビニールハウスがあって、一足早い春を楽しめた。

そして食。
和田浦は「くじら」でも有名。
日本で5箇所の小形捕鯨を行っているところで、くじら料理を食べられる。
今回は、まだ新しい道の駅和田浦WA・Oのレストランで、くじら丼を食べた。
肉と魚の中間のような感じでなかなかいける。

展望あり花ありくじらあり。
あとは温泉があれば完璧なのだが、人工泉でもいいので作ってくれないかな〜
やっぱり房総は春先が一番。

○コース参考
・山と渓谷社　新・分県登山ガイド[改訂版]11　千葉県の山　「42　烏場山・花嫁街道」

○すべての写真（Googleフォト）
https://goo.gl/photos/TKTkwPL3YCx837ib7